アイヌの伝統料理と伝統酒に舌鼓。「ルイカプロジェクト」でつながる伝統と現代
白老町にある「アイヌ民族博物館」では「ルイカプロジェクト」と名付けられた活動が行われています。、「ルイカ」はアイヌ語で「橋」を意味する言葉で、アイヌ文化と地域・人・文化をつなぐためのプロジェクトです。
プロジェクトとコラボする同店では、アイヌ民族が食べていた味を、現代風にアレンジして提供。素材の風味をダイレクトに感じられる魚のたたき「チタタプ(プは小文字)」、イモの甘さといくらの塩加減の調和が見事な「チポロシト」、三平汁や石狩鍋のルーツという説もある塩味ベースの「オハウ」を味わえます。小樽にある田中酒造が復刻させたアイヌ伝統の酒「カムイトノト」も扱い、ほかでは味わえない料理と酒を楽しめます。
ほかにも、アイヌ伝統の家である「チセ」を再現した個室も用意されています。この部屋だけでしか食べられない「アイヌ伝統食セット」は人気が高いそう。