次の〇〇ガールは「罠ガール」!? 農作物を守るため、女子高生が害獣に挑む!
③『罠ガール』
緑山のぶひろ (電撃コミックスNEXT / KADOKAWA刊)第一巻
『電撃マオウ』(KADOKAWA)で連載中の話題作。主人公の朝比奈千代丸は「わな猟免許」を持っている田舎の女子高生。田舎町に住むJKの「ガチ」な罠猟が描かれています。
実際に農家で働く方々は「まさか害獣駆除が漫画に!?」と驚いてしまうかもしれませんが、著者の緑山氏自身が農家出身でわな猟免許を所持しているのもあって、その描写は非常にリアル。千代丸が罠猟をするのも、「大事な畑の農作物を荒らされないため」という切実な理由です。ただ狩りを進めていくだけでなく、罠の仕組みや駆除した獣の解体・供養などについても解説が入るので、農業に詳しくない人が読んでも分かりやすく、普段の食事の背景にある人間と自然界の関係を考えさせられます。資格が必要ということもありなかなか実体験することは少ない罠猟ですが、漫画なら気軽にその世界を覗くことができますよ!
いかがでしたか?どの作品も男女問わず楽しめます。「エネルギッシュな農業女子からパワーをもらいたい!」「気軽に農業の知識を得たい!」という方は、ぜひ読んでみてくださいね。
参考
コミックアーススター『戦国小町苦労譚』
講談社コミックプラス『GREEN(1)』
電撃コミックスNEXT『罠ガール』
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