【お申込みいただいた方へ】
zoomのURLは「全国飼料増産シンポジウム(オンライン開催)へのご予約ありがとうございます。」という件名のメールにてご案内しております。メールの届いていない方は、お申込みが完了していない可能性がございますので、再度お申込みいただくか、事務局(agri-webcast@mynavi.jp)までお問い合わせください。
全国飼料増産シンポジウムとは
2024年5月、四半世紀ぶりに「食料・農業・農村基本法」の改正法が成立し、「食料安全保障」を基本理念の柱としつつ、農業の持続的な発展を図るための基本的施策として、先端的な技術(スマート技術)等を活用した生産性の向上や農業経営者の支援を行う事業者(サービス事業体)の活動促進を図る必要性が示されました。
一方、持続可能な畜産物生産を推進するためには、飼料基盤に立脚した畜産経営を育成しつつ、牧草・飼料作物生産への影響が懸念されている温暖化への対応、耕畜連携による飼料生産・利用の推進、人手不足が深刻化している飼料生産組織へのスマート技術の導入や公共牧場の人材確保が喫緊の課題となっています。
このような状況を踏まえて、猛暑環境下における牧草飼料作物の障害と対応、飼料生産組織によるドローン空撮画像分析等のスマート技術を活用した飼料生産や耕畜連携による稲WCS専用多収性品種等の生産拡大及び民間人材紹介サイト等を活用して人材を確保している公共牧場の取組み等についてシンポジウムを開催いたします。
本研修会はZoomを使用したオンラインでの開催です。
参加費無料、職場やご自宅からのご参加も可能です!
シンポジウムは完全予約制となっておりますので、この機会にぜひお申し込みください。
2月4日(火)のプログラム
■ 開会 13:30~13:35
■ 基調講演 13:35~14:20
猛暑環境下における牧草・飼料作物の障害と対応
雪印種苗株式会社 トータルサポート室
担当部長 佐藤 尚親 (さとう・なりちか)氏
記録的猛暑によって発生した寒地型牧草と飼料用トウモロコシの様々な障害とその対処法について講演する。
■ 情勢報告 14:20~14:40
飼料生産・利用の現状と飼料政策について
農林水産省畜産局飼料課飼料生産計画班
課長補佐 植木 智也(うえき・ともや)氏
草地・飼料基盤に立脚した足腰の強い畜産経営の実現に向けて、飼料生産・利用の現状と飼料関係予算の概要について報告する。
■ 情報提供① 14:40~15:05
スマート技術を応用したTMR センターにおける飼料生産・調製
東京農工大学 大学院農学研究院 生物生産科学部門
教授 青木 康浩(あおき・やすひろ)氏
TMR センターにおける自給飼料生産・TMR 製造から構成酪農家におけるTMR 給与・生乳生産にわたる各種スマート技術の導入成果について紹介する。
■ 情報提供② 15:05~15:30
TMR 原料となるサイレージの品質改善対策とバンカーサイロの補修の効果
農研機構 北海道農業研究センター 研究推進部
事業化推進室長 根本 英子(ねもと・えいこ)氏
TMR 原料のサイレージを高品質に調製するための技術、バンカーサイロの補改修によるサイレージ品質や作業性への効果等について紹介する。
■ 事例紹介① 15:30~15:55
耕畜連携によるWCS用稲とイタリアンライグラスの生産拡大
株式会社グリーンネットワークとどろき
代表取締役 轟木 高昭(とどろき・たかあき)氏
稲WCS 極短穂品種を主体とする栽培・収穫、ドローンを活用した稲立毛間播種・栽培技術を導入したコントラクターの取組みについて紹介する。
■ 事例紹介② 15:55~16:20
公共牧場の人材確保(公共牧場と自社牧場の運営による人材育成)(仮題)
株式会社希興
代表取締役 三宅 英彰(みやけ・ひであき)氏
民間人材紹介サイトを活用した募集活動、技術研修への参加や資格取得のサポート、他牧場との技術交流等による人材確保の取組みについて紹介する。
■ 閉会 16:20(予定)
講演者紹介
■ 雪印種苗株式会社 トータルサポート室 担当部長
佐藤 尚親 (さとう・なりちか)氏
北海道 旭川市出身。1966年生まれ。岩手大学農学部畜産学科卒業。
1988年~2008年:北海道立農業・畜産試験場で牧草飼料作物の栽培利用管理技術の研究。
ペレニアルライグラス品種等の育成。
2008年~2010年:北海道農政部 食の安全推進局 技術普及課。
2010年~2014年:北海道立総合研究機構にて技術普及および植生改善研究。
2016年~現在 :雪印種苗株式会社トータルサポート室にて技術普及。
■ 東京農工大学 大学院農学研究院 生物生産科学部門 教授
青木 康浩(あおき・やすひろ)氏
静岡県出身。
東京農工大学大学院博士課程修了(農学博士)。
農研機構畜産草地研究所、(独)家畜改良センター、農研機構北海道農業研究センターなどを経て、2021年から現職。
乳牛・肉牛、舎飼い・放牧を対象に、飼料、栄養生理、飼養管理といった分野から、循環型酪農、自給濃厚飼料生産、スマート技術などをキーワードとして、ヒトにも家畜にも優しい畜産業の持続的発展に貢献すべく教育・研究に携わっています。
■ 農研機構 北海道農業研究センター 研究推進部 事業化推進室長
根本 英子(ねもと・えいこ)氏
2004年より農研機構北海道農業研究センターに勤務。
畑作、酪農における省力的な作業体系の構築を中心に携わり、イアコーンサイレージの収穫調整作業体系を構築。
北海道を中心にイアコーンサイレージの普及を図るとともに、ダブルローナタネの普及にも取り組んでいます。JGAP畜産指導員。
■ 株式会社グリーンネットワークとどろき 代表取締役
轟木 高昭(とどろき・たかあき)氏
農業共済(NOUSAI)に38年間勤務
平成25年3月に早期退職
在職中は地域の耕種農家、畜産農家はもちろん、市農政課、県農政部、畜産保健所
農水省九州農政局等の行政機関との交流があり様々な情報を提供をいただき
平成25年5月に会社を設立、WCS用稲の受託作業を中心にコントラクター事業を開始。
イベント詳細
詳細 | 内容 |
---|---|
主催 | 一般社団法人 日本草地畜産種子協会 |
参集範囲 | 生産者、農協、農協連、市町村、関係機関・団体 等 |
日程 | 令和7年2月4日(火)13:30~16:20(予定) |
会場 | Zoom開催 ※ご予約完了メールにURLを記載しております。 ※ご予約者の皆さまに向けてイベント前日を目処に、参加方法についての案内メールを送付予定です。 ※予約完了メールを受信したことを必ずご確認ください。 |
申込期間 | 令和6年12月17日(火)~令和7年1月31日(金)15:00 ※申込状況によって早まる場合がございますので、予めご了承ください。 |
定員 | 200名程度 |
参加費 | 無料(要予約) |
お問い合わせ先 | (1)Webセミナーの実施内容に関すること 一般社団法人 日本草地畜産種子協会 草地畜産部 担当:池田 (TEL:03-3251-6501 E-mail:y-ikeda136@souti-fsa.or.jp) (2)Web研修会への参加方法及びWebサポートに関すること |
※当日のプログラム内容の一部は予告なく変更となる場合がございます