いかに回転数を増やして収益を上げるか 失敗も重ねながら試行錯誤の日々
全国有数のナスの生産県、熊本。
この熊本でナス栽培を手掛ける田中栄一さんは、45アールのハウスで、通称「デコナス」と呼ばれる品種を栽培しています。
出荷本数は年間なんと、100万本。関東を中心に全国へ出荷しています。
消費者に安心して食べてもらえるナスを作りたいと、田中さんは減農薬に取り組んでいます。害虫対策のため天敵の虫を利用する天敵栽培を行うなどして、農薬の使用を一般的な栽培より2割程度まで抑えているといいます。
こだわりを持ってナス作りに励む田中さん。栽培の大変さを尋ねると、「ナスは、温度と水の管理が難しいです」と教えてくれました。
ナスは、もともと熱帯地域が原産のため、暖かい気候を好む作物。冬場には気温が14度以下にならないようハウス内を調整します。九州・熊本といえども朝晩は氷点下になることもあるので、加温は必須です。
水に関しては、夏場はたっぷり、冬場はやや控えめにと、季節に応じて適量に調整するのが重要だそうです。
「人間も同じですが、何事も与えすぎないのが大切です。腹八分目くらいに与えるのがちょうどいいんです」と田中さん。
田中さんのハウスでは、毎年8月中旬に苗を定植し、9月中旬から翌年の6月いっぱいまで収穫を行います。
収穫期間が年間10ヶ月近くと長いため、花を増やして収穫の回転数をいかに良くするかが、収益につなげるための重要なポイント。田中さんも回転数を増やすために、これまでいろいろなことにチャレンジしてきたといいます。
「失敗もありましたが、それも勉強だと思っています」
生育がうまくいかなかった時の救世主「チャコプロ」「ガイア蘇生」で収穫量2割以上アップ
なんとか回転数を増やして、収穫量を増やせないか。
試行錯誤を重ねていた田中さんが、「チャコプロ」に出会ったのは2022年の1月頃のことでした。付き合いのある代理店の担当者から勧められたのがきっかけです。
化学肥料や農薬のジャンルに入らないバイオスティミュラントは、これまで田中さんが使ったことのない種類の資材でした。
「半信半疑ではありましたが、よそで結果が出ているということで、まずは試してみることにしました」
使い始めてからの効果について尋ねると、「3ヶ月ほど使ってみると、みるみる収穫量が上がっていきました」と目を細めます。
「春になってもう大丈夫かなと思って一度止めたら、すぐに収穫量が落ちてしまったので、再開したらまた良くなって。そこで今期は定植時からずっと使っています」と太鼓判を押します。「花の色も良く、回転数も良くなって、肌感覚では収穫量が2~3割上がっているような気がします。葉っぱは大きく、色つやもいいし、植物そのものが元気です。もちろん等級も上々でした」
田中さんのハウスと近隣のハウスを比べてみると、その差は歴然としているとのことでした。
同時に「ガイア蘇生」も導入した結果、チャコプロとの相乗効果で収穫量を大きく落とす原因につながる青枯病や半身萎凋病などの病害軽減につながったようで、今期は一度も病気の被害がなかったと言います。
「これからも右肩上がりで出荷量を増やしていくのが目標ですが、自信はあります」と胸を張る田中さん。
今期が終わってデータが揃えば、周囲の知り合いの農家にも勧めたいと笑顔で話してくれました。
2つの製品を一緒に使うことで効果がアップ 農家の課題を解決し増収のお手伝いを
「チャコプロ」と「ガイア蘇生」について、販売元担当者の坂下輝充さんに成分の秘密を聞きました。
「チャコプロ」は、ヤシガラを炭化したものに放線菌とバチルス菌の入った活性炭資材。団粒化により、透水性・保肥力がアップします。
土づくりの準備段階に使用することで、有害菌の増殖を抑制し、肥料成分(特にリン酸)の吸収を高め、発根を促し作物の生育も助けるとのこと。
一方の「ガイア蘇生」は、有機JAS規格の登録堆肥です。糸状菌の増殖を抑制する効果があります。植物の発根促進効果や、半身萎凋病などの被害軽減の事例も報告されています。
「ガイア蘇生」単体でも効果は高いそうですが、「チャコプロ」内の放線菌の”エサ”として使用することで、組み合わせて相乗効果が期待できます。
有機JAS規格の認定をすでに受けているガイア蘇生に加え、チャコプロも認定取得申請中とのことで、「みどりの食料システム戦略」の中で有機農法を推進している国の施策にも沿った商品です。
またナス以外でも、キュウリやトマトなどの野菜全般やイチゴ、花卉など施設栽培の作物のほか、露地栽培でも収量向上が報告されています。
坂下さんは、「栽培初期の圃場で何か不足または懸念があると、その後どんなに頑張っても思うような結果に期待できないので、そのサポートと改善策を提案したいと思っています。最終的には、農家さんの収益の拡大、ひいては地域の活性化につながることが私たちの願いです」と農家のみなさんにエールを送ります。
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