銚子の潮風が育てる甘みたっぷり野菜
関東の東はしに位置し、海に面する銚子市は、冬は暖かく夏は涼しいという野菜の栽培に適した地域です。海から常に吹きつける潮風は、野菜や土壌にミネラルを与えてくれ、野菜を甘くしてくれます。特に柔らかくて甘みのある味で人気の高い春キャベツは、日本一の生産量を誇ります。
そんな銚子市からは『Hennery Farm』と『Lindo-tomaco,』の石毛ファームの皆さんが、自慢の美味しい野菜を皆さんに届けるべく、登場してくれました。
アフロきゃべつで野菜を楽しんでもらおう!
『Hennery Farm』は、銚子市東部で耕作面積1万2,000坪(東京ドームおよそひとつ分)を誇る農場です。主に「キャベツ」、「トウモロコシ」、「ニンジン」の生産をしており、今回の「マイナビ農業selection」では「アフロきゃべつ」と「葉つきニンジン」を販売しました。
アフロきゃべつの紹介はこちらでも!
- アフロきゃべつ
銚子産のミネラル豊かな土壌ですくすく育った、甘い春キャベツ。生産者の坂尾英彦さんのトレードマークがアフロヘアーであることや、若い世代にもっと農業を知ってもらいたいとの想いから、親しみやすさを込めて「アフロきゃべつ」と銘打って販売しました。みずみずしさを保つために太陽が昇る前に収穫したキャベツは、芯まで柔らかい! 生のままのキャベツを試食したお客様は、皆さんその甘さに驚いていました。
- 葉つきニンジン
こだわりの土で育てたニンジンは、際立つ甘さが特長です。スーパーで見かける野菜とは違う葉っぱつきの姿に、たくさんのお客様が興味を示し、ブースに立ち寄ってくれました。この葉っぱも炒めればおいしく食べられるんです!
野菜本来の甘さをもっと伝えたい!
石毛ファームを運営し、野菜ブランド『Lindo-tomaco,』を展開する石毛麻里子さんは、農林水産省が推進している農業女子プロジェクトのメンバーとして、また野菜ソムリエとしても活躍されています。水やりや温度管理に気を使いながら、トマトとセロリをハウス栽培しています。有機肥料を使用し、農薬はできるだけ控えて作るなど、こだわりが光る野菜を販売しました。
農業女子PJでも活躍中の石毛さんの様子はこちらから
- おひさまみたいなトマト
高糖度トマトがブームとなる中、甘すぎない味とトマト本来の香りがする昔ながらのトマトを販売しました。太陽を浴びて真っ赤に色づいたトマトは、かわいらしい見た目で子供たちにも大人気でした。
- セロリちゃん
苦手な方も多いセロリも、採れたてを食べたらきっと印象が変わるはず。都会に住む方々においしさを伝えたいとの想いで用意したセロリは、芯まで柔らかくて甘みもあり、試食したお客様に大好評でした。シャキシャキとみずみずしいセロリは、そのまま生で食べるだけでなく、スープや煮込み料理に使うのもおすすめだそうです。
作る人と食べる人が笑顔で繋がる場所
より多くの方に野菜を手に取ってもらえるよう、レシピを付けて美味しい食べ方を提案するなど、工夫を凝らして販売しました。また、「アフロきゃべつ」のPRのために全員がアフロヘアーのかつらをかぶったところ、多くの方がブース前で記念写真を撮ってくれました。中には購入後、一緒にかつらをかぶって記念撮影をするお客様も。野菜嫌いの子供も「おいしい!」と笑顔で食べるなど、子供も大人も笑顔あふれる一日となりました。
出店を終えて、『Hennery Farm』の坂尾さんは、「とてもオシャレな空間で販売させていただき、多くの方にPRできたと思います。加工品の販売や都会のニーズに合った販売方法を模索する必要性を感じましたが、結果として楽しく笑顔で販売できたことが一番良かったです。また『YEBISU Marche』にチャレンジしたいです」と満足そうに話してくれました。
また『Lindo-tomaco,』の石毛さんは、「普段地元の直売所で販売していますが、『YEBISU Marche』は雰囲気が全く違い、最初は「こんな所で販売できるのか?」と不安になりましたが、おいしいものを食べたときのお客様の表情は、田舎も都会も変わらず素敵なもので、次第に自信を持って販売することができました」と笑顔で振り返ってくれました。
大好評につき2回目の出展!鳥取の珍しいもの大集合
5月27日(日)には、4月の『YEBISU Marche』で珍しい商品を多数販売し、話題となった鳥取の生産者の皆さんが再び登場してくれました。
鮮やかな色が目を引く浜根農園(鳥取県北栄町)の「紫エシャロット」は、あまり見かけないことから多くの方が足を止めて試食しながら、販売スタッフによる調理方法に耳を傾けていました。シンプルにマヨネーズや味噌につけて食べるのが一番おいしく味わえる食べ方ですが、細かく刻んでから冷奴にかけたり、牛肉を巻き付けて焼いたりしてもおいしいそうです。
ほんのり甘みがある天然の甘味料として、大山スマイルファーム(鳥取県大山町)のビーツという根菜を粉状にした「ビーツパウダー」は、開始3時間で完売してしまうほどの人気ぶりでした。きれいなピンク色の粉末は、砂糖の代わりにヨーグルトにかけるだけで簡単におしゃれなデザートが完成します。「これからも目新しくて安心安全な鳥取の商品をたくさん紹介して、お客様に喜んで欲しい」と、販売スタッフ代表の志賀昌彦さんは意気込みを伝えてくれました。
「マイナビ農業selection」に関する今後のスケジュール
『YEBISU Marche(エビスマルシェ)』の「マイナビ農業selection」出展予定日は以下の通りです。
2018年6月17日、24日、7月22日、29日、8月19日、26日、9月23日、30日
いずれも日曜日。時間は11:00~17:00
※会場の都合により、開催日程は変更になる可能性があります。
マイナビ農業は「マイナビ農業selection」に参加を希望される生産者、生産法人を募集しています。詳しくは下記電話にお問い合わせください。
株式会社マイナビ 農業活性事業部 農業領域営業担当
TEL:03-6628-5060
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