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宮崎をオリーブの一大産地に!日南産のオリーブオイルが初の商品化

宮崎をオリーブの一大産地に!日南産のオリーブオイルが初の商品化

最終更新日:2018年02月23日

どこまでも続くような、宮崎・日南海岸。紺碧の海へ燦々(さんさん)と降り注ぐ太陽は、地中海のリゾートを思わせます。風光明媚なこの土地を、地中海原産のオリーブの産地にしようと、地元・南郷町の生産農家や大学、自治体がタッグを組みプロジェクトを推進しています。
2017年秋、日南産オリーブを使ったオリーブオイルを加工・販売し、観光客の人気を集めています。商品化までの道のりを、農家や行政OBら11人からなるNPO法人「日南オリーブ コンパネロ」のメンバーの皆さんに聞きました。

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味噌汁、豆腐、アイスクリームにも!絞りたてオリーブオイルの魅力

オリーブオイルを手にする、コンパネロの理事池田さん(左)と、生産者で会長の井上さん=道の駅 なんごう

オリーブは、夏は日差しが強く乾燥するスペインなど地中海性気候の国で、主に栽培されています。黒潮の影響で一年中比較的温暖で日照時間の長い南郷町は、日南市の特産であるマンゴーの生産拠点。マンゴーに続く地域農業の基幹作物を作ろうと、日南市や地元の農家らが7年前から試験栽培を続けてきました。

南郷町はサルが多く生息する地域で、果樹畑の獣害に悩まされてきました。オリーブは実が苦く、サルが嫌うため、獣害対策という側面からも選ばれたといいます。
降雨量の多い日南市の気候に合った品種を探し求め、オリーブの研究を行う宮崎大学の教授と協力し、20品種以上を栽培するなど試行錯誤を重ねてきました。

国産オリーブオイルの生産量は、消費量の1%以下とまだまだ貴重品。搾りたてのオリーブオイルは香り高く、あっさりとしているのにコクがあります。科学的処理は全く加えないことと、高品質の基準とされる「酸度の低さ」が特長です。パンにつけたり、ドレッシングの材料に使ったりしても美味しいのはもちろん、肉や魚、みそ汁や冷ややっこなどに数滴垂らすだけで、深みのある味に料理を早変わりさせます。

コンパネロ理事の池田秀敏(いけだ・ひでとし)さんによると、「和食でも洋食でも、合わないものはないくらい」。アイスクリームにかけても美味しいのだそう。加熱をしない方が、鮮度の高いオイルの良さが際立つといいます。豊かな漁場を持つ南郷町の水産資源との相性も良く、このオイルと地魚を使ったメニューを考案・提供する地元の料理店も増えています。

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