果樹カメムシ類の特徴と防除方法は?
⑴特徴
果樹カメムシ類は、果樹に被害を及ぼすカメムシ類の総称で、全国に三十数種が確認されています。特に発生が多いのはチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシです。これらは果実に針状の口を刺して吸汁し、果実をスポンジ状に変化させたり、幼果期に落果させたりします。カンキツ、モモ、リンゴなど幅広い果樹に被害をもたらします。カメムシ類はスギやヒノキの種子を餌に繁殖し、餌が枯渇すると果樹園に飛来して加害します。発生量は針葉樹の球果の量に左右され、年ごとに変動が大きいのが特徴です。
⑵防除方法
防除を行う際は、害虫の飛来を確認したら速やかに薬剤を散布することが重要です。特に薬剤散布は夕方に実施すると効果的です。また、発生が多い園地では、防虫ネットの設置や、ナシやブドウなどの袋かけも有効な対策となります。
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