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【2025年最新】低温でも発芽する「ミルキーシュガー」トウモロコシの新品種が登場!最速出荷で農家が儲かるスイートコーン

夏の味覚として需要の高いスイートコーン。全国的に出荷時期が6月から8月に集中する中で、生産側では旬の走りに、より高値で売れる極早生品種へのニーズが高まっています。そこでの課題は低温期の発芽ですが、​低温条件でも発芽力があり、従来通り温度を確保すればタネを少なく蒔いても本数を確保できる「ミルキーシュガー」が誕生しました。​
2025年のスタートダッシュを決める待望の極早生品種の特長を開発元のトキタ種苗に取材しました。

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夏の味覚、スイートコーンはもれなく甘く粒皮が柔らかい

トウモロコシの中でも糖度の高いスイートコーンは、産地で朝採れの鮮度を保って出荷する流通体制が整い、電子レンジで加熱調理できる手軽さもあり、夏の味覚として需要が伸びています。

近年は、消費者の嗜好に合わせて、高糖度で甘味が強く粒皮の柔らかい品種が当たり前になっています。もはや品種間での糖度や食味に大きな差はなくなりつつあり、産地や生産者にとっては差異化をはかることが難しくなってきています。
そこで、期待されるのが極早生品種の栽培です。スイートコーンの出荷は6月から8月に集中するため、全国的に流通量が増える前に高値で売れる初物で稼ごうという狙いです。

スイートコーンの極早生、発芽温度の壁を越える

極早生スイートコーン栽培の難しさは、低温期の発芽にあります。一般的に発芽の適温は25℃から30℃で、地温が10℃を下回ると発芽せず、根が枯れるなどの損失になりかねません。
また、スイートコーンの中生品種は、播種から収穫まで85~90日が一般的で、需要のピーク時期の夏に流通する品種です。
それより早く出荷したい場合は、極早生品種が利用されます。

極早生品種の播種は、作型やエリアにもよりますが、概ね2~4月ごろと、まだまだ寒い日が続く時期に行います。
生産量全国1位の北海道でも、低温条件下で発芽や苗が揃う品種が欲しいという生産者の声が多く聞かれていました。

こうした声に応えて、トキタ種苗が低温期にも発芽するスイートコーン種子を2年の歳月をかけて開発しました。
その名は「ミルキーシュガー」。甘くて濃くジューシーな食味を彷彿とさせる品種名にも胸が躍ります。

低温でも発芽する新品種「ミルキーシュガー」4つのメリット

トキタ種苗の「ミルキーシュガー」は、低温でも発芽・伸長するイエロー系スイートコーン種子シリーズです。そのうち待望の極早生品種「ミルキーシュガー80」は、国内最速級の播種後80日が収穫目安にもかかわらず、穂が400g前後に育つ堂々たるスイートコーンです。
ミルキーシュガーの栽培面での4大特長を、開発プロジェクトのリーダー、トキタ種苗の栗城(くりき)さんに聞きました。

【1】15℃の低温でも発芽

15℃での発芽試験(7日目)(上:ミルキーシュガー/下:対照品種)

ミルキーシュガーは、15℃という従来の発芽適温の下限とされる25℃より10℃も低い温度での発芽試験で、良好な初期生育を確認しました。北海道でも露地マルチ栽培で4月下旬に播種ができ、1週間から10日後には発芽が見られます。
​これまで通り温度を確保した上で畑で使用すると、従来品種より優れた発芽力で、勢いのある初期生育が期待でき、使うタネの量も少なく調整でき、早植えすることも可能です。

【2】低温でも発芽力が強く、初期生育が良い

ふっくら感の差(上:ミルキーシュガー80/下:対照品種)

低温期の育苗や直播では2~3粒播きをしてタネを互いに競争させることで発芽を促す方法が取られていますが、ミルキーシュガーは1粒または2粒播きでも力強く発芽します。ふっくらと充実した種子には、手にした瞬間からその強さが感じられます。

平均気温15℃での育苗(14日目)(上:ミルキーシュガー80/下:対照品種)

実際にテスト栽培では気温15℃播種14日目で、対照品種よりも芽と根の伸びが各段に良い結果が出ました。
低温での発芽力の良さは種子コストの低減にもつながります。

【3】穂先の露出が少なく、害虫や鳥獣被害を受けにくい

穂先の皮の包み方も強さが売りです。
果実の先端が見えると害虫が付きやすく、鳥獣被害に遭いやすいため、そのリスクを低減させて歩留まりを高めることができます。
また、低温期に種まきをすることで、生育が前倒しになり、害虫の発生のピーク前に収穫を迎えられるため、害虫対策にもつながる相乗効果が期待できます。

【4】草丈が低めで強風の影響を受けにくい

スイートコーンには草丈が高く、風による倒伏が課題になる品種もありますが、ミルキーシュガーは草丈170~180cm前後と比較的小柄な品種であり、根の量が多くしっかり張るため、強風の影響を受けにくく倒伏しにくい品種です。

ミルキーシュガーの実際の根の量。枝根からも密度の高い根が張っていることがわかります。

このように極早生品種でありながら、糖度、粒皮の柔らかさ、重量を確保したうえで、低温発芽力と生育の良さを兼ね備えた「ミルキーシュガー」。
全国の生産者にとって待望の品種が誕生しました。

スタートダッシュの決め手、儲かるコーンでブランド化

新品種の「ミルキーシュガー」には、播種後80日を目安に収穫できる極早生品種「ミルキーシュガー80」と、早生・中生の作型で播種後85日を目安に収穫できる「ミルキーシュガー85」があります。それぞれ​、小袋(70粒)・150粒・2,000粒の規格をご用意。​


​​2000粒のパッケージは下部が透明で、中に入っているタネの形が店頭で容易に確認できる​今までにないパッケージが特徴です(左:「ミルキーシュガー80」 右:「ミルキーシュガー85」) 。

後者は夏の味覚にふさわしく、穂重450g以上が期待できるため2L率が高く、食味が良く消費者が魅力を感じる大きな穂のスイートコーンを収穫することができます。

暑さにも比較的強い品種なので、「ミルキーシュガー80」でスタートダッシュを決め、盛夏は「ミルキーシュガー85」で量・質を充実させ、抑制栽培で10月末まで、シーズンを通して高糖度・高食味のスイートコーンを供給することができれば、産地のブランディングにもつながるでしょう。
播種から収穫までの期間が短いぶん、早く作り終えた畑で他の作物を栽培することも可能です。畑の回転率もアップする農業経営の強い味方です。

2025年スイートコーンは「ミルキーシュガー」で決まり!

ミルキーシュガーは、トキタ種苗が、極早生品種を熱望する生産者の声を聞き、ミルキースイーツのリリースから10年をかけて開発したイエロー系スイートコーンの新品種です。
トキタ種苗の品種開発のモットーは「食べておいしい」ことが第一。
消費者目線でおいしくて買いたくなる青果物であり、生産者にとって作りやすく儲かる種であることが理想形です。

理想の全てをかなえることは難しく、どこに焦点を当てるかが開発のポイントです。
社内で協議を重ね、低温発芽にフォーカスし、倒伏抵抗性を高めることをテーマに開発に取り組み、ついに低温でも発芽力のあるスイートコーン「ミルキーシュガー」が誕生しました。
同社がミルキースイーツ(2011年~)で培ってきたスイートコーン栽培の知見が、生産者の課題解決に生かされています。

2025年、スイートコーンの生産者に好機到来。
いち早く出荷して儲けたい生産者から、新たな品目として作付けする生産者、新規就農者、家庭菜園愛好家まで、作ってみる価値のある新品種です。

国内最速級、極早生の「ミルキーシュガー」でシーズンのスタートダッシュを決めましょう。

お問い合わせ先

トキタ種苗株式会社
住所:埼玉県さいたま市見沼区中川1069
電話番号:048-685-3190
お問い合わせはWEBにて受け付けております。
こちらよりご確認ください。
■お問い合わせ窓口
https://www.tokitaseed.co.jp/contact.php
■ミルキーシュガー特集ページ
https://tokitaseed.co.jp/milkysugar/

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