宮崎・新富町を世界一挑戦しやすいフィールドへ!ソーシャル・ビジネスの新天地「こゆ財団」とは – マイナビ農業

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宮崎・新富町を世界一挑戦しやすいフィールドへ!ソーシャル・ビジネスの新天地「こゆ財団」とは

宮崎・新富町を世界一挑戦しやすいフィールドへ!ソーシャル・ビジネスの新天地「こゆ財団」とは

最終更新日:2018年02月15日

とにかく活きが良いと、全国から注目を集め始めている街がある。宮崎県児湯郡の新富町。特産品の収益を未来への投資資金とし、農業などのコミュニティ・ビジネスに挑戦する若手の育成に力を入れる。
けん引するのは、地元の観光協会が法人化した地域商社「一般財団法人 こゆ地域づくり推進機構」(以下、こゆ財団)だ。2017年4月の設立から、珍しい国産ライチのブランド化や若手農家の育成を通し、地元経済の盛り上がりに拍車をかけつつ、持続可能な成長を模索している。同財団事務局のお二人にお話を伺った。

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地域ブランドの開発―地域への投資金を確保する

突然だが、読者の皆さんは国産の生ライチを食べたことがあるだろうか。国内に流通するライチのうち、99%が海外産のため、冷凍以外を口にしたことは少ないかもしれない。溢れる果汁と甘い香り、ぷりっとした生独特の食感は格別だという。

国産ライチの生産拠点の一つが、宮崎県中部の新富町。県内のライチ生産量の約7割を担う。2017年には、一般的なライチの2倍近くにあたる、50g以上の新富産ライチを、「楊貴妃ライチ」としてブランド化。
1粒1000円と高額だが、贈答向けフルーツとして、全国からインターネット通販などで注文が相次いだ。

旗振り役となったのが、新富町を拠点とする地域商社「こゆ財団」だ。前身は町の観光協会。命題とするのは、新富町や、和牛の故郷として知られる都農町などを擁する児湯郡に、強い地域経済をつくることだ。
IT系の新興企業やグローバル企業が集まる、かの有名なアメリカの街のように、地域ビジネスの設立を志す若い層が起業に挑戦しやすく、持続可能な成長を遂げられる環境づくりを目指す。

柱の一つが、「楊貴妃ライチ」のブランド化をはじめとする、特産品の開発だ。「楊貴妃ライチ」をふるさと納税の返礼品に加えるなどし、資金集めと町のアピールを積極的に行う。

「楊貴妃ライチ」のブランドは、確実に浸透しつつある。昨年10月、カクテルのようにフルーティーな「楊貴妃ライチビール」を、地元の老舗酒屋にて120本限定で販売したところ、わずか3時間で完売したという。都内の高級フルーツカフェや割烹でも食材として使われ、その評判は上々だ。

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