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埼玉で異業種から農業参入? 武蔵野銀行に聞く農業新規開業のコツ

埼玉で異業種から農業参入? 武蔵野銀行に聞く農業新規開業のコツ

2017年12月07日

あなたはどこから?ITから、公務員から、広告代理店から、ゼネコンから。異色のキャリアなんて珍しくない今日。これは農業だって同じこと。「ほかの仕事をやっていたけれど、農業に昔から興味があって」という方もいることでしょう。埼玉で、農業に強い地方銀行として知られる武蔵野銀行にも、そんな相談が持ちかけられることが少なくないと言います。その事例から、農業に新規参入する際のポイントを見てみましょう。

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異業種から多い新規参入の相談

武蔵野銀行は2008年から農業支援チーム(現在は農業担当)をスタートさせています。担当として、県内すべてを見ているという土屋仁志さんに話を伺いました。

「参入の話はコンスタントに出てきますよ」と、土屋さん。特に、建築土木関係の会社は多いとのこと。

もともと重機を扱っているということもありますが、会社によっては高齢化が進む中で従業員の再雇用という面もあるそうです。土木では働けそうにないけれども、農業ならどうかと。大きく儲けるためではなく、従業員の給料分を産み出せる可能性がある産業として、農業に着目された事例があります。

農業の世界はそもそも商品単価が安い

しかし、土屋さんは話します。

「異業種から新しく農業を始めたいという方へ、まずアドバイスしたいのは、はっきり言ってしまうと、そんなに甘い世界ではないということ。やりようによっては儲かるかもしれないけれど、非常に可能性が低い」。

例えば、建築土木ならば、1億、2億を稼ぐのは普通かもしれません。しかし、農業の世界は100万や1,000万の世界。利幅にはかなりの差があります。

そもそも、農業の商品単価は安いものが多い。ある程度、値段が張る畜産関係と考えても、参入コストが大きく、入り込むのは難しいでしょう。このような単価感を持たずに参入検討を始める方が、わりと多いそうです。

参入前に考えておきたい農業のゴール

それでも「農業をやりたい」という強い思いがあるならば。考えてほしいのは、ゴールです。

「ゴールを決めれば、作らなければならないものや売り先が自ずと決まってくると思います。農業によって再雇用の場とするのか、はたまた新事業として会社の別の柱にしたいのか、本業との相乗効果を狙うのか」。

ゴールが決まると、それに向けて体制を整えることになります。

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