ネギで描く未来。生産と流通にイノベーションを。 – マイナビ農業

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生産者の試み

ネギで描く未来。生産と流通にイノベーションを。

ネギで描く未来。生産と流通にイノベーションを。

2017年09月16日

農業法人「アルファイノベーション」代表の山田浩太(やまだこうた)さんは、経営コンサルティング会社で農業分野のコンサルティングを行ってきた。「天候などの変動要素が多いからこそ、農業にも一般の製造業のような緻密な計画が必要」と考えた山田さんは自ら会社を起し、2012年から埼玉県白岡市でネギの生産を開始した。
農業の現場で、プラスアルファのイノベーション(改革)に挑戦する山田さんが目指す姿とは。

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農業をマネジメントする

山田浩太さん
事業は「始めること」より「続けること」が大切であることは言うまでもない。今、変化が起きているのであれば、この先にだって変化はある。チャンスをもたらす場合もあれば、逆風となる場面もある。その変化にどのように向き合い、対応していくのか。または、そこでいかに磐石な体制を構築するのか。今、目の前で起きている事象に向き合う力と、将来に備える構え。事業を発展させ、続けていくためには「マネジメント」という視点を持って、組織を運営していく必要がある。それは企業経営に限ったことではない。農業にだって当てはまる。いや、むしろ農業にこそ求められていることかも知れない。

求められることに応える

農業経営者
山田浩太さんはコンサルティングを通して、様々な農家や農業経営者、これから農業を始めたいという人に出会ってきた。「どの人も農業のエキスパートで、手掛ける農作物はどれもすばらしいもの」だからこそ、市場のニーズに応える、マーケティングの視点を持ったら、彼らはもっと強くなると感じた。「誰に対して、いつ、何を届ける」。より明確なビジョンを持って農作物を生産する。山田さんは、農業が産業として成熟するタイミングだと捉えた。
「農業をビジネスとして捉えれば、同じものづくりの現場である製造業の常識を照らし合わせることができる。そこには、顧客のニーズにどのように応えていくかという計画もあるだろう」。
これまで生産者は、自然との闘いの中で農産物を作ることに集中してきた。できあがった農産物を売るのは他に任せざるを得ない状況もあった。しかし、流通網の発達と消費者のニーズが細分化した今日においては、生産者にも作ることに集中するだけでなく、自らが販売することも考えることが要求されるようになった。
無理に売るのはつらい。欲しい人に、欲しいときに、欲しい数をきちんと届ける。求められることに応えることが、何よりビジネスの原点。農業に経営という姿が求められる時代がやってきた。
 
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