「グリーン・ツーリズム」とは?実際のところ、どんな取り組みが行われているの?

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「グリーン・ツーリズム」とは?実際のところ、どんな取り組みが行われているの?

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「グリーン・ツーリズム」とは?実際のところ、どんな取り組みが行われているの?
最終更新日:2020年02月05日

緑豊かな農村・山村や波の音が心を癒やしてくれる漁村でスローなひとときを楽しみたいと感じたことはありませんか。その土地ならではの自然、文化、そこに暮らす人たちの素顔に触れ、農山漁村でのんびりと余暇を楽しむ活動を「グリーン・ツーリズム」と呼びます。普段都会で過ごす人にとっても、自然豊かな地域に暮らす人にとっても魅力たっぷりのグリーン・ツーリズムについてご紹介します。

農山漁村の良さを伝える「グリーン・ツーリズム」とは

ツーリズム

グリーン・ツーリズムは、農山漁村に滞在し、都市部ではなかなか味わえない緑豊かな環境やその地域ならではのおいしい食材、豊かな自然などを楽しむ活動です。その土地の伝統工芸づくり体験などを通じて、地元の人々との交流を深めることができるのも魅力の一つです。

政府は1994年に「農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律」(略称「農山漁村余暇法」)を制定し、グリーン・ツーリズムを提供する民宿の整備を進めるための登録制度を設けました。これまでに何回か登録制度を改正しており、旅館業法で必要となる客室面積の要件を撤廃するなどの規制緩和を実施。都市と農山漁村の人々を結ぶ民宿が設置されやすくなるよう支援しています(※)。

※ 農山漁村余暇法:農林水産省

実際のところ、どんな取り組みが行われているの?

ツーリズム

グリーン・ツーリズムの取り組みにはさまざまな種類があります。
例えば、地域で生産されたものをその地域で味わう「地産地消」に重点を置いた「農家レストラン」では、その土地でとれたばかりの新鮮な野菜や魚介類、郷土料理などを提供しています。

農村での暮らしをより身近に感じてみたい人は、農家や漁家が経営する「農家民宿」に泊まってみてはいかがでしょうか。古民家を利用した施設も多く、農山漁村での時間の流れにゆったりと身を委ねることができそうです。

普段の都会暮らしではなかなか手を出せない農業体験に挑戦できるのも、グリーン・ツーリズムのいいところです。農家が一般市民向けに開園している「市民農園」では、農作物の栽培や収穫などを体験させてくれます。日帰りで通うことができる農園や、農村に長期滞在して本格的な農作業を味わえる農園などさまざまな体験メニューがあるので、自分にあった市民農園を探しましょう。
他にも、野菜や果物の収穫、地引き網、乳搾り、バター作りなど、さまざまな体験を楽しむことができます。

グリーン・ツーリズムがもたらす効果って?

ツーリズム

グリーン・ツーリズムは、都市部で暮らす人々にとっては豊かな自然の中でゆとりややすらぎを得る絶好の機会となります。また、地元の人々にとっては、地域そのものの環境や生産物のアピール、宿泊客の受け入れ増につながるなど地域経済の活性化というメリットがあります。

さらに、地域ならではの観光資源を生かしているので、日本の原風景を見たいと考える訪日外国人旅行客の取り込みにも一役買うツールとして期待されています。
地元のありのままの暮らしが地域活性化の呼び水となるのは素敵なことだと思いませんか。グリーン・ツーリズムが気になった農家・魚家の方はぜひ、農林水産省など関連のホームページを検索してみましょう。

上記の情報は2018年4月17日現在のものです。

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