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【愛媛県宇和島市】かんきつ農業の担い手育成「みかん学校」が開校します!

【愛媛県宇和島市】かんきつ農業の担い手育成「みかん学校」が開校します!

愛媛県松山市から高速道路で南へ行くこと約1時間半の場所に位置するまち、宇和島市。柑橘類の生産日本一を誇る、全国トップレベルのみかん産地として知られます。そんな宇和島市で、柑橘農家としての新規就農を希望する方向けの「みかん学校」が、令和6年度より開校します!この記事では、みかん学校に関する情報と、「宇和島みかん」の魅力や先輩農家の声をお届けします。柑橘就農に関心がある方は、ぜひご覧ください。

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ミカンの写真

全国トップレベルの生産量!日本一のみかん産地・宇和島市

宇和島市は、愛媛県西南部に位置する人口約70,000人のまちです。伊達政宗の長男、秀宗が宇和島藩初代藩主の城下町でもあり、闘牛の観戦を楽しめることも有名です。

また、年間を通して温暖なこの地域では、温州みかんや伊予柑、ブラッドオレンジなど、柑橘類の生産量はもちろんのこと、その品質においても全国トップクラスを誇ります。

【四国の写真】

他方、宇和島市は、平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で甚大な被害を受けた地域のひとつでもあります。この豪雨災害によって町の至るところで土砂崩れが起き、みかん畑が飲み込まれ、農家の方々が大事に育ててきた木々が流されてしまいました。

しかしながら、若手農家を中心に、地域の方やボランティアの方が一丸となってガレキ撤去等の復旧作業に取り組み、販路開拓や、今後の柑橘産業を担う新規就農者の支援に取り組んできました。

被災から5年。みかん農家、地域住民の方々の迅速且つ着実な努力の甲斐もあり、着々と復興が進み、美味しい宇和島のみかんを再び全国に届けられるようになっています。

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西日本豪雨災害時のえぐられたみかん畑

宇和島みかんの特徴の一つは、多くの農家で多品種栽培を行っていることです。

主力品種である温州みかんは9月中旬から収穫が始まり年内に収穫を終えますが、他にも温暖な気候を活かして、紅まどんな、ポンカン、せとか、ブラッドオレンジ、甘平、河内晩柑など、5月頃まで収穫可能な晩柑類も並行して栽培することにより、労働力の分散や気象の影響によるリスク分散を行っています。

その一方で、品種の特色や天候に合わせた栽培技術が必要とされるため、この道20年のベテラン農家でも技術向上の探求心を持って営農されています。

そしてもう一つの特徴が、急斜面での栽培です。急斜面ゆえに水捌けが良く、樹が極限状態まで追い込まれているために、糖度が高いだけでなくほどよく広がる酸味とのバランスが絶妙で、みかんの旨味であるコクを生み出しています。

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多種多様な品種が宇和島みかんの魅力

手厚い支援と研修制度「みかん学校」

そんな、多種多様でクオリティーの高い宇和島のみかんを作るための栽培技術や知識、農家の暮らしを最大2年間学び、新規就農への道を開くことが出来るのが「みかん学校」です。

「みかん学校」は、JAえひめ南管内で「新規就農を目指したい」「これから柑橘栽培を始めたい」という方が対象で、原則49歳以下で、研修終了後1年以内にJAえひめ南管内で就農できる方が対象となります。みかん学校のカリキュラムを通じて、年間1200時間以上の受講が2年間できることも条件となっています。

研修生として採用後は、就農に関する知識や栽培技術に関する講義・実習、協力農家での作業実習、栽培現場や集荷場などの視察研修、先輩農家や研修生同士のネットワークづくり等がカリキュラムとして予定されています。

未経験からの新規就農を目指す方にとって、農家としてのトレーニング機会があることや、先輩農家や他の若手農家との繋がりを作ることができるみかん学校は、非常に魅力的ではないでしょうか。

応募〜採用までの流れは、以下の通りとなっています。

採用までの流れ

①JAえひめ南 就農支援室への問い合わせ・申込み
募集要項に問い合わせ先の電話番号及びメールアドレスが記載されています。
②面談にてすり合わせ
条件に合っているかや補助の対象になるかはもちろんのこと、採用後にミスマッチがないよう、面談の中ですり合わせを行っていきます。
③採用可否を決定、通知
面談でお話しした内容を踏まえ、審査により可否を決定し通知いたします。

みかん学校の詳しい募集要項はこちらをご覧ください。

募集要項はコチラ

視察の様子

先輩農家をご紹介!宇和島で思い描く農業を実現しよう!

「みかん学校」は令和6年度から新たに始まる取り組みとなっていますが、それ以前から様々なきっかけで宇和島市での就農を決めた先輩農家の方たちがいます。

北海道出身の佐々木隆史さんは、2019年11月に東京都から宇和島市に移住し、農業研修生になりました。移住のきっかけは、東京での生活に疑問を持ち、移住フェア等を通じて宇和島へ来たことだそうです。

佐々木さんは、「地域の人たちは、西日本豪雨で被災し、大変な状況にもかかわらず、食事や宿泊など、暖かく接してくれました」と語り、やりがいについて、「天気、自然を相手にしている点がおもしろく、とても難しい農業ですが、今後は先輩たちの作るみかんから学びを得ながら、地域に貢献していきたいです」と語っていました。

愛媛県松山市出身の西谷諭さんは、「後輩が『農家になる』というのを聞き自分も興味を持ち、友人の実家がある宇和島市でみかんアルバイターとして作業のお手伝いをしたことがきっかけ」だそうです。

「やりがいだと感じているのは『未来予想図』を描けることですね。こういう経営がしたい!を想像しながら農業を行うのが楽しくて仕方ないです」と語っていました。

さらに、「この先は、ジュース商品を増やしたり、ブランド力のUP、最終的にはチームで農業を行っていきたいです。人材育成も行っていきたいなぁ」とより大きな夢を描いています。

ミカン農家

新天地でみかん農家として活躍する佐々木さんや、西谷さん。宇和島には新規就農者をあたたかく迎える風土と、万全な研修体制が整えられていることがわかります。「こんなことをやってみたい」「こんなふうに暮らしてみたい」という就農希望者の夢に寄り添う宇和島市で、あなたも柑橘農業の未来を担っていきませんか。

まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。

【問い合わせ先】

宇和島市産業経済部 農林課
0895-24-1111

「みかん学校」特設ページ

宇和島市農林課HP

JAえひめ南HP

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