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本気で就農したい方大歓迎!本気度が伝わる御杖村独自の手厚い支援とは?

本気で就農したい方大歓迎!本気度が伝わる御杖村独自の手厚い支援とは?

奈良県にある御杖村(みつえむら)は、室生赤目青山国定公園に指定される雄大な山々と、四季折々の美しい自然を楽しめる山間の村です。保育料の無料化や学校給食費の全額助成など各種子育て支援や、空き家改修補助、Uターン・Iターンを目指したさまざまな制度も充実しています。今回はそんな御杖村で行われていて、新規就農支援制度の一つである「御杖村地域おこし協力隊」についてご紹介していきます!

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冷涼多雨の内陸性気候はほうれん草などの軟弱野菜に最適な生育環境

奈良県と三重県の県境、最寄駅から山深い道のりを車で30分ほど行った場所に、御杖村(みつえむら)はあります。

自然豊かな環境に身を包む

御杖村の名前は、第11代・垂仁天皇の皇女「倭姫命(やまとひめのみこと)」が天照大神(あまてらすおおみかみ)の御神霊を奉じるために村を訪れ、その印として自らの「杖」を残したという伝説に由来しているそうです。自然豊かな村には伊勢本街道が通り、江戸時代にはお伊勢参りに向かう旅人の宿場町として賑わいました。

内陸性気候で冷涼多雨地帯の御杖村では、かつてはトマトの栽培が盛んでした。しかし生産者の高齢化もあり、軽くて年間の収穫回数の多いほうれん草や小松菜などの軟弱野菜へと移行していきました。

御杖村が、国の「地域おこし協力隊」制度の利用を始めたのは平成28年頃からです。未経験からでも最大3年間で農業の基礎知識、技術を習得でき、村役場の手厚いフォローを受けながらその地域での定住・定着を図ることができます。さらに、農業用ビニールハウス設置補助、農業用機械購入補助など、新規就農者向けの村独自の支援も設けています。

ほうれん草や小松菜の生産者として活動する伊達道翔平さんと木村幸啓さんも、この制度を利用して新規就農されました。

左から木村幸啓さん、伊達道翔平さん

縁もゆかりもない御杖村に腰を下ろすことになった理由は何だったのでしょうか。

イチからのスタートを村役場や周りの農家が本気で支援してくれる

伊達道さんは大阪府河内長野市出身。地域おこし協力隊に参加したのは20歳で、自分の将来について色々と悩んでいたといいます。

ジャガイモ等の他の野菜にも挑戦中の伊達道さん。夜はよく農家仲間と飲みながら過ごしているそう。御杖村という地域の良さが伝わってきます。

「平成29年4月から約3年間参加させていただきました。現場で体を動かして役立つような仕事に興味を持っていたところ、御杖村を知る友人から地域おこし協力隊の農業の話を聞き、やってみようとチャレンジしました。周りに農業をやっている人もいなかったので、本当に1からのスタートでしたね」

役場の人からほうれん草農家の親方を紹介してもらい、合計6件の研修先で種まきから収穫まで学んでいったそうです。

自分が手をかけたものが形になる野菜作りは、自分の性分にあっていたと感じますね。村の人も皆仲良くしてくれて生活面でもすぐ馴染むことができました。研修先が多かったので1件での研修期間が短くなり、物足りなさを感じたことが一時あったのですが、役場の方が相談に乗ってくださったり、次回の協力隊員のカリキュラムの改善案に盛り込んでくださったり、御杖村全体で制度を良くしていこうという意気込みを感じます」

協力隊を卒業後の現在は、小松菜を中心に経営する農家として日々試行錯誤する毎日だといいます。

農家の仕事は決して楽ではありませんが、本人のやる気次第で収益は望めますよ。努力が結果として必ず自身に返ってくるやりがいのある仕事です。御杖村は補助金の手厚い支援はもちろん、制度を利用する人のことを本当に親身になって考えてくれています。ぜひ一緒に若い力で地域の農業を発展させましょう!」

圃場やビニールハウス、農機具から住居まで!さまざまな補助金制度が移住の決め手

同じ農業未経験から始めた木村さんは奈良県生駒市出身で、前職時代の知人が御杖村に住んでおり、そこから興味を持ったそうです。

協力隊を満了後に農業法人を立ち上げた木村さん。村に新たな風を吹き込んでいます。

「前職でジャムなどの加工食品の原材料調達に全国を回っていて、その背景もあって30歳くらいから家庭菜園を始めました。週末農業などもやっていたのですが、地域おこし協力隊は年齢制限もあるので、思い切って48歳の年に協力隊に参加しました」

木村さんもまずはほうれん草農家の元で研修を受け、その後は引退予定の別の農家さんの元で引き継ぎも兼ねて学んでいきました。約2年間の研修期間を終え、令和5年4月にはなんと農業法人である「株式会社PROACCESS」を立ち上げます。

目まぐるしいスピードで農業の道を突き進んでおられる木村さんは、

「農業を一から始めるのはベンチャー企業の立ち上げといっしょですよね。だから地域おこし協力隊で移住や活動の費用を補助してもらえるのは非常にありがたかったです。国の経営開始資金の補助の他に村独自の新規就農者向けの補助金制度があり、初期投資費用の面でずいぶん助かりました」と話します。

御杖村独自の制度は、ビニールハウスの設置に対しては最大300万、農機具の購入に対しては最大150万を補助してもらえます。新規で農業を始める人にとって強い味方となる制度です。

「新規就農してからこんな短期間で農業法人を立ち上げたのは、継続性のあるビジネスとしてやっていきたいからです。販売先を考えるとやはり法人化する方が強いので、パートさんを雇い、他の農家さんの野菜も取りまとめて販売していく形をもっと拡大していきたいですね。また作った野菜の加工品の販売も将来的には手掛けたいと思っています。本気で農業を始めたいと考えている人にとって御杖村は最高ですよ!

ほうれん草梱包の様子

より新規就農者に優しい制度や環境を整えていきたい

今回お話を伺った御杖村役場 産業建設課の菊山さんからは、

「就農に関する相談は随時受け付けており、現地見学も調整のうえ対応可能です。御杖村の存在をまずは知ってもらい、手厚い制度を利用して就農者としての一歩を踏み出していただきたいですね。今後はエリア別に品目を分け、新規就農によりチャレンジしやすい環境を整えていきたいとも考えています。米農家など葉物野菜以外の支援も始めていきたいですし、新規就農を考えている人には本気で向き合いサポートしていきますよ!」と力強いお言葉をいただきました。

同部署で村出身者である古谷さんは、
「私は一度県外に出ましたが、自然豊かで子育てしやすく、閉鎖的でない雰囲気の御杖村を改めていい村だと感じました。新しい取り組みにも積極的なので、販売チャネルなども増えていくと思います。色々な意見を吸い上げ、制度をどんどん洗練させていきたいですね」と話します。

過疎地域の農家の担い手は厳しいですが、だからこそ本気で取り組みたいと真摯に向き合う御杖村役場の菊山さん(左端)、古谷さん(右端)

本気で農業に取り組みたいならぜひ御杖村へ!

御杖村では、伊達道さんや木村さんのように地域おこし協力隊制度を使わずに新規就農した人もおり、若い農家の方々が今後御杖村の農地を担っていくよう期待されています。

御杖村出身でほうれん草や小松菜、水稲を育てる中嶋勉さん。一念発起して実家の農業経営を継承し、現在は認定農業者として、若い農家の中心的存在です。

久保順二さんはUターンで御杖村へ戻り、現在は新規就農者として小松菜などの軟弱野菜や、トマト、ナス、タマネギ、スイカなどを育てています。

自分が中心となって村を盛り上げる気概のある、やる気に溢れた新規就農者の存在は御杖村の希望の光となっています。取材させていただいた中で「自分のことだけでなく村に貢献していきたい」といった言葉も印象的でした。本気で農業に取り組みたい人には、非常に満足できる環境が整っている御杖村で新規就農に挑戦してみませんか。

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【お問い合わせ】
御杖村役場むらづくり振興課
〒633-1302
奈良県宇陀郡御杖村大字菅野368番地
TEL:0745-95-2001
FAX:0745-95-6800
御杖村HP:地域おこし協力隊の詳細はこちら

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