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自然農法と有機農法の違いとは?メリットとデメリットを知ろう

自然農法と有機農法の違いとは?メリットとデメリットを知ろう

最終更新日:2018年08月06日

一般的に、農業は化学肥料と農薬を用いた「慣行農法」という手法が広まっていますが、農薬を使用しない農法として「自然農法」と化学的に合成された農薬や肥料を使用しない「有機農法」があります。
違いが分かりづらい自然農法と有機農法について、それぞれの特徴や違いについて紹介します。

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自然農法と有機農法の特徴

自然農法と有機農法

一般的に普及している慣行農法は、農薬を使用して作物の病気・虫食いを抑制したり、化学肥料で成長を促したりします。対して、より安全性の高い作物を作るために生まれた農法が、農薬や化学肥料を使用しない自然農法や、認められた有機資材を使用する有機栽培なのです。

農法の始まりと決まりとは?

自然農法には二人の代表的な提唱者がいます。その一人である岡田茂吉氏(おかだ・もきち)は、1935年に無農薬・無肥料で育てる自然農法の基本となる理論を構築し、もう一人の提唱者である福岡正信氏(ふくおか・まさのぶ)は、不耕起・無農薬・無肥料・無除草というなるべく人の手を加えずに育てる自然農法を掲げています。

有機農法の場合、化学的に合成された肥料と農薬を使用しない代わりに、天然の有機物を用いた肥料である有機資材を用いて農業を行います。農林水産省では2006年に、化学的に合成された肥料や農薬を使用しないこと、遺伝子組換え技術を利用しないことを基本とした有機農法の定義を「有機農業の推進に関する法律」で定めています。
また、収穫した農作物を有機栽培やオーガニックの商品として表記する場合には、農林水産省が定めた「有機JAS規格」の認定を受けることが法律で定められています。有機JAS規格の認定には、登録認定機関の検査を通過する必要があります。

農作物の違い

自然農法は、農薬や化学肥料などを使用しないため作物にえぐみが出にくく、栄養分の多い皮も一緒に食べられます。作物本来の味が楽しめますが、虫がつきやすいのがデメリットでもあります。

一方、有機農法は有機資材により使う肥料に準じて必要な栄養分を与えることができます。微生物の働きによって土壌の保水性が良くなり、水を求めることにより根が発達します。ゆっくりと栄養を供給する堆肥などを使うことで、じっくりと吸収して育てられるため、野菜本来の味が感じられて栄養価の高い作物が出来上がるそうです。他にも、日持ちが良いなどの特徴もあります。

成長スピードについて

自然農法は、自然のサイクルに任せて作物の成長を待つため早いとはいえません。同じ土壌で育てていても、個体によって成長スピードが異なりますが長期間楽しめるのも特徴です。

一方で有機農法は、その時々に必要な肥料を使用できるため成長を促すことができるでしょう。

手間のかかり方の違いは?

自然農法の基本である「不耕起・無農薬・無肥料・無除草」すべてを守った場合、手間は軽減できるといえます。土を耕したり水をやったり、除草剤を使用しない場合は、自ら除草しなければいけません。

有機農法では、土を耕したり除草をする他にも適した肥料を施したり水やりをする必要があります。

選ぶ農法によって作物の出来や手間が異なる

自然農法と有機農法の特徴や違いについて紹介しました。農作物の見た目や、手間のかかり方など、何を重視するかによっても農法の選び方は変わるでしょう。それぞれの農法の特徴を正しく理解し、最適な農法を実践することが大切です。

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