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大きなノビエに効く!米農家が絶賛する雑草対策の切り札『トドメシリーズ』

大きなノビエに効く!米農家が絶賛する雑草対策の切り札『トドメシリーズ』

多くの米農家が頭を悩ませているのが、雑草対策です。水田雑草のなかでも特に「ノビエ」は、水稲が育つために必要な光や養分を横取りし、品質や収穫量の低下を招く厄介者。そんな手強いノビエの防除に成功した富山県南砺市の農事組合法人在房(ありふさ)の山田耕誠さん、山田一憲さんにお話を伺いました。

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自然豊かな土地で丹精込めて作るお米

富山県の南西部に位置する南砺市福光地区は、庄川や小矢部川をはじめとした水資源が豊富な稲作地帯。白山の雪解け水と肥沃な大地で育った『ふくみつコシヒカリ』は、地域が誇る特産品です。

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一面に田んぼが広がる在房地区

今回訪れた農事組合法人在房は、36名の組合員が在籍し約44haの田んぼを管理しています。主な栽培品種は『コシヒカリ』、『てんこもり』、酒米の『五百万石』。水稲以外では大豆や麦、ニンジンの栽培を行っています。

もともとは各世帯で田んぼを管理していた在房集落。農地整備を行って大型機械を導入するために営農組合を立ち上げ、2007年に法人化しました。会社員と兼業する組合員が多いため、管理方法を効率化したり、地力を保つために4つのエリアに分けて栽培作物をローテーションしたりと工夫して米づくりに取り組んでいます。

高齢化する組合員と勢力を拡大するノビエ

「10年ほど前にノビエが大量発生した年があり、稲が育たず、まるでノビエを育てているようでした。ノビエ対策には苦労させられています」と語るのは、農事組合法人在房の代表理事・山田耕誠さん。規模拡大に伴い勢力を増すノビエの防除に悩んでいました。

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山田耕誠さん。元市役所職員で北山田地区の地域づくり協議会の事務局長も務めています

ノビエとは、タイヌビエ、イヌビエ、ヒメタイヌビエなどの雑草「ヒエ」の総称。発生量が多く、生育が進むと除草剤で防除するのが難しい雑草の一つです。稲と同じ仲間の「イネ科」に属し、見た目も稲と似ているため穂が出る前は見分けるのが難しく、除草剤でうまく防除できなかった場合は、手作業による「ヒエ抜き」が必要となります。また、ノビエは生育した穂から多量の種子を落とすので、気を抜いて放っておくと数年後には水稲が育たないほど大量のノビエが発生する圃場になる可能性もあります。

「成長したノビエは田んぼに入って手で1本ずつ抜くしかすべがなく、夏の暑いなかということもあり、「ヒエ抜き」は特に過酷な作業です。組合員の平均年齢は約60歳で、中には70代の人もいます。時間や労力をかけず、効率よく確実にノビエを防除できる方法を探していました」と山田耕誠さんは振り返ります。

高葉齢のノビエもしっかり防除。切り札としての『トドメシリーズ』

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『トドメシリーズ』のトドメバスMF液剤、トドメMF乳剤・1キロ粒剤

米の収穫量や品質の低下をもたらすノビエ。これまで使っていたノビエ用の除草剤では防除しきれなくなり、「もうダメかもしれない」と諦めかけたときに出会ったのが、『トドメMF乳剤』でした。JA福光の担当者から「新剤が発売されたから使ってみては」とアドバイスがあり、2019年に試験的に使用してみたところ、すぐに効果を実感しました。今では20haの田んぼで『トドメバスMF液剤』を使用しています。

「散布後1週間から10日までの間は雑草の生育が止まっていました。その後、ノビエが黄色くなったと思ったらあっという間に枯れて、すごい農薬ができたなと。一気にファンになりました」(山田耕誠さん)

農事組合法人在房では、乗用の大型農薬散布機のブームスプレーヤーを使って散布しています。『トドメバスMF液剤』の効果を最大化するためのコツは、①雑草の葉から根元まで全体に届くようしっかり落水して散布すること②風が強いときは散布を見合わせること③散布後は雨が降らない天候を見極めることの3つで、薬剤がノビエにしっかりかかるよう意識しています。

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『トドメバスMF液剤』で枯れたノビエ(2024年8月9日、在房地区圃場にて)

「過去最高の効き目で、大きくなったノビエにもしっかり効きました。『トドメバスMF液剤』は、広葉雑草にも効く有効成分が含まれていることや、5Lの大容量ボトルがあるのもうれしいですね。『トドメシリーズ』を信頼しています」と山田耕誠さんは笑顔を見せてくれました。

『トドメバスMF液剤』は、残ってしまった雑草に対するレスキュー剤で、まさに水田雑草防除の切り札。名前の通り、手強いノビエにもしっかりトドメをさしてくれます。

また、同じシリーズで単剤の『トドメMF乳剤』や『トドメMF1キロ粒剤』もあるので、使用場面に応じた使い分けが可能です。

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農林水産省登録 第24369号『トドメバスMF液剤』の適用表(2024年8月20日現在)

安定した収穫量と品質で日本の食を支える

農事組合法人在房の副代表理事・山田一憲さんは、「『トドメシリーズ』のおかげで、ヒエ抜きに田んぼに入る必要がほとんどなくなり、雑草管理にかかる労力や人件費を大幅に削減できました。これからはドローンなどの農薬散布機を使った機械除草にも力を入れたいです」とさらなる効率化に向けて意気込みます。

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山田一憲さん。「会社員よりも収入が見込めたら、農業に携わる若い人が増えるはず」と、若い世代が農業に参画しやすい環境づくりを目指しています

JA福光の営農指導課課長である湯浅健さんも、『トドメシリーズ』が水稲農家の省力化に非常に効果的だと評価しています。「高齢化や人手不足で困っている管内の農家さんが多くいらっしゃいます。解決策として、『トドメシリーズ』を提案すれば間違いないですね」

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湯浅健さん。「『トドメシリーズ』の散布による雑草防除の効率化を今後も進めていきたい」と話します

JA福光管内で収穫された米の約8割がJAのカントリー施設に集荷され、外食チェーンなどの契約先に出荷されています。「JA福光に頼めば安定した品質と量が手に入ると評価していただいています。今後も生産過程を工夫し、安定して生産・販売していくことが目標です」(湯浅さん)

福光地区で美味しいお米を安定して作り続けるのに、『トドメバスMF液剤』が欠かせない存在となりました。高葉齢のノビエに抜群の効き目を持つ『トドメシリーズ』は、生育が進んだノビエに悩んでいる方はもちろん、除草管理の効率化、規模拡大に伴い適期での防除に不安を抱える方にとっても頼れる味方です。

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圃場の見回りは自転車で。これからもおいしい米づくりに取り組みます

取材協力

農事組合法人在房
JA福光

問い合わせ先

トドメMF普及会
[窓口]科研製薬株式会社
〒113-8650 東京都文京区本駒込二丁目28番8号
TEL:03-5977-5031(平日 9:00~17:30)

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