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農業未経験OK!自分に合った農と暮らしが見つかる、和歌山「しごと暮らし体験」

農業未経験OK!自分に合った農と暮らしが見つかる、和歌山「しごと暮らし体験」

和歌山県ではしごととくらしを体験できる「しごと暮らし体験」という取り組みを行っています。様々な体験ができる中でも農業体験も可能で、豊富な体験先から希望の農家を選んで参加できます。農業未経験のビギナーから本格的に就農したい人まで、幅広い参加者を受け入れています。
これまでに多くの人が参加し、体験を経て農家になったという人も。今回の記事では「しごと暮らし体験」の特徴や魅力に加え、農業体験を受け入れる農家と参加者の声も紹介します。

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和歌山の農業と暮らしを知れるリアルな地域体験

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農業体験中

和歌山県は温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、みかんや梅、柿などの果樹を中心に、野菜や花など多くの農産物を生産しています。近年では自然に囲まれた環境に魅力を感じ、就農や移住先としても注目が高まっています。
そんな同県の仕事や暮らしの魅力を知ってもらおうと、2018年4月からスタートした企画が「しごとくらし体験」です。希望する地域での「しごと」を体験しながら、地域住民や先輩移住者たちとの交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができると好評。体験先は200カ所以上。伝統工芸から飲食やデザイン業まで幅広く、うち農林水産業だけでも50カ所以上の体験先があります。

「しごと暮らし体験」について、「わかやま移住定住支援センター」でキャリアアドバイザーを務める内田靖之さんにお聞きしました。
「体験期間は主に1泊2日~2泊3日で、交通費、食費、宿泊費等はかかりますが、体験は無料で受けられます。また、宿泊費については1泊3,000円~5,000円の補助があるのも特徴です」と内田さん。昨年度は関西圏を中心に全国各地から200名以上が参加したそうです。「しごと暮らし体験」の特徴は大きく3つあると話す内田さん。

内田さん

まず1つめが、リアルな働き方を知れることです。体験先は地域で精力的に活動している事業者ばかり。果樹や野菜など農作物の種類もさまざまですが、慣行農業をはじめ有機栽培や自然栽培など、幅広い農法を実践する農家さんの取り組みに触れることができます。2つめは暮らしの雰囲気をつかめること。宿泊先はゲストハウスや民宿を予定していますので、地域の人とのコミュニケーションを通して暮らしの雰囲気に触れることが可能です。最後の3つめは、人とつながれること。体験先の先輩農家などとのつながりが、移住後の大きな支えになります

より地域と近い距離で仕事と暮らしを体験することを重視していると話してくれました。

「体験を通して移住や就農人口だけでなく、地域への関係人口を増やしていきたいと考えています。『しごと暮らし体験』での農業をきっかけに、和歌山の魅力を知って好きになってもらうことも目的のひとつなんです。農家を目指す人はもちろん、ちょっと興味があるというくらいの方も大歓迎。まずは気軽に和歌山の農業と暮らしを体験してください」と笑顔で語ってくれました。

イルカの調教師から農家へ。異色の経歴を持つ受け入れ農家

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「わかやましらはま農家」の園主・遠藤賢嗣さん

農業体験を受け入れる、「わかやましらはま農家」の園主・遠藤賢嗣さんにもお話しを伺いました。

白浜町でレタスやトウモロコシなどを栽培する遠藤賢嗣さんは京都府宇治市出身。大学卒業後、白浜町にあるエンターテインメントパークに就職し、イルカの調教師として活躍していたという異色の経歴の持ち主です。

遠藤さん

生きものや自然が好きで、その魅力を伝える仕事がしたいと思い、動物と働ける仕事に就きました。働いているうちに、もっとたくさんの人が身近に自然と触れ合える場所をつくりたい、という思いが強くなったんです。自分にあった方法はないかと模索していた時に、畑ならいろんな人が来やすいのではないかと思ったのが、農業を始めたきっかけです

観光農園として開かれた畑には、近隣の県をはじめ関東から、農繁期には月に200人もの人が農業体験などで訪れます。

約3haの農地で、春はそら豆、夏はトウモロコシ、お盆とお彼岸の時期にあわせてケイトウの花、秋から冬にかけてレタスなどを育てています。農業体験は通年受け付けていて、その時期に合わせた作業の体験を実施しています。取材で訪問した日はレタスの収穫の最盛期。みずみずしく育ったレタスを一つひとつ手作業で収穫していました。これから春になると、そら豆やトウモロコシの植え付け作業が始まります。

遠藤さん

農業経験がなくてもでもできるように、当日の農作業のなかからその人に合わせたお仕事を体験していただきます。また、参加者とのコミュニケーションを大切にしているので、農作業のことはもちろん、私がなぜ農家へ転身したのか、就農までのステップ、そして現在に至るまで、いろんな話しをするのが当農園の特徴です。人生の分岐点に立って悩んでいる人も、体験を通して白浜の自然や暮らしに触れて、何か自分なりの答えを見つけてもらえるとうれしいです

「しごと暮らし体験」参加者の声

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農作業の様子

遠藤さんの農園で「しごと暮らし体験」を体験した、参加者にもお話しを伺いました。

■愛媛県在住・30代 清掃業
農的な暮らしに憧れて、色んな土地の農業体験に参加しています。和歌山の温暖で海のある環境に惹かれて、遠藤さんの農園へ2泊3日の体験に来ました。体験先の候補がたくさんありましたが、白良浜の海岸と動物好きという遠藤さんの人柄が決め手に。農業体験ではレタスの収穫作業を手伝いました。作業中や休憩時間に、就農までの経緯や農家になってからのこと、白浜町での暮らしについてなど、いろんなお話しができたことが印象深いです。こんなにじっくりと、人生について話しができる農業体験は初めてでした。これから自分がどんな風に農業と関わって、どんな暮らしがしたいのか、ヒントが見つかったような気がします。

■京都府在住・40代 演劇関係
ずっと農業に関わってみたいという気持ちはありましたが、就農するまでの決心まではなくなかなか一歩が踏み出せずにいました。そんな時、友人から「しごとくらし体験」を教えてもらい思い切って申し込みました。農業未経験でも大歓迎という点と、イルカの調教師から就農したという遠藤さんの経歴に興味を持ち「わかやましらはま農家」へ。実際の農業は想像通りの大変さで、毎日へとへとになりながら取り組んでいますが、同じくらい楽しさを知れました。体験を通して地域の人とつながることもできたので、ぼんやりとしていた和歌山移住を具体的に進めていきたいと考えています。

充実のサポート体制で移住や就農を応援!

和歌山県には新規就農者をサポートする制度が充実しているのも魅力です。就農全般に関する相談ができる「就農支援センター」や、栽培技術を学べる「和歌山県農林大学校」、新規就農者が利用できる「農業次世代人材投資資金」制度など、新しく農業を始めたい人へのサポートが整っています。また、移住に関しては各自治体に移住相談窓口「ワンストップパーソン」が置かれているなど、移住者支援のサポート体制はばっちりです。
「しごと暮らし体験」での体験やサポートを経て、農家になる夢を叶えたという人も続々。地方移住や農業に興味のある方、まずは気軽な体験から始めてみませんか。

申し込みについて

「しごと暮らし体験」の申し込みは、サイト「わかやまLIFE」で受け付けています。体験先の地域や農作物に悩む人は、事務局に相談すれば希望に沿ったところを提案してくれるので安心です。

募集要項

・体験期間…1泊2日~2泊3日
・体験料金…無料(交通費・食費・宿泊費等は自己負担)
・宿泊費補助…1泊あたり3,000円~5,000円

「しごとくらし体験」の詳細はこちら
わかやまLIFE

【問い合わせ先】
和歌山県しごと・暮らし体験事務局
TEL:03-6452-9414
MAIL:wakayama@shigoto-ryokou.com

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