マイナビ農業TOP > 農業ニュース > 品川ビジネス街は肉から開発 芝浦と場・食肉市場のあゆみ昭和・平成史(3/3)

品川ビジネス街は肉から開発 芝浦と場・食肉市場のあゆみ昭和・平成史(3/3)

品川ビジネス街は肉から開発 芝浦と場・食肉市場のあゆみ昭和・平成史

農林水産省発表の食糧消費に関するデータ(食糧需給表)によると、前回の東京オリンピック(1964年=昭和34年)の頃で、日本人が食べる肉の量は年間一人当たり約5キロでした。それから半世紀経ち、東京で2回目のオリンピックを開催しようとしている今、それは30キロを超えています。
巨大ターミナル・品川駅のすぐそば。首都・東京の食肉流通拠点である芝浦と場・食肉市場は、この消費量の増加と比例する形で発展してきました。
食肉市場センタービル6階「お肉の情報館」展示の「東京食肉市場のあゆみ」に基づいて、昭和から平成にかけての施設の歴史をたどっていきましょう。

twitter twitter twitter

日本最大の食肉流通の拠点に集約された歴史

明治の初めに開かれた首都圏における食肉流通の仕組み。その仕組みは150年のうちに消費者・生産者双方がメリットを得られるよう、さまざまな試行錯誤・ノウハウを採り入れて発展し、日本最大の食肉流通の拠点に集約されています。
私たちが毎日手軽に、安心しておいしい肉類を食べられるようになったのも、こうした歴史の賜物と言えるでしょう。
 
 
参考文献:ニッポンの肉食/田中康弘・著(ちくまプリマ―新書)

独立行政法人 農畜産業振興機構

写真提供:東京都中央卸売市場

1 2 3

あわせて読みたい記事5選

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

公式SNS

「個人情報の取り扱いについて」の同意

2023年4月3日に「個人情報の取り扱いについて」が改訂されました。
マイナビ農業をご利用いただくには「個人情報の取り扱いについて」の内容をご確認いただき、同意いただく必要がございます。

■変更内容
個人情報の利用目的の以下の項目を追加
(7)行動履歴を会員情報と紐づけて分析した上で以下に活用。

内容に同意してサービスを利用する