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札幌グルメを支える北海道農業 vol.4 お米のプロが握る絶品おむすびの店「おむすびきゅうさん」(3/3)

札幌グルメを支える北海道農業 vol.4 お米のプロが握る絶品おむすびの店「おむすびきゅうさん」

子どもの頃からきっと何度も食べたことがある「おむすび」。一見お米を握るだけに見える慣れ親しんだ料理は、極めようとすると実はとても奥の深いものでした。
今回は日本でただひとりの「ライスボールプレイヤー」がいるおむすびと団子の専門店「おむすびきゅうさん」(札幌市東区北9条東1丁目3-10)でおむすびの魅力と、米の魅力について話をうかがいました。

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北海道米を知り尽くしたプロが語るこれからの生産者への思い

北海道
自ら水田に赴き田植えを行い、収穫まで何度も足を運び、本当にできのよい米を買い付け、精米から販売まで行う川原さん。
玄米を握っただけで炊飯時の最適な水分量がわかるというほど、米に向き合ってきた川原さんに、これから米の生産者を目指す人へ望むことをうかがってみました。
「北海道の稲作は、20代前半の人も増えているんです。もし、これから新規で就農を目指す若者がいるなら、頑張るのは当たり前ですが、農業に“やりがい”を見つけてもらいたい。周りと同じ米をなんとなく作っても、それでは生き残ることはできないでしょう」と熱く語ってくれました。過去には川原さんの思いに触れ、直接生産指導した生産農家が農協との取引をやめて、米作りに挑戦した農家もあったそう。翌年収穫した米は川原さんが責任を持って全量買取し、札幌市内のデパートなどで販売したそう。その時のことを振り返り「あそこまで本気でやると思わなかった。全部買ってほしいと言われたときはびっくりしたけれど、そこまでの思いを持って作った米なら、自分もなんとしても売ってやろうという気持ちになった」と嬉しそうに話してくれました。

川原さんが生み出す「おむすびきゅうさん」のおにぎりは、米に真剣に向き合い続けたからこそ生まれたもの。川原さんのおむすびを味わうために、札幌を訪れる。「おむすびきゅうさん」には、それだけの価値があります。
 
【店名】おむすびきゅうさん
【住所】札幌市東区北9条東1丁目3-10
【電話】011-788-2221
【営業時間】10時〜19時(日・祝は17時まで)
【定休日】無休
【URL】http://www.satsubei.co.jp/omusubi.php

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