「オーガニック」と「無農薬野菜」と「有機栽培」の違いは? – マイナビ農業

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「オーガニック」と「無農薬野菜」と「有機栽培」の違いは?

「オーガニック」と「無農薬野菜」と「有機栽培」の違いは?

2017年08月01日

野菜などを選ぶ時、「オーガニック」「有機栽培」などの言葉でPRされていることがよくあります。なんとなく体に良さそう、というイメージがあっても実際その言葉が持つ意味について正確に知っているという人は少ないようです。「オーガニック」「無農薬野菜」「有機栽培」というそれぞれの言葉の意味を追ってみましょう。

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野菜などを選ぶ時、セールスポイントとして「オーガニック」「有機栽培」などの言葉でPRされていることがよくあります。なんとなく体に良さそう、というイメージがあっても実際その言葉が持つ意味について正確に知っているという人は少ないようです。「オーガニック」「無農薬野菜」「有機栽培」というそれぞれの言葉の意味を追ってみましょう。

オーガニックと有機栽培。元は同じ意味の言葉です。

オーガニック(organic)の意味を英和辞典で引くと「有機の」という意味がまず出てきます。有機(物)とは無機(物)の対義語で「炭素」を含む物、生物だけが作り出せる炭素の化合物という分類で使われる言葉です。簡単にイメージするなら「焦げたり腐ったりする物」という捉え方で良いかと思います。農業における「有機」は主に肥料に使われる「堆肥」を指します。「堆肥」とは微生物の力で有機物を完全に分解した物で、原料は様々です。一番多いのは家畜の糞を原料としたものです。ほかにはコンポストなどを用いて作られる生ゴミ堆肥や有機廃棄物(米ぬかや畜糞など)ともみがらを合わせて発酵させるもみがら堆肥などもあります。もともとはそういった有機物を肥料として用いた栽培方法に対して「オーガニック」という言葉が当てられていたのですが、今は、純粋な有機肥料を用いた栽培方法という意味のほか、化学肥料や殺虫剤などの農薬を使わない「合成された農薬を使わない」栽培方法も合わせた意味で使われるようになっています。

オーガニックや有機栽培を名乗るためには農林水産省の基準を満たす必要がある

オーガニックや有機栽培を名乗るために設けられている基準は国によって異なります。日本では食品に関しては農林水産省が基準を設け、それを満たさないと「オーガニック」「有機栽培」という表示ができません。基準は細かく設定されていますが、現在の日本では有機JAS制度で「有機農産物」とされる大まかな定義は以下の通りになります。

  • 化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける。
  • 遺伝子組換え技術を利用しない。
  • 播種(はしゅ)または植付け前の2年以上の間、有機肥料での土づくりを行った田畑で生産されたもの。

※多年生作物の場合は最初の収穫前3年以上

野菜ではありませんが綿花製品で「プレオーガニック」という名称が当てられた物が見られますが、有機農法を始めてすぐの物は残留農薬などの可能性から有機栽培認定ができませんので、認定をもらうまでの移行期間に作られたものを「プレオーガニック」と呼びます。有機栽培を行ったとしても開始から一定期間を過ぎないと公には「有機農産物」とは認定されません。

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