兵庫県養父市に広がる高原で野菜づくり。特産品『轟(とどろき)大根』の魅力!

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兵庫県養父市に広がる高原で野菜づくり。特産品『轟(とどろき)大根』の魅力!

兵庫県養父市に広がる高原で野菜づくり。特産品『轟(とどろき)大根』の魅力!
最終更新日:2019年09月26日

養父(やぶ)市は兵庫県の北部に位置し、市の東部を一級河川・円山川(まるやまがわ)が流れ、西部には鳥取県との境に兵庫県下最高峰の氷ノ山(ひょうのせん)がそびえ、雄大な自然に恵まれた地域です。
この養父市の就農支援に取り組む団体や市の支援体制を紹介。さらに、大阪府から移住し、特産品『轟(とどろき)大根』の生産を手がける農家の声を通して、養父市の暮らしと農業をお伝えします。

移住・就農の相談はお任せ! 『田舎暮らし倶楽部』の活動


左から西垣さん、田村さんご夫妻、狭間さんご夫妻。「子育てにも最適な地域」と実感

養父市を新しい人生のスタートの地に選び、農業に従事する人が集まって生まれたのが、一般社団法人『田舎暮らし倶楽部』です。移住者の視点で養父市の農業を考え、移住者を受け入れるための支援はもちろん、特産品の開発にも取り組んでいます。また、養父市とも連携し、就農や移住の情報を発信。養父市の農業に興味を持っていただいた人に、よりリアルに養父市での暮らし方を伝える役割も担っています。

倶楽部の活動は、養父市の八鹿(ようか)地区で採れる在来種の青大豆をもとにつくった『八鹿浅黄(ようかあさぎ)みそ』の販路開拓、味噌製造工場での就労支援、移住者の空き家探しのサポートを兼ねた町案内など、多岐にわたります。型にはまった活動ではなく、移住の先輩たちに気軽に話を聞けるコミュニティでもあり、とてもアットホーム。他府県と養父市を結ぶ、良き相談相手のような存在が『田舎暮らし倶楽部』なのです。

代表理事を務める西垣憲志(にしがき けんし)さんは、養父市出身。「情報を提供するだけではなく、自分たちで動かなければ始まらないという気持ちで活動しています。移住者にとって仕事の確保は最も気になるところ。就農のサポートもしますし、儲かる農業をめざしています。誇りを持って、この地域に住み続けたいですね」と笑顔。

自分でつくり出す仕事をしたいと思い、兵庫県伊丹市出身の田村和樹(たむら かずき)さんは、小松菜や水菜、ズッキーニなどを生産。3人のお子さんを持つ5人家族のお父さんです。「待機児童問題もなく、子育てをしやすい地域だと思いますよ。地域のみなさんが子どもたちを見守ってくれている実感もあります」と、そばで3番目のお子さんを抱く奥さんにやさしい笑顔を向けます。養父市は0歳から中学生までの子どもの医療費は全額無料、入院養育が必要な赤ちゃんの医療費も全額無料、認定こども園・保育所の保育料は、小学6年生までの子どもがいる家庭を対象に、第2子は半額、第3子目以降は無料など、子育てに関する制度が充実しています。

約3年前に兵庫県明石市から移住した狭間健治(はざま けんじ)さんは「もともと飲食店に勤務していましたが、独立して仕事をしたいと思っていました。田舎暮らしに憧れもありましたし、有機農業の塾にも通い、少しずつ知識を付け、準備を進めました」と話す。そばには、ずっと支えてくれた奥様の姿が。
養父市の暮らし方に寄り添うだけではなく、養父の農業の魅力を発信する『田舎暮らし倶楽部』は移住者にとって頼もしい存在です。


さまざまなイベントで養父市での田舎暮らし、就農の魅力を伝える代表理事の西垣さん

国家戦略特区(農業特区)に指定。市を挙げて就農者を応援

養父市は2014年に国家戦略特区(農業特区)に指定を受けるなど、農業がしやすい環境を積極的に整えています。たとえば、農業の研修期間中は年間150万円・最長2年の資金の交付(年齢制限あり)、就農直後の所得確保のために年間150万円・最長5年の資金交付(年齢制限あり)など、国の新規就農支援事業に基づき、市を挙げて就農を応援しています。
高原が広がる養父市のおおや高原は標高約600m。こちらの約300棟の雨よけハウスで、ほうれん草、水菜、小松菜、空心菜などの葉ものの有機栽培に取り組んでいるのが、『おおや高原有機野菜部会』のみなさんです。生産者9戸で組織され、うち5戸は新規就農者です。


左から豊嶋さん、和田さん、丸山さん、金谷さん

「親の世代を引き継いで農業を始めました。有機栽培は簡単ではありませんが、安全な野菜をつくっている喜びややりがいはありますね」と話すのは、養父市で農業以外の仕事に従事していた経験を持つ和田拓己(わだ たくみ)さん。

近隣の市の出身で、大阪市や岡山市などでの営業職を経て、養父市を就農の地に選んだ豊嶋良和(とよしま よしかず)さんは「野菜が育っていく過程が楽しい。つくり出す仕事をしているのだなと思います。新しく農業を始めるにあたり、新規就農者の認定を得られたのも大きかったですね」と振り返ります。「就農を考えるときは、最初に相談する行政などの窓口が大事だと思います」と移住・就農を考えている人へアドバイス。

丸山寛(まるやま ひろし)さんは公務員からの転職・移住者。現在、農業の研修中です。「結婚を機に妻の出身地である養父市での就農を決めました。まだこれからというところですが、この地でがんばっていきたいですね」と、新しい人生のスタートを楽しんでいる様子。

金谷智之(かなたに ともゆき)さんは「農家を営んでいた父のあとを継ぎました。農業者に対する指導や相談対応を担ってくれる兵庫県但馬県民局の普及センターにもお世話になりました。それに、ここで栽培している野菜は、すべて国内で最大級の規模を持つ生活協同組合コープこうべに出荷しています。安定した環境で野菜を育てられるのも、私たち生産農家にとってはうれしいですし、安心して取り組めます」と話してくれました。

ほうれん草を収穫している和田さん。出荷先は国内最大級の生協。安定した環境のもとで就農をスタートできるのも魅力だ

経営の安定を図ることができ、農業初心者にもつくりやすい『轟大根』

高原の清涼な空気をたっぷり受けて育った大根。とてもジューシーで、きめが細かく柔らかいのが特徴です。

養父市をはじめ、但馬(たじま)地域を代表する野菜が『轟大根』です。夏の平均気温が平地より5〜6度低く、8月下旬でも日中の平均気温は27度、夜間は14度になり、昼夜の気温差が大きい、この地域で栽培されています。夏はさわやかな辛み、冬は旨味と甘みが増す『轟大根』の魅力を語っていただいたのが、『轟大根』の組合長・木戸孝太郎(きどこうたろう)さんです。

「この地域の土は赤土で、水はけもいい。野菜づくりに適している土地ですので、栽培しやすいですね。土地を購入してイチから…ではなく、畑も安く借りられます」。
大阪府出身の木戸さんが農業を志したのは、なんと中学生の頃だとか。高知県の大学に進学し、長い間の夢だった就農の道を真剣に考え始めたのは、大学卒業後、青年海外協力隊で訪れたアフリカでの経験でした。「アフリカでは病気で死んでいくのがそれほどめずらしくない。明日という日があたりまえに訪れないということを知り、後悔しない生き方をしたいと思うようになりました」。兵庫県の農薬メーカーへの就職を経て、就農へ。神戸で開催されたファーマーズフェアで、『轟大根』の話を聞き、養父市への移住を決意した木戸さん。当時は不安よりもワクワク感の方が勝っていたと言います。

マルチを張った畑で養父市の職員と談笑する木戸孝太郎さん。住宅の紹介など行政の支援もあり、初めて農業を生業にする人にもうれしい環境だ

「農業を始めるときは、生産物にはこだわりませんでした。『轟大根』は販売先が確保されているので、経営が安定すること、ハウスの設置が不要なので、初期費用がかからないことなど、農業初心者が取り組みやすい野菜です。もちろん、栽培に向けた技術指導もあります。これから、もっとこの大根の可能性を追求していきたいですね」。
木戸さんは畑が一望できる高台に案内してくれました。雄大な氷ノ山を背景に、丹念に耕された畑が広がっています。高原の風を全身で感じながら立つ木戸さんの表情は晴れやか。「会社員をしていた頃は出張が多かったのですが、今では朝・昼・晩と食事は家でとっています。食卓に父親がいるのは子どもたちにとってあたりまえになっているみたいですね」。木戸さんは、『轟大根』の栽培に取り組む決意とともに、穏やかであたたかい暮らしも、ここ養父市で手に入れたようです。

背景に写るのが氷ノ山。標高約800メートルの杉ケ沢(すぎがさわ)高原で『轟大根』は生まれる

今回の取材では、養父市の就農支援の取組みについてお話を伺いました。田舎暮らしでの新規就農には大きな不安が伴いますが、養父市では行政と『田舎暮らし倶楽部』からの手厚いサポートを受けることが出来るので安心です!
みなさんも、豊かな自然に囲まれ、生活環境に恵まれた養父市での新規就農を検討されてはいかがでしょうか。


養父市のホームページはこちら


やぶぐらし(U・Iターン総合サイト)はこちら

【お問合わせ】
養父市 産業環境部農林振興課
〒667-8651 兵庫県養父市八鹿町八鹿 1675
079-664-1451
開庁時間:午前8時30分から午後5時15分(土・日曜日、祝日、12月29日から1月3日までを除く)

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