蒸すだけで超簡単!春キャベツとあさりの酒蒸し
春キャベツは、通年で出回っている一般的なキャベツに比べて、やわらかく甘みがあるのが特徴です。そんな春キャベツのおいしさを蒸し料理でシンプルに味わえるレシピです。「アサリの砂抜きさえしっかりしておけば、失敗しませんよ」(佐々木さん)。
材料(2人分)
・春キャベツ…小1/2個
・アサリ…230グラム
・酒…大さじ5
ミツバ、塩 適量
作り方
1.アサリを砂抜きする。(殻をこすりながらよく洗い、アサリがひたひたになるくらいに、海水と同程度の塩水につけておきます。)
2.春キャベツは食べやすい大きさにザク切りにします。ミツバは1.5センチほどに切っておきます。
3.フライパンに2の春キャベツをしき、その上に1のアサリをのせます。酒を入れたらフタをして、火をつけます(中火~強火)。
4.アサリの口が開いたらフタをとり、味見をしてみて、必要であれば塩を少々足します。皿に盛り付けてミツバを散らしたら、完成。
ポイント
キャベツは、シャキシャキとした食感が残っているのが好きな方、完全に火が通っているのが好きな方など、様々です。自分の好みの食感にあわせて調整してみましょう。火をしっかり通したい場合は、アサリの口が開いたらアサリだけを一度取り出し、キャベツだけに火を通すようにしましょう。
新タマネギとクリームチーズのサラダ
新タマネギをお酒のおつまみ風にアレンジした一品。甘みがあって生のままでも食べやすい新タマネギだからこそ、おいしくいただける料理です。材料を切って皿に盛りつけるだけだから、時間がないときでも簡単に作ることができます。
材料(2人分)
・新タマネギ…1個
・クリームチーズ…40グラム
・ミニトマト…4個
・鰹節…適量
作り方
1.新タマネギは薄くスライスして、軽く水にさらしておきます。
2.クリームチーズは5ミリ前後のさいの目切りにします。
3.ミニトマトは1/4にカットします。
4.水気をよく切った1の新タマネギを皿に盛り、2のクリームチーズ、3のミニトマトをのせ、最後に鰹節をのせます。
ポイント
食べるときは、しょうゆまたはポン酢をかけてどうぞ。和食にも洋食にも合う、おしゃれな一品です。「一般的なタマネギは冷暗所の保存が適していますが、新タマネギは傷みやすいので、ビニール袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に入れて保存してください。一度カットしたものは早めに食べることがおすすめです」。
菜の花とジャガイモのマスタード和え
ジャガイモとマスタードの相性は抜群。そこに菜の花を加え、さっと炒めるだけの簡単レシピです。「炒め料理の味付けは、塩コショウやしょうゆばかりだと、ワンパターンになりがち」とお悩みの方にもおすすめです。
材料(2人分)
・ジャガイモ…中3個
・菜の花…150グラム
・タマネギ…1/4個
・バター…10グラム
・粒マスタード…大さじ1
・塩、コショウ…少々
作り方
1.ジャガイモは1センチ角にカットします。5分ほど水に浸したら、水を軽く切り、電子レンジで加熱します。加熱時間は4~5分ほどで、目安は竹串がすっと通るくらいまで。
2.菜の花は3センチにカット、タマネギは5ミリ程度にスライスします。
3.フライパンを熱し、バターを加えたら、タマネギを炒めます。
4.タマネギが透き通ってきたら、菜の花の茎の部分を加えて炒めます。
5.さらにジャガイモと、菜の花の葉の部分を加え、炒めます。
6.全体に火が通ったら、粒マスタードと塩コショウで味を調えます。
ポイント
粒マスタードには塩分も含まれているので、味見をしながら塩加減を調整しましょう。「菜の花は、花が咲いていない若いものを選ぶのがポイントです。また、切口が茶色く変色していないかも確認しましょう」。
春野菜を使うと、それだけで食卓が一気に春らしくなります。どれも短時間で、切ったり蒸したり炒めたりするだけで作れるレシピですから、「もう一品欲しい」というときに作ってみてはいかがでしょうか。