85.4%が「野菜が好き」 最も野菜好きなのは50代女性
野菜の好き嫌いを5段階で聞いたところ、「好き」または「まあ好き」と答えた人は全体の85.4%。「嫌い」「どちらかというと嫌い」はわずか3.7%、「どちらともいえない」が10.8%という結果になりました。
調査結果を性別、年代ごとに見てみると、男性よりも女性の方が「野菜を好き」と答える人の割合は多いことがわかります。年代が高くなるほど野菜好きの人が増えていく傾向にあります。「野菜が好き」と答えた人の割合が最も高いのは50代女性で、93.0%が野菜好きと回答しました。一方、野菜好きな人の割合が最も低いのは20代男性で、野菜が好きと答えた人は74.2%にとどまりました。
「女性はあらゆる年代でダイエット志向を持ち、年齢が高くなるほど健康志向、粗食志向が強くなり野菜好きが多くなると思われます。一方、男性は野菜料理より、肉を中心としたガッツリ系の食事を好む方が多く野菜不足になりがちです」と、管理栄養士の鈴木さんは考えています。
「コンビニのお弁当や丼物にはサラダを1品、居酒屋さんでの飲み会でも冷やしトマトを加えるなど心がけるといいでしょう」。
37.9%が野菜不足を実感
次に、普段の食事で野菜を十分摂れているかどうかについて質問したところ、「野菜が中心ではないが、だいたい摂れていると思う」人は50.8%。「十分ではないと思う」と答えた人は37.9%にのぼりました。
性別、年代別では、野菜不足を感じている人の割合は、女性より男性の方が多い結果となりました。特に20代から50代では44%ほどが「足りていない」と感じています。