白菜の水キムチ
乳酸菌たっぷりのダイエットフードとして注目を集める韓国家庭料理・水キムチですが、自宅にある食材で意外と簡単に作れますよ。
漬ける具材は白菜をはじめニンジンやキュウリなど。冷蔵庫にある野菜の余り物も加えてしまって大丈夫です。ラディッシュやミョウガを入れると華やかな雰囲気になります。
鷹(タカ)の爪も1本使います。
次に用意するのが米のとぎ汁。野菜の表面についているたくさんの乳酸菌が、米のとぎ汁の糖質を栄養源にして発酵します。米のとぎ汁には「ビタミンE」と「セラミド」という美肌効果がある成分も含まれます。
米のとぎ汁600ccに塩15gと砂糖10gを加え、加熱します。
沸騰したら火を止めます。
その煮汁に刻みニンニクとショウガを加え、粗熱がとれるまでそのまま置いておきます。
容器にビニール袋をかぶせ、野菜を並べます。
そこに粗熱がとれたとぎ汁を加え、袋を閉じて常温で一晩寝かせます。
その後は冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
ガラスの器に盛り付けると、涼しげな雰囲気に。日にちがたつと味もよりまろやかに変わっていきます。冷麺スープにアレンジするのもおすすめです。
白菜とユズの10分漬け
わずか10分ほどで、ご飯のお供が完成します。
透明感のあるビジュアルとユズの爽やかな香りが食欲をそそります。
白菜は漬かりやすいよう千切りに。ユズも千切りにしておきます。
全体に塩をふり、7分ほど置くと浸透圧で水分が出てきます。
水分が出てきたら水気をギュッと絞って完成です!
塩だけで10分ほど漬けただけですが、味が全体に染み込んでとてもおいしく召し上がれます。
白菜ときゅうりの即席キムチ
冬の定番・キムチ。寒い時期に本格的に漬け込む醍醐味(だいごみ)もありますが、即席キムチを食べきりサイズで作るのもおすすめです。アミの塩漬けの代わりに乾燥エビやイカの塩辛を使うことで、海鮮を使った発酵食品の深い味わいに近づけます。
白菜は一口サイズにカットして塩をふります。
キュウリは2〜3センチにカットして、さらに十字にカットします。
真ん中の種の部分を少しだけそいであげると、パリッとした食感が際立ちますよ。
カットしたキュウリにも塩をふっておきます。
そこに加えるのがニンニク、ショウガ、鷹の爪、ユズ、そして乾燥エビ。
乾燥エビの代わりに、イカの塩辛を使っても大丈夫です。
ニンニクとショウガはすりおろし、ユズは千切りにしてあげます。
塩をふって水分が出た白菜とキュウリをぎゅっと絞って、そこに具材を混ぜ合わせます。
キムチの素(もと)でお好みの味に調整します。
野菜に塩をふっていますので、キムチの素は少量でもかまいません。
全体がまざったら完成です。そのままでもおいしいですが、ガラス容器に入れて一晩寝かせてあげると全体の味がなじみます。
一晩たったキムチの様子。全体に味が染みわたっています。
器に盛り付けていただきます。白菜のシャクシャクとした食感とキュウリのパリパリ食感の両方が楽しめます。
白菜とカボチャの浅漬け
白菜とカボチャを浅漬けに。白だしだけで漬けるので味も決まりやすくカンタンに一品増やせます。
白菜は一口サイズにカットします。
カボチャはピーラーなどで皮をむき、2ミリほどにスライスします。
スライスしたカボチャ。鮮やかな山吹色と皮目のほんのり緑色のグラデーションがきれいです。
カボチャを鍋に入れ、水を加えて加熱します。カボチャを加熱すると「アミラーゼ」という酵素が働いてでんぷんが糖に変わり、甘みが増します。
沸騰したら冷水にさらします。
白菜をジッパー付きポリ袋に入れ、白だしを適量加えます。
白だしを加えたらよくもみ込んで、均一にまわします。
香り付けのユズと抗菌作用のある鷹の爪も加えます。
そこにカボチャを加えます。カボチャは砕けやすいのでもみ込まず、白だしがまわるよう下にして冷蔵庫で一晩寝かせます。
全体に味が染みたら完成です。カボチャの彩りと甘みがひきたつ一品に。
白菜の塩昆布漬け
余った白菜に塩昆布をたっぷりまとわせ、冷蔵庫に入れるだけ。
翌日にはおいしい塩昆布漬けが完成します。
カットした白菜に塩昆布を加え、よく混ぜてからガラス容器に入れて冷蔵庫へ。
白菜のシャキシャキ感と、塩昆布のまろやかなうまみがちょうどいいあんばいに。
一味をほんの少しかけると、見た目も華やかによりおいしく召し上がれます。
白菜の漬物で、ごはんのお供をもう一品
シャキシャキ食感とほどよい塩味の白菜の漬物は、ごはんのお供に最適です。余った時に少量ずつでも漬け込めば、気軽にもう一品作れますね。
素早く漬けたい時には、塩が浸透しやすいよう千切りするのがおすすめです。冷蔵庫に眠っている白菜以外の野菜と混ぜて浅漬けにしても、とってもおいしく召し上がれますよ。