冷蔵庫に入れないほうがいい野菜とは? – マイナビ農業

マイナビ農業TOP > ライフスタイル > 冷蔵庫に入れないほうがいい野菜とは?

ライフスタイル

冷蔵庫に入れないほうがいい野菜とは?

冷蔵庫に入れないほうがいい野菜とは?

最終更新日:2017年12月14日

野菜の貯蔵に適した場所として冷蔵庫が一番多く使われていると思います。野菜によっては、冷蔵庫に入れる事でかえってダメになってしまう事もあります。低温で保存する事の意味と、適さない理由はなぜかを考えてみたいと思います。

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

保存のための適度な温度は様々

保存のために野菜や果物、いわゆる「青果物」を貯蔵する環境は温度によっていくつかに分類する事ができます。

・自然の温度下での貯蔵→常温保存

・暖かい地域や季節に低い温度化の環境を用意して貯蔵→低温貯蔵

・寒冷地や冬期などに凍害を防ぐために保温して貯蔵→保温貯蔵

この他、一般家庭で行うのは難しいのですが、青果物自身が出すガスによる劣化を防ぐ「CA貯蔵」など、流通の段階では青果物の劣化を防ぐために、きめ細やかな貯蔵方法が考案され実施されています。

出荷は行っていなくても、昔から自家用作物などを栽培して長期保存している家庭などでは、それぞれの野菜に適した保管場所が用意されている事もあります。食べる野菜は購入するだけという家庭の場合は、買ってきた野菜はとりあえず冷蔵庫に。となるかもしれません。冷蔵庫の場合、貯蔵温度のカテゴリーとしては「低温貯蔵」になります。多くの物はそれでも問題無いのですが長期保存の場合、冷蔵庫での保存が適さないものは低温による劣化で「冷蔵庫に入れたのに腐った」という現象が起きる事があります。これを「低温障害」と呼びます。

低温貯蔵の意味

冷蔵庫などの冷所で低温貯蔵を行うのは以下のようなメリットがあります。

・野菜の呼吸を抑えたり代謝活性を遅らせる

・蒸散作用を抑制する

・成熟によって軟化したり変色する事を遅らせる

この作用については「野菜や果物を冬眠させる」という風にイメージするとわかりやすいかもしれません。野菜は収穫された後でも呼吸をしていますし、追熟もします。常温でむき出しのまま放置しておくと、乾いたり腐ったりしていくのを寒いところに置く事で野菜の活動を鈍らせて劣化を遅らせるわけです。

野菜に必ず付着している微生物や菌が低温の環境では活動しにくくなるため、追熟ではなく微生物や菌の増殖で起きる腐敗やカビの発生を抑える事につながります。

冷蔵庫では温度管理が難しい

冷蔵庫の温度は野菜の貯蔵というより、食品が腐敗しないよう微生物の活性を抑える低温下での保管を目的としたものになっているので、元々野菜を入れるには温度が低めです。そのため「野菜室」が設けられているものは、冷蔵室より若干高めの設定となっています。

・冷蔵室→約3℃から5℃

・野菜室→約5℃から7℃

野菜の貯蔵は野菜室を使用した方が良いのですが、野菜によっては野菜室でも低すぎる事があります。

1 2 3

  • LINE
  • twitter
  • facebook
  • Google+
  • Hatena
  • Pocket

関連記事

カテゴリー一覧