大根&豚肉のザクザクキムチ鍋
体の芯から温まるキムチ鍋。
大根の切り方を工夫するだけで、ザクザク食感のおもしろい鍋を楽しめます。
大根は皮をむいて縦半分に切ってからスライサーで薄くスライスします。
スライスすることで火が通りやすく味も染み込みやすくなり、独特のザクザクとした食感が楽しめますよ。
ニンジンも同じようにスライスします。
豚肉は薄切りがおすすめ。今回は肩ロースを使いましたが、バラ肉でもおいしくいただけます。
その他の具材はミズナ、ニラ、マイタケ、シメジ、大豆モヤシを準備しました。
スープは市販のキムチ鍋のもとでもかまいませんし、キムチペーストにみそやしょうゆを加えたものでも大丈夫。すりおろしたニンニクやショウガ、ユズなどを加えるとより風味がよくなります。
大根、ニンジン、豚肉をはじめに加熱します。
沸騰するとアクが浮いてくるので取り除きます。
他の具材も投入していきます。
最後に豆腐を入れて、一煮立ちしたら完成です。
寒い日にうれしい一品ですね。
大根と豚肉のさっぱりマース煮
「マース」とは沖縄の方言で「塩」のこと。
豚バラブロックと大根を一緒に煮込むだけで、トロトロしみしみのおいしい料理に。
大根は皮をむき3センチほどの輪切りにして、さらに縦にカットします。
豚バラブロックは4センチほどにカットします。ゆでると縮むので、ちょっと大きめに。
ニンジンも加え、臭み消しのショウガと青ネギを入れて下ゆでします。
じっくり火を通したら、塩で味付けをして完成です。
豚バラ肉は煮込めば煮込むほどトロトロになりますよ。
表面に浮いた脂を取り除けば、脂身に見える部分は美肌効果が期待できるコラーゲンのかたまりです。
塩だけの味付けとは思えないほどの深みある味わいに。
おでんが大好きな方にもおすすめです。
大根と豚バラのコーラ煮
マース煮で下ゆでした豚バラブロックと大根を取り分けて、違う味も楽しめます。
下ゆでした大根と豚肉にゆで卵を加えます。
コーラとしょうゆをたっぷり入れて、じっくりコトコト煮込みます。
味が染み込んだら完成です。今回はさっぱり目に仕上げましたが、もっと煮詰めて濃厚な味付けにしてもおいしいですよ。
意外性がありますが、コーラの甘みとスパイス感がとてもいい仕事をしてくれます。
黒糖で煮た雰囲気に近い味で、白ご飯が食べたくなる甘じょっぱい一皿です。
豚しゃぶおろしポン酢
大根おろしと豚肉の相性も抜群。豚肉の脂を大根おろしがさっぱりと受け止めてくれます。おろしポン酢でいただく豚しゃぶは、温でも冷でもおいしくいただけます。
鍋に昆布を入れておきます。昆布のだしがよく出るのは、常温から70度くらいまで。それ以上になるとぬめりや雑みが出てしまいます。
鍋を加熱して、昆布は沸騰する前に必ず上げます。
昆布のグルタミン酸と豚肉に含まれるイノシン酸の相乗効果でうまみがアップします。
豚しゃぶにはできるだけ薄切りのお肉がおすすめ。
ロースでもバラでも、薄くスライスされたものなら大丈夫です。
豚肉以外には白菜、ミズナ、エノキ、ニンジンなどの具材を使います。
大根おろしはポン酢たれに加えます。
細かくおろすより荒くおろすほうが水分が出にくく、ポン酢が薄まってしまうのを防げます。
沸騰してきたら豚肉を泳がせてしゃぶしゃぶします。
お好みでユズや唐辛子など、薬味でアクセントをつけるとよりおいしくいただけますよ!
フライパンで作るワンパン豚汁
大根と豚肉の相性の良さがわかる定番料理が豚汁です。
根菜やきのこなど、ご家庭にある具材をたっぷり入れて召し上がれ。
作業前にだし用の煮干しと昆布をボールに張った水に入れておきます。
煮干しはイノシン酸、昆布はグルタミン酸。単体でも十分においしいだしがとれますが、両方が出会うと相乗効果で5倍ものうまみが感じられるそう。
具材は大根をはじめ、ニンジンや里芋、きのこ類など。
サツマイモかカボチャのどちらかを入れると、甘みがプラスされてより深みのあるおいしさになりますよ。
豚肉はどの部位でも大丈夫。他の料理で余った豚肉で十分です。
はじめに豚肉を炒め、その後にサツマイモ以外の具材を炒めます。
サツマイモやカボチャは溶けて崩れやすいため、後から入れるのがおすすめです。
具材を炒めたらだしを加えます。煮干しと昆布も入れてしまって大丈夫。
沸騰するとアクが出るので、しっかり取り除いてください。
煮立ったらそのまま放置して、余熱で火を通します。
根菜類に火が通ったらサツマイモときのこを加えて加熱します。
みそは自宅で作った手前みその1年ものと3年ものをミックスして入れました。
最後に豆腐と刻み揚げを加えました。
彩りのためにベランダ菜園で育てているネギを数本収穫して……
今回は斜めにカットしています。
やはり和食はほっこりしますね。サツマイモを入れることでふくよかな味わいに。
1日寝かせて味が染み込んだ豚汁もおいしいです。
大根とベーコンのかんたんスープ
忙しい朝でもかんたんに作れるスープもご紹介します。
材料はベーコン1枚と大根、ニンジン。パセリがあると色と香りが引き立ちます。
ベーコンはパチパチと飛び跳ねるくらいまでしっかり炒めるとカリカリ食感が生まれます。
刻んだ大根とニンジンを加えて炒めます。
火が通ったら水とコンソメを加えて完成です。
10分〜15分ほどで体がぽかぽかになるスープができました。
お好みでショウガを加えるのもおすすめ。
冷蔵庫にある野菜を入れて、具たっぷりスープにするのもいいですね。
手軽に作れるのが魅力の一品です。
大根と豚肉で、おいしい日常を
冬に旬を迎える大根は、値段もグッとお値打ちになります。
さまざまな料理に活用できるので、ぜひ割安感のある1本まるごとの購入を。
大根は冷蔵庫で保存しておけば2週間ほど召し上がれるので、この記事を参考に多彩な料理にチャレンジしてみてください!