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北関東で「食べる通信」始動 創刊までの道のりと展望

北関東で「食べる通信」始動 創刊までの道のりと展望

2018年01月22日

食べものと一緒に情報誌が定期的に届く「食べる通信」。2017年12月現在、全国には39の通信があります。
2017年12月、新たに北関東(群馬・栃木・茨城)の食材と情報を届ける「北関東食べる通信」が創刊されました。農業コンサルタント・生産者・旅行コーディネーターの3人によって生み出された新たな食べる通信。
北関東にはいったいどんな農業の姿があるのでしょうか。

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2017年12月「北関東食べる通信」が創刊

北関東食べる通信の歩みは、栃木県の大学を卒業した農業コンサルタントの青木洋人(あおき ようと)さんが2016年に「食べる通信」を知ったことから始まります。
普段の仕事の中で、生産者の顔が見えて、メッセージが届けられて、消費者に楽しみにしてもらえる方法を考えていた青木さんは食べ物つき情報誌「食べる通信」を知ると、すぐにそのイベントへ参加してみました。
そこで、日本食べる通信リーグの代表理事、高橋博之(たかはし ひろゆき)さんと会い、さらに全国にある他の食べる通信の編集長たちとも話をし、彼らの取り組みを見ていきました。
「食べる物のストーリーと、物と、上手くいけば作っている人と食べている人の交流もできる。『あ、これは面白いな』と思い、2017年の夏に動き始めました。9月にリーグ加入の許可をいただき、12月末にようやく発刊となりました(青木)」。

自分たちで企画運営していく仕組み

「食べる通信」は、それぞれの地域の個人や団体・企業が一般社団法人日本食べる通信リーグからライセンスを受けることで運営されます。

これはフランチャイズとは違います。それぞれが独自の値段を決めて、情報誌の企画やデザインも自由。発行頻度も異なります。これにより、それぞれの地域で特色が出るのです。
エリアが「京都食べる通信」「北海道食べる通信」といった都道府県名のものもあれば、「東北食べる通信」「そうま食べる通信」といった地域でくくったものもあります。
北関東はもちろん後者。栃木県を知る青木さんが代表理事となり、さらに欠かせないメンバー2人とチームを組み、一般社団法人北関東食べる通信は動き出しました。

異なる視点で活動するコアメンバーの3人

農業コンサル、地域活性コンサル、そして生産者

北関東食べる通信は3人の専門の異なるメンバーが中心となっています。
Iターンで群馬県に移り住んだグリーン・ツーリズムの専門家、農林漁業体験コーディネーターの中村文彦(なかむら ふみひこ)さん、そして、栃木で農家を営む藤田農園の藤田武志(ふじた たけし)さんと、青木さんです。青木さんは中村さん、藤田さんを一本釣りで巻き込みました。
中村さんは話します。
「昔から一緒にやっていた関係では全然ないんですよ。逆に角度がちょっと違う。青木さんは生産者さんの販売促進に対するコンサル業務が主ですし、私の場合は生産者さんと共に農家の体験や地域の文化などを通じて、地域に滞在してもらうための手段を指導させてもらっています(中村)」。
さらに、藤田さんは、青木さんが栃木県農業大学校のとちぎ農業ビジネススクールで講師をしていた際に出会いました。「戦略的な農業をやる(青木)」「使う方に合わせた味の調整までしている(中村)」と2人が語る生産者です。

年代が上の分だけ、ちょっと違うことができる

彼ら3人が他の食べる通信と違うのは、その年代。青木さん、中村さんは50代、藤田さんは30代後半。
「『食べる通信』リーグで他に登録しているところのメンバーを見ると意外と若いのですよ。幸か不幸か私たちの年代は、リーグの中では結構、年上なんです。失敗もしてきているし、実はいろいろなネットワークもある。なので、ちょっと違うことが出来るとは思っていますね(中村)」。

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