育った!食べた!手軽に育つ栽培キット
「grow&eat オーガニック栽培セット」
「grow&eat オーガニック栽培セット」は園芸肥料や用土を製造販売する株式会社花ごころが手がける商品です。
「化学成分不使用」「100%有機素材の土と完全無農薬の種」をうたい、セットになっている鉢も竹や籾殻(もみがら)などの天然素材を細かくしたエコチップから成形されているそう。ミニトマト、サラダミックス、バジル、ラディッシュ、ミニニンジンなどラインナップも豊富です。
このうちルッコラを育ててみました。キットに入っていたのは鉢と土と種。袋に入っていた土を鉢に入れて種をまいたら数日後には発芽。あとは適当に水やりするだけで、少し徒長気味ながらいい感じに育ってきました。
サラダを作るときなどにときどき間引き収穫をしながら、観葉植物代わりに室内に置いています。ただ、春が近づいてきて花芽がついた茎が伸びる“トウ立ち”を始めたので、そろそろ終わりかなと思っています。
「Grow&Fresh」
白地にネイビーの植物柄の陶器が印象的なのは「Grow&Fresh」です。個性的な栽培キットを多く手がける聖新陶芸株式会社が販売。陶器なので水漏れの心配がなく、キッチン横や飾り棚に置いてもOKです。
バジル、パクチー、ベビーリーフミックス、ミニトマトの4種類を展開していますが、我が家ではバジルを育てました。
キットの内容は、ポリポット入りの土と鉢底網、それに種。ポリポットに鉢底網と土を入れて陶器にセットし、種まき。数日後に発芽し、これも適当に水やりするだけで自然と2本が生き残り、ぐんぐん育ってきました。
そろそろ窮屈そうです。摘心して植え替えたらさらに大きく育てられるかなあと考えています。
プチギフトに!可愛い小さな栽培キット
「パームガーデン」
ごく小さな栽培キットもありました。こちらはブリキ素材の雑貨メーカーである株式会社ナガクラが出したもの。手のひらサイズの小さな缶がかわいくて、500円以下と安価なこともあって思わず3つまとめ買いしました。
缶のサイズは卵ほどの大きさ。水でふくらむ土と種がセットになっていました。写真のものはカモミール、タイム、イタリアンパセリですが、この他にワイルドストロベリー、バジル、レモンバームなど全部で14種類ほどあるよう。プチギフトになりそうです。
「eggling eco friendly」
卵ほどに小さいなどと言っていたら、本当に卵のような栽培キットもありました。こちらは陶器の栽培キットと同じ聖新陶芸が出しているもので、その名も「eggling eco friendly」。
本物の卵と並べてみても、まるで卵!説明書の指示に従ってスプーンで上の方を軽く叩いて割ると卵型の小さな鉢になりました。コンコンと殻を叩く瞬間のドキドキを味わうだけでも楽しい。粒の種のほか、種シートが土の中に入っていました。
キットはミント、バジル、レモンバーム、イタリアンパセリの4種類。これも500円以下のものなので、いくつも並べて育てたらかわいいかも。ただし、これらの小さなキットは用土が少ない分、すぐに水枯れするのでマメにケアしてあげないとうまく育たない可能性もあります。
栽培体験の贈りものはいかが?
初心者がチャレンジしやすそうな栽培キットを紹介しました。自分が栽培に向いているのか分からないのにあれもこれも買い揃えるのはちょっと……と感じる方はこうしたキットで栽培体験してみるのもいいかもしれません。
また、安価な商品もたくさんあるので、誰かにオススメするのもヨシ。出会いと別れの春、ちょっとしたギフトにこんなキットを贈ってみるのはいかがでしょうか。
◆「枯れ専」の不名誉称号とはお別れしたい春。次回は「わたしが植物を枯らしてしまう理由」。
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