そもそも減反とは
減反とは、農家が生産できるコメの量を国が決める制度です。政府が都道府県に翌年のコメの生産上限を示し、作付けを制限。減反に協力した農家に対して、補助金を支給します。
減反は1969年(昭和44年)にコメの豊作が続いた時期に、急増した在庫米(古米)を処理する必要に応じて導入されました。コメの作りすぎを防ぎ、流通を調整することで、米価を安定させる狙いがあります。
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ニュース
2018年04月03日
政府がコメの生産量を調整する「減反(げんたん)」が2018年、廃止されます。1970年代から半世紀近くにわたり続いてきた政策ですが、なぜ廃止されることになったのでしょう。そして、今後の日本のコメ作りはどのような方向に向かうのでしょうか。減反が導入されるまでの歴史的経緯や、最近の食糧事情の変化に注目しながら解説します。
減反とは、農家が生産できるコメの量を国が決める制度です。政府が都道府県に翌年のコメの生産上限を示し、作付けを制限。減反に協力した農家に対して、補助金を支給します。
減反は1969年(昭和44年)にコメの豊作が続いた時期に、急増した在庫米(古米)を処理する必要に応じて導入されました。コメの作りすぎを防ぎ、流通を調整することで、米価を安定させる狙いがあります。