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札幌グルメを支える北海道農業 vol.4 お米のプロが握る絶品おむすびの店「おむすびきゅうさん」(2/3)

札幌グルメを支える北海道農業 vol.4 お米のプロが握る絶品おむすびの店「おむすびきゅうさん」

子どもの頃からきっと何度も食べたことがある「おむすび」。一見お米を握るだけに見える慣れ親しんだ料理は、極めようとすると実はとても奥の深いものでした。
今回は日本でただひとりの「ライスボールプレイヤー」がいるおむすびと団子の専門店「おむすびきゅうさん」(札幌市東区北9条東1丁目3-10)でおむすびの魅力と、米の魅力について話をうかがいました。

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世界にただひとり! 最高のおむすびを握る「ライスボールプレイヤー」

北海道
米に最適な水分量にまでこだわる同店。高い炊飯技術を支えているのが、世界にただ一人の「ライスボールプレイヤー」である店長の川原悟(かわはら さとる)さんです。ライスボールプレイヤーとはおむすびを握る職人のこと。
〝職人“だけあって、「とても上手におむすびを握れる人」なのはもちろん、良いおむすびを作るための「米についての豊富な知識を持つプロフェッショナル」という顔を持っていました。

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そもそも「ライスボールプレイヤー」というネーミングは、『外国の友人に自分の仕事を説明しようとした時、とっさに思いついたことから』だと、川原さんは笑いながら教えてくれました。
おむすびを握るだけではなく、海外に日本の米を広げることもライスボールプレイヤーの活動のひとつなんだとか。「おむすびでこんなに世界中を飛び回っているのは自分だけだと思う」と自身が話す通り、1年のうちの半分は海外で日本米の普及活動を行っているそう。
川原さんが日本米を伝える方法が「おむすび」。おむすびは今、海外でも注目を集める日本食になりつつあるそうです。「寿司」はもはや、世界中で当たり前の料理の一つ。その点、おむすびはまだまだメジャーにはなっていないため、物珍しさからイベントなどでは人だかりができることも少なくないそうです。
海外の物産展では実演販売形式でおむすびを販売。1個10秒ほどで握ってしまう「高速むすび」などを実演したところ、飛ぶように売れたそう。
「まだまだ海外の人は米の美味しさに気づいていないケースが多い。おむすびのように簡単に食べられる方法で日本米の美味しさに気づいてもらいたい」と川原さんは話します。

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