ヤギでエコ除草。脱サラして神戸で有機農業をはじめた夫婦が成功した3つの理由。 – マイナビ農業

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ヤギでエコ除草。脱サラして神戸で有機農業をはじめた夫婦が成功した3つの理由。

ヤギでエコ除草。脱サラして神戸で有機農業をはじめた夫婦が成功した3つの理由。

最終更新日:2017年12月13日

神戸市の「ナチュラリズムファーム」では化学肥料を一切使わず、完全無農薬で約40種の野菜とお米を作っています。ヤギが除草をするスーパーエコスタイルも話題に。その事業成功の理由に迫ります。

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周囲の反対を押し切って8年前に就農した大皿一寿(おおさらかずとし)さん。
勤めていた会社を辞め、今は専業の有機農業家として活躍しています。
家畜のヤギが除草をするという、今どき珍しいユニークなスタイルも地域の話題になっています。

有機農法は特に厳しいと言われる中、どうやって事業を軌道に乗せたのか大皿さんにお話をうかがいました。そこには「兼業」「差別化」「常連客」という3つのキーワードがありました。

左から、研修生、奥さんの純子さん、大皿一寿さん、研修生。4人でスタートしました。

成功の理由1:スタートは「兼業農家」だった

-脱サラして農業をはじめるのは大変だったのでは

僕は以前サラリーマンで、42歳で就農しました。
最初は兼業農家だったのですが、農業一本になったのは3年たってからです。
兼業の時は奥さんと研修生に農作業を頼み、週に2~3日畑に出ていました。

それでも、専業農家になって最初の2年は大変でしたね。
ビニールハウスを買ったり井戸を掘ったりと…かなり投資しました。
うちは子供がまだ学生で、家族を養わなくてはいけなかったからです。
最初から専業だったら、労力的にも経済的にもかなり厳しかったと思います。

成功の理由2:有機農法と家畜で「差別化」した

-そもそも、なぜ農業の世界に入ったのですか

農業をやろうと思ったきっかけは、勤めていたときにアルバイトの子の食生活の乱れが気になったからです。毎日ジャンクフードを食べているのを見て、彼らが体調を崩したり精神的に不安定になったりする原因が「食」にあるのではないかと考えたからです。

そこで、僕が無農薬で作った野菜を職場に持っていって、アルバイトの子たちに食べてもらうことにしました。すると、何となく彼らの表情が明るくなったのです。食事中の会話も増えました。

-それで無農薬にこだわっているのですね

農業をはじめる時に、県の就農支援センターに相談に行ったのですが「初心者が無農薬は難しい」と言われました。

でも、どうせやるなら僕はどうしても無農薬にこだわりたかった。その後、神戸市内で有機農法を
とりいれている農家さんを見つけて、一年ほど勉強しに行きました。有機に関する本もたくさん読みました。

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