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ほどよい甘味と酸味の南国フルーツ『パイナップル』を食べて暑さに打ち勝とう!

ほどよい甘味と酸味の南国フルーツ『パイナップル』を食べて暑さに打ち勝とう!

2017年09月12日

そのままで食べても、他の食材と一緒に調理されていてもおいしいパイナップル。ただおいしいだけではありません。
ある条件で調理すると、ある食材を柔らかくして消化を助けてくれる効果もあります。
酸味と甘みが特長のパイナップルですが、その酸味に苦手意識をもっている方もいるのではないでしょうか。その原因を解決したらパイナップルが好きになるかもしれません。
パイナップルが好きな方も、苦手な方もご一読ください。

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日本の南国フルーツの代表「パイナップル」

今でこそ、たくさんのトロピカルフルーツが日本にも定着していますが、パイナップルが一番最初に、日本に定着した南国フルーツだと言われています。

パイナップルの原産はブラジル南部、アルゼンチン北部、パラグアイにまたがる、南緯15から30度、西緯40から0度に囲まれた地域です。

ちなみに、沖縄県の南緯が24から26度。原産地と同じぐらいの緯度です。

パイナップルの名前の由来は、形は松ぼっくり(pinecone)に似て、味がリンゴ(apple)のように甘酸っぱいことからパイナップル(pineapple)と呼ばれています。

パイナップルには実は旬がありません。国内産はおもに沖縄産で5~8月に出回ります。

沖縄県以外のパイナップルは輸入品。日本で販売されているものの多くが輸入品で、フィリピン産と台湾産があり、中でもフィリピン産が8割以上になります。

旬はないとはいえ、今の時期は一番うま味が強いです。ぜひ、国産のパイナップルをご賞味ください。

そのままでも食べてもおいしいけど、調理して食べるメリットとは

ゼリーやケーキなどのスイーツ以外として調理して食べることもあるパイナップル。

その代表として最も多いのが酢豚。中には酢豚にパイナップルが苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

酢豚にパイナップルが使われるのは、ヨーロッパ人向けの味付けにしたためと言われています。

酢豚のように加熱して料理に混ぜたり、ハムステーキや豚肉のソテーの付け合わせするのは「おいしい」以外に理由があります。

それは、パイナップルに含まれる「ブロメライン」というたんぱく質分解酵素が肉や魚と一緒に料理するとたんぱく質の分解を促進し、柔らかくし、消化しやすくなるからです。

また、腸内の老廃物も分解されるので、消化不良の対策にも有効です。

冷たいものばかり食べて胃腸が弱っている夏の暑い時期は、このように消化しやすい状態で召し上がってみてはいかがでしょうか。

ただし、ブロメラインは熱に弱く、60℃以上の熱を加えると酵素が働かなくなるので、生のパイナップルを料理に使う場合は、最後に軽く火を入れる程度にとどめましょう。

こんな時には缶詰かビン詰を使いましょう

パイナップルを調理に使う際の注意点がもう一つ。

たんぱく質分解酵素「ブロメライン」には、ゼラチンの凝固を阻害する特徴があります。

ただし、この効果が発揮されるのは「生」のパイナップルを使用したとき。

生のパイナップルでゼラチンを使ったゼリーを作ると、ゼラチンが分解され、ゲルが形成されなくなります。

そのため、パイナップルでゼラチンを使ったゼリーを作るときは、缶詰やビン詰など調理済みのものを使用するようにしましょう。

生のパイナップルを使用したいときは、あらかじめ果汁を短時間加熱して、酵素を失活させたものを使用するようにしましょう。

パイナップルの他に、パパイヤやキウイフルーツにもたんぱく質分解酵素が含まれているので、ゼラチンを使ったゼリーを作る際はお気を付けください。

 パイナップルに含まれる栄養素

さわやかな酸味はクエン酸によるもので、疲労回復と食欲増進効果があります。

また、糖質の分解を助け、代謝を促すビタミンB1を多く含みます。さらに、ビタミンB2やC、クエン酸などとの相乗効果により疲労回復や老化防止などに効果があります。

食物繊維も豊富で、整腸作用があります。

酢豚にパイナップルを入れ、味付けにトマトケチャップを用いると、消化に良いだけでなく、パイナップルとトマトケチャップ、ダブルのクエン酸の酸味で夏バテ解消になり、疲労回復効果が増すのでオススメです。

舌がピリピリする! その悩み、解決します

パイナップルを食べたときにアレルギー体質ではないのに舌がピリピリしたことはありませんか。それが原因でパイナップルを嫌いになるのはもったいないですよ!

パイナップルを食べたときに舌がピリピリする理由は、そのパイナップルが未熟な果実だからで、未熟な果実に多く含まれる針状結晶の「シュウ酸カルシウム」によるものです。

なので、熟したものを食べるようにしましょう。

未熟な果実は舌がピリピリするだけでなく、消化不良も起こしやすくなるのでご注意ください。

購入するときはココに注目!

パイナップルは常温で保存しても、甘味は増えません。逆に傷みやすくなるので、購入する際は次のポイントを確認して、熟しているものを選びましょう。

・葉の色が濃く、比較的小さいもの

・全体的に丸みがあり、下方がやや膨らんだ形に育っているもの

・下半分が黄色く色づき、芳香がするもの

・最下部を押すと柔らかさを感じられるもの(食べごろ)

まだ少し青いものであったり、酸味が強い場合は、しばらく置いておくことで酸味が和らぐことがあります。

その際は、葉の部分を下にして逆さまの状態で保存すると良いでしょう。

パイナップルはお尻の部分に甘味が溜まるので、甘味が全体に回ります。

いったん熟したものは、カットしない丸のままなら、冷蔵庫で1週間程度保存できます。

カットしたらラップで包んで冷蔵庫に入れ、2、3日で食べきりましょう。

ひと口大に切って冷凍すれば、シャーベットとしても楽しめます。

また、食べ終わった葉も捨てずに水栽培すると、根が出てグリーンインテリアになりますよ。

切るのが大変だから丸々購入するのはちょっと…という方にオススメのパイナップル

葉が大きく、皮が硬いので切るのは少し大変ですよね。

そんな方にオススメのパイナップルがあります。

その名も「スナックパイン」。

果肉を手でちぎって食べられるお手軽なパイナップルです。

お尻の部分をカットしたら、あとは節を引っ張ってちぎれば手軽に食べることができます。糖度が高くて酸味が少なく、また、芯も比較的やわらかくて甘いのでたっぷり食べられます。ただ葉にトゲがあるので注意してください。

原産は台湾ですが、沖縄県産は4から8月頃に出回ります。

ほどよい酸味と甘みを持つパイナップル。しっかり熟したもの選んで購入すれば、舌がピリピリすることなく、甘くみずみずしい果汁がジュワーっと口の中いっぱいに広がります。

調理して食べる際は、温度や、一緒に調理する材料を少し考慮して召し上がってください。

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