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耐久性向上&資材コスト削減を両立「六角形のダンボール箱」とは

耐久性向上&資材コスト削減を両立「六角形のダンボール箱」とは

最終更新日:2018年09月20日

ダンボール箱の製造などを行う森紙業株式会社は、JA全農長野と「六角形のダンボール箱」を開発。箱の角部分を切った形状にすることで、資材コスト削減を狙います。六角形のダンボール箱は、四角いダンボール箱より耐久性があることが特徴です。角部分に産地名などを印刷してPRもできて、今後の活用が注目されています。今回は、森紙業株式会社 営業本部CS推進部の課長、中路哲也(なかじてつや)さんに話をうかがいました。

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資材コスト削減のため「六角形のダンボール箱」を考案

ダンボール
JA全農長野は、出荷用ダンボール箱の資材コストを抑えるため、ダンボール箱の紙の材質や、厚さを変える工夫をしていました。ですが材質や厚さを抑えると、ダンボール箱は野菜の重荷に耐えられなくなり変形してしまいます。

そこで、ダンボール箱の形状を見直すことにしました。そして、かねてより取引をしている長野森紙業に相談がきたのです。

「ご相談を受けて、角部分を落としたダンボール箱を提案しました。ダンボールに使う材質の量が減ってコスト削減に繋がるほか、切り落とした角の部分に野菜のブランド名や産地を印刷できます。地域や商品のPRができるという理由から、青果物への活用をおすすめしました」と中路さんは語ります。

その後、森紙業株式会社はJA全農長野と共同で、六角形のダンボール箱の開発を進めることになりました。開発は2015年7月頃よりスタート。長野県木曽郡にあるJA木曽のブランドハクサイ「御嶽はくさい」の生産者6名に、使用感などを試してもらいながら試作を重ねました。
ダンボール
「当社は以前より、JA木曽に四角いダンボール箱を納入していました。ある時『コストダウンができて、かつブランドのPRもできるダンボールが欲しい』という要望を受けました。

そこで、開発中だった六角形のダンボール箱が適しているのではないかと考え、当社からJA木曽へ提案をしたのです。目に留まりやすいユニークな形状で、切り落とした角にブランド名も印刷できるためです」。

開発スタートから約2年後の2017年11月に、JA木曽は六角形のダンボール箱を正式に採用することを決定。「『御嶽はくさい』の15キロケースは、対角線上の2つの角をカットすることで、資材価格に繋がる原紙の使用量を約3%削減できました」。

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