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『ヤシガラ培土』で儲かる農業の実現へ!メリットだらけの“未来の培地”の実力とは

『ヤシガラ培土』で儲かる農業の実現へ!メリットだらけの“未来の培地”の実力とは

海外ではスタンダードになりつつある「ヤシガラ培土」をご存知ですか。ココナッツの繊維で作られるヤシガラ培土は、農作業の省力化やコスト削減、環境への配慮、ゴミ削減などを実現してくれるメリットの多さから注目されています。その中でも高品質でなおかつ使いやすいヤシガラ培土を提供しているのが『株式会社リニア』です。今回は、リニアのヤシガラ培土を利用している『株式会社げんき農場』を訪れ、ヤシガラ培土の魅力をお聞きしました。

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開設1年目から大きな収量と売り上げを記録した新しいイチゴ農場。そのミッションは「もうかる農業」の実現

2020年に設立し3年目となるげんき農場は、ビニールハウスなどを扱う『渡辺パイプ株式会社』のグループ会社です。

ビニールハウス6棟、7200平方メートルの面積でイチゴを栽培しており、定植本数は約4万5000本。静岡の紅ほっぺや三重のかおり野、地元埼玉のあまりんとかおりんなど7品種を栽培しています。

げんき農場は、渡辺パイプの製品を使ってイチゴの栽培をしており、いわばショウルームやモデルハウスのような存在。顧客が見学に訪れて、製品をどう使えば良いのか、上手な活用方法などを知ることができる場となっています。

「製品を見て知ってもらうだけでなく、げんき農場には大きなミッションがあります。それは『もうかる農業』のモデル作りです」と話すのは、げんき農場の農場長を務める服巻拓(はらまき・たく)さん。

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げんき農場の服巻さん。農場長になる以前は渡辺パイプの製品を販売する業務に就いていました

げんき農場では、自社製品に精通し、栽培への生かし方を熟知している渡辺パイプの社員が運営を行うことで、1年目から平均的なイチゴ農場と比べて約1.5倍になる年間6tの収穫を実現。売り上げも一般的なイチゴ農場が10アールあたり500万円であるのに対し、倍の1000万円を達成しました。

地元の直売所やスーパーだけでなく、自社サイトやECサイトでのネット販売に力を入れたことや、ふるさと納税の返礼品に登録されたことで、売り上げが伸長したといいます。

また、げんき農場では廃棄ロスを防ぐ取り組みも積極的に行っており、出荷基準に満たない大きさや形状のイチゴは冷凍保存し、かき氷やスムージーに加工してキッチンカーで販売しています。その結果、廃棄率は5~10%とロスの少なさは圧倒的。ムダが少なく効率的な、かつ収益性の高い農場を継続できています。

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げんき農場で栽培されるイチゴの様子。地元レストランと共同開発したレアチーズケーキやスコーンにも使用されています

「渡辺パイプの製品を使えば『もうかる農業』が実現するんだ、ということをげんき農場を通して知っていただければ、より製品に興味を持ってもらえるはず。だからこそ、しっかりと『もうかる農業』にするため、開設以来、さまざまな取り組みや改善を行ってきました。その中の一つが、培養土をはじめとした複数の培地の使用をやめ、ヤシガラ培土による栽培の統一です」と服巻さんは話します。

げんき農場が目指す「もうかる農業」、その実現の鍵となるのが『ヤシガラ培土』

「1年目は培養土やヤシガラ培土に加えて、複数の培地でイチゴの生育度や収量を比較しました。その結果、ヤシガラ培土は根の張りや保水性、保肥力が培養土に比べても遜色がなく、イチゴもしっかり育つと分かりました。そこで、省力化が可能なヤシガラ培土に統一したのです」と服巻さんは話します。

ヤシガラ培土は、その名の通り椰子(ココヤシ)の果実の殻が原料です。そのため、乾燥した状態だと培養土と比べ圧倒的に軽量となっています。高い位置に栽培棚を設けているげんき農場では、培養土を棚に入れようとすると、持ち上げなければなりません。重い培養土では、この作業は男性にとっても重労働。

「イチゴの培地を作るのは、8月頃。夏のハウス内は40℃を超える温度となります。その中で20kg以上の培養土を持ち上げて入れていくのはとても大変でした。ですが同じ容量になるヤシガラ培土は、乾燥時は3kg弱。女性でも軽々持ち上げられます。また形状も自由にカスタマイズできるので、棚に合わせて作ってもらえたことで設置も簡単でした」。

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株式会社リニアのヤシガラ培土。水を掛けると膨らみ、20kgの培養土と同じ容量になる

ヤシガラ培土は適度に繊維が絡み合ってできているため、肥料はキープしながら、通気性や排水性もよかったと服巻さん。

その影響か、培養土と遜色のない根張りの良さに驚いたといいます。また、ヤシガラ培土は3~5年利用できるものがほとんど。リニアの製品に至っては8年も入れ替え不要なため、省力化だけでなくコスト削減にもなるといいます。

「2023年から株式会社リニアのヤシガラ培土を導入しました。コロナ禍で、これまで使っていたメーカーのヤシガラ培土が在庫不足かつ調達に時間がかかったのが大きな理由です。まだ定植したばかりですが、とてもいいヤシガラ培土だなと手応えを感じています」。

これまでのヤシガラ培土に比べて、リニアのヤシガラ培土の良い点は、主に6つ挙げられると言います。

株式会社リニアのヤシガラ培土

・膨らませる際に硝酸石灰水溶液を推奨するメーカーもあるが、リニアのヤシガラ培土は水だけでOK
・低ECなので、使用前に洗い流す準備を省略できる(EC=含有塩分濃度の指標)
・肥料が配合されていないため、既にある肥料と合わせて計算し、肥料を調整する必要が無い
・上記などの理由で、準備が簡単で、すぐに栽培が始められる
・ベンチやプランターのサイズに合わせてヤシガラ培土製品をカスタマイズ可能
・低ECなので、加水後の排液がキレイ

「ヤシガラ培土はメーカーによってさまざま。ものによってはイチゴの根がやられてしまうほどECが高く、徹底的に洗浄しなければいけません。そのためECの数値は採用の決め手になります。リニアは洗浄の必要が無く、省力化はもちろんコストも抑えられました」と服巻さんは話します。

リニアのヤシガラ培土は、出荷前に徹底した洗浄を行っていることも、大きな特長の一つ。他企業よりも多く、複数回の洗浄を行うことで、高品質で低EC、さらにケミカル不使用で100%有機のヤシガラ培土となります。低ECのため、準備で特別な洗浄をする必要がありません。

また、日々の水やりでも、排液がキレイなため、ハウス内の汚れが少なくなります。そもそもヤシガラ培土は培養土と比べて汚れにくい特長がありますが、排液の色がほとんどつかないので、さらにキレイに見えるとのこと。渡辺パイプのショウルームとして、見学者も多いげんき農場にとって大きなプラスだといいます。

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2023年3月にできたハウス内の様子。吊り下げ式を採用したことで作業性が高く、まったく汚れも見られない

「キレイなハウスを見ていただき、『もうかる農業』ができるとわかってもらえれば、『自分たちにもできるかも』『農業にチャレンジしてみよう』とお客さまに感じてもらいやすい。準備が簡単で、特別な知識を必要とせず、入れ替えなくても長く使えるリニアのヤシガラ培土は、新規で就農を志す人にはピッタリじゃないでしょうか」と服巻さんは話してくれました。

日本の農業の未来を変える存在「ヤシガラ培土」。高品質でその変化を後押しする株式会社リニア

「リニアが扱っているのは、EUや北中米でトップシェアを誇るスリランカの企業『GALUKU』のヤシガラ培土です。基準や評価の厳しいEU・北中米諸国での実績が、その品質の高さを物語っています」と話すのは、株式会社リニアの代表取締役 篠田純一(しのだ・じゅんいち)さん。

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株式会社リニアの篠田さん。海外各国に自ら赴き、日本での高品質なヤシガラ培土の普及に心血を注いでいます

ヤシガラ培土はスリランカ・インドの他、インドネシア、ベトナム、アフリカ諸国でも生産されていますが、主要生産国であるスリランカとインドに複数の生産工場を持つGALUKUのヤシガラ培土は、徹底した品質管理と安定供給が可能であるのが特徴。高品質なヤシガラ培土を世界の養液栽培市場に供給しているトップメーカーだと篠田さんは話します。

「リニアは、仲介者や現地商社を介さず直接取引を行っています。そのため、GALUKUスリランカ・インドの製造現場に、日本の農業の実態、そして農家様の要望を直接伝えることが可能で、日本市場向けにカスタマイズされた安心安全のヤシガラ培土をお届けすることができます。併せて、製品の品質に関する情報はもちろん製造現場についてもお客さまに適時開示し、ご要望があれば現地工場のご案内も可能です。

『このヤシガラ培土は、どこで、どんな人たちが、どのように作っているかが分かる』。この透明性が安心感でもありますし、全て開示できることが、リニアのヤシガラ培土の品質の高さやブレの無さに繋がっています。

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リニアのヤシガラ培土は、使用後に可燃物としての廃棄も可能。圃場などの土にすき込んで土壌改良材として使うこともできます

※廃棄する場合は、各自治体等の処理方法をご確認ください。

ヤシガラ培土を現地商社を通して購入する場合、現地商社の都合で製品の製造業者を勝手に変更されたり、ひどい場合には複数の製造業社の製品が混在することもあると言います。リニアは製造メーカーであるGALUKUとの直接取引によってこうした事態を防げるだけでなく、使用感や農場からの要望などのフィードバックも伝えやすい環境が整っています。

また、初めてリニアのヤシガラ培土を利用する場合は、まず無償サンプルを提供し、テストをしてもらっています。これも高品質に自信があるからこそ。実際に導入される場合は、篠田さんが農場の栽培現場を訪問し、ベンチのサイズなどを実測。栽培環境・設備にあわせた製品をカスタマイズして提案してくれるそうです。また、栽培品種などに合わせて、ヤシガラ培土の粒度の調整も可能だと言います。

「柔軟な対応ができるのも直接取引をしているから。なにより、リニアもGALUKUも、まだまだヤシガラ培土が浸透していない日本に、その良さを広め、多く使ってもらいたいと思っているからです」と篠田さんは話します。

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ヤシガラ培土のメッシュ(粒度)の見本。栽培品目や用途によって、カスタマイズが可能です

「ヤシガラ培土はこれからの農業に必要な製品。イチゴをはじめ、トマトやきゅうり、パプリカ、ブルーベリーなど養液栽培が可能な作物にはとても適した培土です。ぜひ多くの農家さまに使っていただきたいですね」と篠田さんは話します。

株式会社リニアでは、農業法人や大規模農園からの大きなオファーだけでなく、個人農家さんなどからの少量オーダーにも応えています。現在はグループを作ってまとめて購入してもらうグループオーダーの利用が可能。さらに少量から購入できる方法も検討しています。

日本でも今後、さまざまな作物の培土としてスタンダードとなっていくであろうヤシガラ培土。そのなかでも安心で高品質でありながら、省力化や栽培コスト減にも貢献するリニアのヤシガラ培土を、試してみてはいかがでしょうか。

株式会社リニアのヤシガラ培土についてはこちら

取材協力

◆渡辺パイプ株式会社
https://www.sedia-system.co.jp/

◆株式会社げんき農場
https://www.sedia-green.co.jp/farm/index.html

問い合わせ先

株式会社リニア
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-2-14 新槇町ビル別館第一 2F
https://www.lnr.co.jp/

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