マイナビ農業が選ぶ!2025年おすすめコンテンツ
2025年新春公開の「GROUNDBREAKERS(グラウンドブレイカーズ)」からマイナビ農業がピックアップするのは、『大地を覆う謎の物質!?「土」から考える農業と環境』。ゲストに土壌研究者の藤井一至(ふじい・かずみち)先生を迎えて、農業と密接な関係にある「土」の正体を探ります。
藤井先生は、日本をはじめ世界各地の土を掘って掘りまくる土壌学者としてテレビでもおなじみ。土についての専門的な知識をわかりやすく教えてくれます。今回は、司会を務めるクボタ社員の西川さん、同じく「雑草好き」の黒川さんとともに畑の土を文字通り深掘り。土づくりから環境配慮、気候変動まで、これからの日本の農地の土のあり方を語ります。
ゲスト 藤井一至さん
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所/主任研究員
1981年富山県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。専門は土壌学、生態学。第1回日本生態学会奨励賞(鈴木賞)、第33回日本土壌肥料学会奨励賞、第15回日本農学進歩賞、第39回とやま賞受賞。著書に『土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて』(光文社)、『大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち』(山と溪谷社)など。趣味は家庭菜園。
撮影現場に密着!見どころはココ
土とはいったい何なのか。その謎を解くため、3人がやって来たのは赤城山を仰ぐ群馬県の「おれん家(おれんじ)農園」。実際に畑の土を掘ってみます。藤井先生によると「1cmの土は100年かけてできる」とのこと。非再生可能資源と言われるゆえんです。深さ50cmまで掘った土の断面から、今はブロッコリーを栽培するこの畑の成り立ちが見えてきました。
撮影は、黒川さんの「雑草散歩」のコーナーをはさんで、畑の土壌診断へ。実際のデータを見ながら、日本の多くの農地で過剰施肥になりやすい原因とその対策を藤井先生が解説。後半のトークセッションでは、気候変動や有機農業で日本の農地の土はどうなるか、藤井先生に難問をぶつけます。
土の未来は農業の持続性にかかっている!壮大なテーマも、スコップ片手に世界の土を掘り、家庭菜園で試行錯誤する藤井先生が、エピソードを交えてユーモアたっぷりに解答。すぐに役立つヒントも満載です。収録をやりきった3人のコメントもいただきました。
ちなみに土は大別すると世界に12種類。日本にはそのうち主に4種類があり、東西で色が異なるという真実も明らかに。配信をご期待ください!
出演者のコメント
西川さん
黒川さん
藤井先生
開催概要
開催日時:2025年1月17日(金)14:00~17:00
主催 :クボタ
参加費 :無料
参加登録:
クボタ『GROUNDBREAKERS』特設サイトからお申込みください。ご登録いただいた方に視聴用のWEBページURLをお知らせします。
※一部コンテンツは後日アーカイブでも視聴可能(要参加登録)