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ひょう害で傷ついても負けない「信州うえだ合戦りんご」販売作戦とは

ひょう害で傷ついても負けない「信州うえだ合戦りんご」販売作戦とは

2018年03月01日

長野県上田市、東御市(とうみし)、長和町、青木村を圏域とするJA信州うえだは、2017年5月の降ひょうによって傷が付いてしまったリンゴを「信州うえだ合戦りんご」として販売。地道なPR活動のかいあって、注文と温かなメッセージが全国から届くようになり、農家の方々は経済面と精神面で大きく支えられたそうです。JA信州うえだの、金井清太郎(かないせいたろう)さんに話をうかがいました。

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降ひょうから生まれた「信州うえだ合戦りんご」

2017年5月31日、長野県上田市では、2センチのひょうが約15分間にわたって降り続きました。この降ひょうは、レタスやブロッコリーなど、収穫を控えた農作物に大きな打撃を与え、上田市や東御市で144ヘクタール、約4,800万円の被害が生じたといいます。(※平成29年6月 長野県上田市 地域振興局調べ)

降ひょうはリンゴなど生育途中の果樹にも影響を及ぼしました。ひょう害を受けて育ったリンゴは果実に傷が付き、その多くが市場流通の規格外となってしまったのです。

規格外とはいえ、外見に傷はあるものの、味は通常のリンゴと遜色ないといいます。そこで、JA信州うえだは、降ひょう被害で傷つきながらも生き抜いたリンゴを、戦国の世を生き抜いた地元ゆかりの武将・真田家と重ねて「信州うえだ合戦りんご」と名付け、1個でも多く買ってもらおうと、PR活動を始めました。

信州うえだ合戦りんごの品種は、秋映(あきばえ)・シナノスイート・シナノゴールド・王林・サンふじなど、さまざま。地元企業や行政職員、JA職員・組合員への斡旋販売をはじめ、学校給食での提供、上田市と交流のある町などで販売されました。また、県内外合わせて約90ヶ所の物産展で販売を行ったほか、ふるさと納税の返礼品にも用いられたそうです。

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