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薬剤抵抗性がついたアブラムシ、天敵昆虫で防除を持続化 日本在来種テントウムシで害虫対策

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薬剤抵抗性がついたアブラムシ、天敵昆虫で防除を持続化 日本在来種テントウムシで害虫対策

アブラムシは多くの作物に発生する全国的な難防除害虫の一つ。薬剤抵抗性がつきやすく防除に苦戦している産地・生産者は多い。そこで、住化テクノサービス株式会社は天敵昆虫の活用を提案。同社製品『カメノコS』の使い方・効果を現場サポートの担当者に聞いた。

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防除の省力化・減化学農薬へ、天敵昆虫を取り入れて前進

アブラムシは多くの作物に被害を及ぼす害虫の一つ。油断すると葉裏に隙間なく群がり葉の汁を吸いつくし、ウイルス病も媒介する。近年は、薬剤抵抗性をつけた種類が見られ、ローテーション防除では抑えられないとの悲鳴も聞こえている。そこで、試してみる価値があるのが天敵昆虫の活用だ。

『カメノコS』は、日本在来種のヒメカメノコテントウを有効成分とする天敵昆虫製剤。多種類のアブラムシを捕食する。自身で採集し、ハウスに放飼していた生産者の時間と労力を削減しようと、住化テクノサービスが国内で採集・増殖させて製品化した。使い方は簡単。アブラムシを見つけたら『カメノコS』の封を開け、発生場所に重点的に振りかけるだけ。天敵のヒメカメノコテントウが葉に定着し、アブラムシを見つけて捕食してくれる。夜温15℃以上で活動し、夏の高温に強く、アブラムシが多発する春から秋にかけていつでも放飼でき、遅効性ながらも化学製剤と遜色のない防除効果を発揮する。

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持続的な防除で生産性向上へ、天敵昆虫の導入をサポート

アブラムシを食べたヒメカメノコテントウは卵を産み、子・孫世代が増殖するため、長期効果が期待できる。予防的にその個体数を安定的に維持するには、作物を食害しないアブラムシと、その寄生植物であるソルゴーをハウスに導入する「バンカー法」が効果的だ。住化テクノサービスの巽えり子さんは、「暑いハウスの中で重労働だった農薬散布の負担がなくなったとユーザーから喜ばれています。『カメノコS』を農業の信頼できるパートナーと言ってくださるのがうれしい」と話す。

住友化学グループでは、農業や園芸などに使われる天然物由来製品に共通シンボルマーク『Natural Products』を用いて販売を強化している。『カメノコS』もその一つ。薬剤抵抗性のリスクを低減するためにも、天敵昆虫などを取り入れて持続的な農業につなげることがメーカーの願いだ。

CHECK!!

『カメノコS』をより効果的に使う「バンカー法」の紹介記事を掲載中!
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天敵昆虫製剤『カメノコS』
価格はお近くのJA・販売店にてご確認ください。

問い合わせ先

住化テクノサービス株式会社
〒665-0051 兵庫県宝塚市高司4-2-1
TEL:0797-74-2143
mail:tenteki-hanbai@ya.sumitomo-chem.co.jp

製品詳細・お問い合わせはこちらから

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