女性ならではの視点で稼げる農業を実現する。姉妹でつなぐ家族の歴史。 – マイナビ農業

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生産者の試み

女性ならではの視点で稼げる農業を実現する。姉妹でつなぐ家族の歴史。

女性ならではの視点で稼げる農業を実現する。姉妹でつなぐ家族の歴史。

2017年10月03日

広島県廿日市(はつかいち)で、父と姉妹で運営する前川農園。農家ではない職業に就いていた二人の姉妹が、なぜ農園を始めたのでしょうか。意識している女性ならではの視点とは。前川農園副代表の池田淳子(いけだじゅんこ)さんにお話をうかがいました。

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-池田さん姉妹が運営している前川農園について教えてください。

前川農園は、広島県廿日市にある農園です。実家の土地を引き継ぎ、2015年に姉と二人でスタートしました。お米の他に、タマネギやニンニク、唐辛子などを中心に季節に応じた少量多品目の野菜も作っています。農園は誰でも気軽に遊びに立ちよれるスタイルで、私たちの新鮮な野菜でつくってもらったジェラートなども用意しています。

こだわっているのは、女性ならではの視点を取り入れることです。例えば、バターナッツという品種のかぼちゃを作っているのですが、めずらしい野菜なので普通に置いているだけではなかなか売れません。そこで、目や鼻をつけて顔に見立てて販売すると、かわいいと話も弾み販売にもつながりやすくなります。他に意識していることは、女性でも食べやすいように小ぶりの野菜をつくること。持ち帰りやすいので、女性だけでなく高齢の方にも人気です。食べきりサイズなので、無駄にもなりません。

自分たちで農園を経営しながら、農林水産省の行っている「農業女子プロジェクト」にも所属しています。その中で、女性目線の農業機械の開発にも関わりました。農業機械って、基本的には男性向けに作られているものです。例えば耕運機。大きすぎて、ちょっとした作業をするためにわざわざ倉庫から出すのは少し面倒です。しかも、私たちのように、小さい面積の畑をいくつも持っている農家にとっては、斜面から落ちるリスクもあり、大きいと危ないのです。

そこで、メーカーとタイアップして女性にも扱いやすいようなミニ耕運機を作りました。女性に使いやすいということは、農業に慣れていない初心者や体力が衰えてきた高齢者の方にも使いやすいということ。そういう道具が増えたほうが農業を始める人も増えます。メーカーの人とつながって、自分たちにとっても使いやすい機械を作れるのは嬉しいことです。

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