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オーガニック製品のクオリティーを見極める有機認証制度とは(3/3)

オーガニック製品のクオリティーを見極める有機認証制度とは

有機・オーガニックの農産物や畜産物、加工品を生産するときに、農家が必ず知っておかなければならないのが、有機認証制度です。日本国内における有機、オーガニックの表示に必須となる有機JAS認証をはじめ、海外への輸出で必要となる認証制度などについて紹介します。

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有機認証申請の流れ

オーガニック
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会で、認証を取得する場合の申請方法は次の通りです。

1 入会申込み・基本契約締結・申請書類の提出
協会の会員でも非会員でも認証の取得は可能です。書類には、認定審査申請書、申告書、必須添付資料をそろえて提出します。

2 書類審査
検査員、判定委員の資格保持者が審査します。

3 実地検査
書類審査に合格すると、検査員がほ場や生産現場などの現地での検査を行います。

4 検査報告
検査の結果をもとに最終判定が行われ、認定が決定すると認定証が発行されます。

5 認定後の表示審査
認定を受けると、有機に関する表示審査を受けます。その後、有機食品の生産、製造の開始報告や販売実績、格付け実績報告などが必要となります。
2年目以降、認定継続を希望する場合は、同様の審査が行われます。

消費者と作り手の間で信頼関係を築くためにも、農業法人や農家の方がオーガニック製品に興味を持ったら、まずはこれらの認証制度について調べてみることをおすすめします。
 
参考
日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会

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