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カルシウムを効率吸収!トマトの尻腐れ・葉先枯れ対策に、酢と卵の殻から生まれた『葉活酢』を!

カルシウムを効率吸収!トマトの尻腐れ・葉先枯れ対策に、酢と卵の殻から生まれた『葉活酢』を!

原油価格や資材が高騰する中、収益を生むために、秀品率向上や収量増への取り組みが重要になっています。環境配慮においても資材選びがシビアになる中で注目したいのが、醸造酢と卵殻を原材料とする『葉活酢(ようかつす)』。葉物野菜のチップバーン、果菜類の尻腐れなどの低減に役立つカルシウム肥料です。販売元の丸善薬品産業とともに、試験導入した生産者を訪ねて『葉活酢』の使用感と効果を聞きました。

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葉先までカルシウムを届ける、食品工場生まれの肥料

食品成分由来なので野菜にも人にも環境にも優しい葉活酢

葉活酢(ようかつす)」は、日本の食品工場で生まれたカルシウム肥料(特殊肥料)です。キユーピーグループで醸造酢を製造・販売しているキユーピー醸造が、マヨネーズなどの製造工程で発生する卵の殻を有効活用し、醸造酢に溶かすことで作物の葉面散布などに安心して使えるカルシウム肥料として開発しました。発売当初から販売特約店として丸善薬品産業が、全国各地でさまざまな作物への導入を推進しています。

カルシウムは作物の生育に欠かせない栄養素です。不足するとカルシウム欠乏症による、葉先枯れ、チップバーン、裂果、尻腐れなどの生理障害が起こりやすくなり、結果として作物の収量や秀品率の低下を招きます。
カルシウムは土壌改良材として株元に施用することで、根の発育を促しますが、元素が重いために葉先や実までは届きにくい性質があります。そこを葉面散布剤として安全に使える『葉活酢』で補うことができます。

トマトを健康的に育て、食味と品質を守る

収量だけでなく質の向上も掲げ、生産をしています。

埼玉県川越市で冬春トマトの施設栽培をする田口農園の田口秀明さん(54)は、江戸末期から続く農家の8代目。父の代に米・麦・養蚕から米・露地野菜に転作し、さらに施設栽培に転換。農業歴34年の田口さんと、奥様、ご子息の3人で、品質にこだわったトマトの栽培に取り組んでいます。

トマトの栽培面積は25アール。栽培品種はCFハウス桃太郎を30年以上作り続け、ご自宅庭先とJA直売所で販売しています。「うちのトマトの味が好きで毎年買いに来てくれるお客様がいるので、その味を落としてはいけないというプレッシャーがあり、それがやりがいにもなっています」と話す田口さん。固定客が離れていかないように、食味と品質の安定に努めています。

冬春トマトは11月に定植し、翌年3月から7月まで収穫します。「栽培期間が長く、そのぶんさまざまな生理障害が発生しやすくなるため、管理は手を抜けません。近年の重油代の高騰を思うと、なおさら失敗できません」と田口さん。アンテナを張ってできることは積極的に試したいと考え、息子の諒太さん(26)が川越農林振興センターで紹介を受けた『葉活酢』の試験導入に至りました。カルシウム欠乏症を防ぎ、窓あき果実やチャック果を極力なくし、秀品率の向上による収益アップを期待してのことです。

葉面散布で元気の素カルシウムがいきわたる

葉活酢を使用した青々と茂るトマト

トマトの定植3カ月後の今年2月、ハウスに散布区と非散布区を設け、500倍希釈の『葉活酢』を従来の資材と混用して葉面散布しました。以来、肥料等の葉面散布の際、作物の状況に応じて施用しています。

葉活酢は見た目が料理に使うお酢と同じで、安心して使えると思いました。また酢というと、殺菌効果があるイメージです。」というのが第一印象。使い始めて数カ月で、果実にハリがでて、葉先枯れもなく、葉の色が濃くピンとしていると感じるようになったそうです。
「特に皮が柔らかいCFハウス桃太郎は、高温多湿になると裂果が出やすくなりますが、それが例年と比べて少ないように思います」と、ここまでの使用感を話してくれました。

お酢の魅力を広めるため、定期的なメルマガ配信も行う梅本さん(左)

販売元の丸善薬品産業アグリ事業部顧問の梅本和夫さんは、「カルシウム欠乏症の生理障害は、葉の近くや果実表面で起こりやすいため、カルシウム剤の葉面散布で葉を元気にして、太陽光をしっかりと受け止められるようにする必要があります。その結果として窓あき果やチャック果を減らせるのではないかと、葉活酢を提案させていただきました」と話します。

田口さんは、「疲れてくると風邪などの病気にかかりやすくなるのは、人間も植物も同じだと思います。私たちが栄養を補って健康な状態に保ってあげれば、多少の病害にも負けることなく、品質を向上させてくれるのではないでしょうか」と期待を込めます。

いきいきと元気なトマトを育てるために試験導入した「葉活酢」。試験の結果が出るのは、全ての収穫を終えた7月末ですが、「感触として、収量は例年よりも増えていて、昨年と比べて裂果が少ない」と、息子の諒太さんとも話しているそうです。

作物と環境に配慮した農業で、代々の畑を継なぐ

「トマトは話せないので、毎日様子を見るようにしています」と話す田口さん

「毎年一年生」と初心を忘れず、仕事を妥協しないのが田口さんの信条。「トマトを作って34年になりますが、口のない作物と会話をしながら、どうしてほしいのか考えて世話をしています」という言葉から、作物と向き合う姿勢がうかがわれます。

特に心がけていることの一つが、早めの換気。「作物は呼吸しているので、密閉された中にずっといたら呼吸しづらいのは人間と一緒。のびのびと息ができ、育ちやすい環境を作ってあげたい」と田口さん。こうした考えにも『葉活酢』がマッチしています。

「冬春トマトは、冬から春にかけて気温が低い時期に、昼夜の寒暖差で甘みを増して、ゆっくりと時間をかけて熟すことで味が乗ってきます。だからこそ、この時期に葉を元気にして光合成をさせてあげるために『葉活酢』を使い続けたいです」と田口さん。作物を慮って、ハウスの居心地をよくしてあげたいという愛情にトマトもしっかり応えています。

トマトがのびのびと育つハウスの周囲に、先代が敷設した農業用トロッコのレールが納屋へと続く田口農園。作物と環境に配慮し、お客様にも真摯な農業で、都市近郊の田畑が大切に守られていました。

農業系YouTube「鈴木農園TV」でも紹介中!

葉活酢の公式製品情報はこちら
 

【お問い合わせ先】
丸善薬品産業株式会社
https://www.maruzen-chem.co.jp/contact/

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