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八百屋だから伝えられる野菜の魅力【八百屋ファイル:三茶ファーム】

八百屋だから伝えられる野菜の魅力【八百屋ファイル:三茶ファーム】

2017年10月24日

近年、無農薬や産地直送の野菜を販売する八百屋が都内を中心に増えています。彼らはどのような思いをもって八百屋を営んでいるのでしょうか。今回ご紹介するのは、東京都世田谷区三軒茶屋にある「三茶ファーム」です。有機栽培の野菜や、スーパーでは見かけないような珍しい野菜を扱うこだわりについて、オーナーの千田弘和(ちだひろかず)さんにうかがいました。

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「おいしい」を追求して出会ったこだわりの野菜を販売

オーナーの千田さん(左)と店長の佐々木さん(右)

「この街に住む一人として、おいしい青果が食べられる八百屋がほしかった」との思いから、2013年1月三軒茶屋に「三茶ファーム」をオープンした千田さん。

「自分たちが食べて『おいしい』と思う野菜を扱うことを大切にしています。自然と農薬を極力使わない野菜や、有機栽培の野菜が多くなってきましたね。もう一つのこだわりは、直送であること。農家さんから直接仕入れることで、栽培方法も味も把握出来るので、お客様にもきちんと説明が出来ます。おもしろいことに、農家さんごとに味の特長があるんですよ。土や地域、肥料の使い方によると思うのですが、たとえばAさんの作る野菜は味が濃くてはっきりしているとか、Bさんの野菜は甘いだけじゃなくて酸味やほろ苦さもきちんとあるとか。『Aさんの野菜が好き』と、その農家さんの野菜を目当てに購入されるお客様もいらっしゃいます」。

多くの品種を揃えて野菜の多様性を伝えていきたい

三茶ファームでは、季節に即した多彩な野菜を数多く取り扱っています。そこには「野菜がどんどん、面白くなくなっている」という千田さんの懸念があるそうです。

「野菜はスーパーに並んでいるもの以外にも、本当にたくさんの品種があるんですよ。ただスーパーの流通上、棚持ちがいいこと、つまり日持ちがして調理方法もわかりやすく、販売回転のいい野菜が重視されます。すると、作られる品種がどんどん限定されてきてナスもキュウリもカボチャも、どこで買っても同じになってしまい、野菜自体の魅力が半減しているように思えるんです。だからうちの店では一つの野菜でも数種類の品種を扱っています」。

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