腹筋の声が聞こえてきた! シックスパックも夢じゃない!?
「ぐぐぐ……こ、これは効いた……腹筋が叫び声を上げているうゥゥッ!」
農トレをしているといっても、ここまで腹筋に特化したトレーニングを行ったのは初めての経験。A子の腹筋は小刻みに震え、燃えるように熱くなっていた。
「腹筋はどんな農作業にも絶対必要な筋肉……。この程度で音を上げているようじゃ最強の農業女子にはなれない!」
まだまだだ、という思いが彼女の心臓に火をつけた。
「フフフ、こうなったらシックスパックどころかエイトパックになってやる!目指すはてっぺん農業女子!」
本格的な農トレの覚醒を果たしたA子。
しかし、まだこの闘いは序章に過ぎない。ようやく筋肉のバトルフィールドの入り口に立てたばかりだということに、まだ彼女は気づいていない……。
(続く)
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