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夏野菜をしなびさせない保存方法

夏野菜をしなびさせない保存方法

2017年08月01日

夏は食べ物が傷みやすい季節です。中でも夏野菜の場合「低温障害が起きやすいため常温保存が向いている」という意見もあったりするので保存の仕方について迷ってしまうかもしれません。適切な保存方法を知ることで野菜を無駄にしないようにしたいものです。

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夏は食べ物が傷みやすい季節です。その中でも夏野菜の場合「低温障害が起きやすいため常温保存が向いている」という意見もあったりするので保存の仕方について迷ってしまうかもしれません。適切な保存方法を知ることで野菜を無駄にしないようにしたいものです。

保存温度にこだわりすぎない

原産地が暑い地域であることが多い夏野菜の保存に関しては、「冷蔵庫での保存は温度的にNG」となってしまう事が多々あります。住宅事情によっては夏でもいわゆる「冷暗所」に該当する1~15℃の直射日光が当たらない涼しい場所もあるかもしれませんが、大抵の場合、該当する場所がなくて困るのではないかと思います。室温保存にこだわるより、冷蔵庫をうまく活用して夏野菜を保存してみましょう。また、ちょっとした加工をすることでそのままの形で保存するより長く鮮度を保つこともできます。畑やプランターで一時に大量に収穫できた時などはそちらも合わせて試してみてください。

冷蔵庫の冷蔵室と野菜室の違い

冷蔵庫の冷蔵室と野菜室では設定温度が異なります。機種やメーカー、冷蔵庫自体の設定で多少違いはありますが冷蔵室が約3~5℃、野菜室は約5~7℃になっていて野菜室の方が高めです。野菜の保管には野菜室を使い、適切な保管方法で長持ちさせるようにします。

どの野菜でも水気は厳禁

保存前に洗って濡らしたり、朝露や雨の水滴がついたりしている状態では冷蔵庫で保管しても傷みが早くなります。保存する場合は乾いた状態か、濡れていれば必ず水滴を拭き取っておきましょう。

※キャベツやレタスの芯をくりぬいて濡れたキッチンペーパーなどを詰める保存方法もありますが、その場合でも葉の外側についた水滴は拭き取っておきます。

野菜別の保存方法

トマトの保存方法

室温保存が推奨される野菜の一つですが熟れているものは冷蔵庫で保存した方が安心です。まだ完全に熟していない場合は、室温保管で追熟させる事ができます。冷蔵庫に入れる場合は新聞紙やキッチンペーパーで包み、フリーザーバッグやラップ、ポリ袋で乾燥しないよう包んだ後で、なるべくヘタを下にして野菜室で保存します。食べきれない場合、水気を拭き取って、まるごとフリーザーバッグに入れて冷凍すると、トマトの水煮缶代わりにも使えます。冷凍する事で皮がむけやすくなり簡単に調理に使うことができます。プチトマトは冷蔵でも冷凍でも水気がない状態でフリーザーバッグやポリ袋に入れて保存します。トマトは重ねて保存するとぶつかった所から傷みやすいので広げた状態になるよう注意して下さい。

ナスの保存方法

乾燥が大敵の野菜なので、放っておくと水分が飛んで、しなびてしまいます。裸のまま野菜室に入れないよう、ラップで包んでから野菜室に入れます。野菜室の温度はナスには少し低すぎるため身が縮みやすいので3から4日程度で食べきるようにします。消費しきれない場合は焼きナスにしてから小分け冷凍し、解凍してそのまま食べたり味噌汁の具にするほか、適当な大きさに切って、アク抜きしてから、水分をしっかり拭き取ってフリーザーバッグに入れて冷凍します。食感が悪くなるので生を冷凍したナスは炒め物には向きませんが煮込み料理には問題なく使えます。

きゅうりの保存方法

きゅうりも水濡れしているとそこから傷み始めるので、しっかり拭き取ってから保存します。できれば新聞紙やキッチンペーパーで包んだ上からポリ袋に入れるのがベストですが、すぐに使う場合はポリ袋に入れるだけでもかまいません。ポイントとしては、横に寝かせるより立てて保存した方が鮮度を保てます。家庭菜園などで一度に収穫できるのに保存が利かなくて困ることが多い野菜ですが、こちらも冷凍が可能です。少し厚めにスライスした後、きゅうりの重さの1%程度の塩で塩もみをして5分ほど置き、余計な水分を取り除いた後で小分けしてラップで包んだ後、フリーザーバッグに入れれば冷凍できます。自然解凍した後、酢の物やポテトサラダ、浅漬けに混ぜて使うことができます。生の物をスライスしたものと比べれば歯ごたえが劣りますが、十分使うことができます。

オクラの保存方法

オクラも低温に弱い野菜なので新聞紙やキッチンペーパーに包んでからポリ袋に入れて野菜室で保存します。もしオクラのヘタの長さがある程度残っているなら、コップに5㎜程度の水を入れ、ヘタを水に生けるようにしてコップに立ててポリ袋をかぶせて乾燥を防いだ状態で野菜室に入れ、「生けておく」方法でも長持ちします。

カボチャの保存方法

まるごとであれば1、2ヶ月は持ちます。適切な保管場所であれば、冬至の頃まで食べる事もできる保存性の良い野菜です。スーパーなどで購入した場合は、まるごとの状態であれば特別暑い場所におかない限りは、それほど注意は必要ありません。ですが、家庭菜園から収穫したものや朝市などで買った収穫したばかりのかぼちゃの場合、ヘタの部分が瑞々しいうちはなるべく風に当てて乾かすようにします。ヘタの部分がきちんと乾いていない状態でしまい込んでしまうと、そこから腐り始めてしまいます。カットした状態のカボチャは長持ちしませんので種とワタをきれいに取り除いて、切り口にラップをかけた上で、野菜室に入れて早めに使い切ります。市販の冷凍食品もあるように、冷凍保存も可能です。余ったら使いやすい大きさにカットして、フリーザーバッグなどに入れて冷凍保存します。

ピーマンの保存方法

ピーマンはエチレンガスを多く出す野菜の一つです。これは野菜や果物が熟しやすくなる成分です。固いキウイなどをリンゴと保存すると熟れる、というライフハックという現象がありますがそれもエチレンガスの効果です。エチレンガスは追熟が必要な時は便利ですが、ピーマンをまとめて袋に入れてしまうと、お互いのエチレンガスの影響のため腐りやすくなることがあります。使うまでに時間がかかりそうな時は一つずつラップでくるんでから野菜室に入れると長持ちします。たくさんあって使い切れない場合は、ヘタと種を取り除いて短冊切りなどにして、水気をしっかり取ってから冷凍すると1ヶ月ほど保存することができます。炒め物に使うと若干くたっとしますが、特別固い歯ごたえを求めなければ生の物とそれほど代わらない感覚で使用することができます。

ズッキーニの保存方法

分類上はカボチャの仲間ですが、カボチャと異なりそれほど日持ちしません。保存する時の扱い方としては、ナスと似ています。乾燥で劣化する点もナスと同じで冷蔵保存の場合、一つずつラップや新聞紙などで包み、野菜室で保存します。冷凍する場合は5㎜程度の薄切りにして重ならないよう、ラップやフリーザーバックに広げて冷凍し、煮込み料理に使います。

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