地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化が進む地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ定住を図ることで、地域全体を元気にしていくことを目的としています。平成21年度より始まった制度で、平成30年には10年目を迎えます。
都市地域から各地方へ住民票を移動し、生活の拠点を移した人を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。隊員となった人は、1年から3年の一定期間をその地域で居住し、地域ブランドや地場産品の開発、販売などの地域おこし支援活動、住民の生活支援活動などを行いながら、その地域への定住、定着を図ります。
地域おこし協力隊の具体的な活動
地域おこし協力隊の隊員が行う活動は、地域によって様々です。主な活動例としては、農林水産業のほか、地域行事や伝統芸能などのコミュニティー活動、教育交流事業、地場産品の販売や推進への取り組み、水源地の整備や清掃活動、住民の生活支援として見守りサービスなどがあります。これらは、地域の実情に合わせて各自治体が設定しています。