国際大会でグランプリ受賞! 世界一の花を咲かせる“魔法のシート”とは?

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国際大会でグランプリ受賞! 世界一の花を咲かせる“魔法のシート”とは?

国際大会でグランプリ受賞! 世界一の花を咲かせる“魔法のシート”とは?
最終更新日:2019年09月17日

「グロリオサ」という情熱的な花をご存知でしょうか。アフリカ原産とも言われ、その独特な美しさから世界各国のフローリストからも人気の高い高級花です。そのグロリオサの国内シェア70%以上、全国一の生産量を誇るのが高知県高知市の三里地区。10年に一度、オランダで開催される世界最大の「インターナショナルフラワートレードショー」でもグランプリ(平成14年)を受賞するなど、“三里”ブランドは世界中から注目を集めています。そんな世界一の花の品質に一役買っているのが、今までの遮光ネットの常識を超えた魔法のシート『明涼』。そのヒミツに迫りました。

三里が生んだ美しい花を守っていくために、試行錯誤の日々

高知県は温暖な気候に恵まれ、日本でもトップクラスの美しい花の生産地。高知市三里地区は太平洋沿岸に位置し、砂地のような土壌のため排水も良く、球根で栽培するグロリオサにはとても適しています。ただ近年の異常気象によって猛暑の夏が続くなか、ハウス栽培ゆえの問題に常々悩まされていました。

日新商事株式会社

花き農家の西森さんは世界に誇るグロリオサを栽培するにあたり、夏の気象に悩まされていたといいます。


 

ハウス内の「温度」と「光」の問題

「防虫シートを張るとハウス内の温度が上がり、花やつぼみに“焼け”が出てしまったんです」と語るのは、三里園芸部の若手ホープである花き農家・西森茂人さん(33歳)。これまでもハウスに遮光シートをかぶせるなど、夏場の対策はしてきたといいます。ただ一般的に黒色の遮光シートは、花にとって不可欠な光も遮断してしまうため、張りっぱなしにすることもできず、ハウス内に熱もこもっていました。「三里ブランドを守っていくためにも、美しいグロリオサを育てることに妥協はできない」と西森さんは、JA高知市にもハウスの高温障害を解決できる方法はないかと相談していました。

そんなときJA高知市の営農渉外・前田隆生さんが耳にしたのが、日新商事株式会社からリリースされた新たな農業資材『明涼』でした。「遮“光”シートではなく、遮“熱”シートであることに興味を持ったんです」と前田さん。従来のような黒いシートではなく、白い網目状のシート。ハウス内は明るいまま、熱だけを遮断して温度を低下させる。その名の通り「明るく」「涼しい」といった触れ込みに、西森さんは「最初は正直、半信半疑でしたけど(笑)」と冗談めかしていました。

日新商事株式会社

西森さんは「JA高知市の前田さん(写真右)は良き相談役です」と大きな信頼を寄せています。


 

『明涼』との出会いが、農作物も、生産者も変えていくことに

「グロリオサの生産にも『明涼』は生かせる」と当初から確信を持っていたのが、三里地区の『明涼』販売店である株式会社アサヒカガクの岡本誠さん。平成26年頃に、やはり同じように高温障害に悩んでいたホウレンソウ農家さんから相談を受け、当時リリースされたばかりの『明涼』を試してみたところ、驚くような効果が出ていたのです。「体感温度からして明らかに涼しくなって、これはすごい! と思いましたね」と岡本さん。ビニールハウスで生産するものであれば、きのこなどの菌類を除いて、すべての農作物に『明涼』は有効だと感じたようです。

それ以降、岡本さんは自身の担当するエリア全域に『明涼』を薦めていきました。これまで夏のビニールハウスのトラブルで悩まされていた生産者からも「葉やつぼみの焼けがなくなった」「作業がしやすくなった」と次々に反響がありました。

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岡本さん(写真左)は「『明涼』はグロリオサの栽培にも向いているはず」と確信を持って薦めたといいます。


 
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『明涼』にはメリットがたくさん

『明涼』には遮光率20%・30%・40%・50%と、4つのグレードがあります。岡本さんからアドバイスを受けた西森さんは、それぞれ1年ずつグレードの違う『明涼』を試していく中で、さまざまなメリットに気がつきました。遮光シートと違って、5月~9月くらいまで1シーズン通して“張りっぱなし”にできること。そして従来品の約半分の重さという軽量で、施工する負担が軽減されること。これは高齢者や人手が足りない農家さんにとってもありがたいことです。さらに、農作物にいい影響を与えるだけでなく、ハウス内で作業をする「人」にとっても、“やさしい”こと。

「人間が作業できないような環境で、いい作物ができるわけないですから」と岡本さん。土壌が砂地の場合、ハウス内もサウナのようになってしまうため、西森さんもこれまで熱中症対策に気を使っていたといいます。「『明涼』は40・50のグレードとなると本当に涼しいですし、作業がしやすくなりました。それに白い素材が光を反射してくれるので、グロリオサもきれいな花を咲かせてくれるんです」。

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新しく建設した試験用のハウスでは『明涼50』を展張予定。

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上は遮熱性の実地評価データ、下は地表面温度の評価データ。いずれも『明涼』を被覆した方が低温度を記録しています。


 

「メイドイン高知」を世界に広げる、チームとしての想い

『明涼』の販売元である日新商事株式会社の大谷迪子さんは「『明涼』には日焼け止めなどにも使われている素材を不織布に練りこんでいます。さらに縦・横だけでなく斜めにも繊維が入っているため丈夫ですし、熱でしっかり融着されているのでハサミでカットしても目ズレやほつれが出にくいのが特徴です」と説明します。今後は『明涼』をきっかけに、光合成活性化のためのCO2発生装置ブレスや自動潅水システム、太陽光システムなどハウス全体をコーディネートする“スマートアグリシステム”の提案にも力を入れていきたいとのことでした。

“栄光の花”グロリオサを世界へ

グロリオサの花言葉は「勝利」「栄光」。地元高知の龍馬マラソンでも、三里のグロリオサをヴィクトリーブーケにしたり、勝利の花でデコレーションしたフォトスポットも大人気だったようです。世界で活躍する有名華道家が三里の出荷場を訪れたり、近年では国内だけでなく、園芸大国であるオランダやアメリカ、香港など、海外からも「三里にしかないクオリティ」を求めて、グロリオサが輸出されています。

海外産と比べて三里のグロリオサは茎も太く、花も豪華に咲き誇ります。その唯一無二の美しさに一役買っているのが『明涼』です。日照時間の長い高知県において、『明涼』はこれからも多くの生産者を支えることになるでしょう。

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生け花や贈答品にも使われる高級花のグロリオサ。中でも三里産は世界からその品質を認められています。

「花を買ってくれた人、贈られた人に喜んで欲しい。ただ、その思いだけですね」と西森さんは力強く語ってくれました。高知から世界へ発信するグロリオサ。その栄光の大輪を咲かせているのは、農家さんの日々の努力だけでなく、次世代の新しい資材を生み出すメーカー、販売店、JA高知市、出荷場のメンバー、すべての人の情熱やつながりが世界一の花を支えているのかもしれません。

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三里地区のグロリオサに関わるすべての人が誇りを持って世界一の花を支えています。

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取材協力
■高知市農業協同組合青壮年部三里支部・西森茂人氏

■JA高知市
JA高知市 三里園芸部 花卉部会

■販売店:株式会社アサヒカガク
〒781-5101 高知県高知市布師田423-1
TEL088-866-1010
E-mail:agri@asahi-kagaku.jp
担当/岡本

■販売店:森六アグリ株式会社
〒781-0012 高知県高知市仁井田字並松3762-46
TEL088-847-0127
担当/野村

■販売元/お問い合わせ先:日新商事株式会社
〒105-0023
東京都港区芝浦1-12-3 Daiwa芝浦ビル4F
TEL:03-3457-6259
Mail:agriculture@nissin-shoji.co.jp
担当/大谷

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