鹿児島サンライズファーム、肉牛用センサー導入で効率化へ デザミス、NTTテクノクロスと連携

マイナビ農業TOP > 農業ニュース > 鹿児島サンライズファーム、肉牛用センサー導入で効率化へ デザミス、NTTテクノクロスと連携

農業ニュース

鹿児島サンライズファーム、肉牛用センサー導入で効率化へ デザミス、NTTテクノクロスと連携

鹿児島サンライズファーム、肉牛用センサー導入で効率化へ デザミス、NTTテクノクロスと連携
最終更新日:2019年06月13日

ダイエーグループの株式会社鹿児島サンライズファーム(鹿児島県鹿屋市)は、デザミス株式会社(東京都江東区)、NTTテクノクロス株式会社(東京都港区)と連携し、牛の行動モニタリングシステム「U-motion ®(ユーモーション)」の本格導入を6月より開始。作業の効率化をすることで、生産者減など畜産業界の課題解決を目指します。

牛の行動データを24時間連続で収集

「U-motion ®」を装着した「さつま姫牛」=鹿児島サンライズファーム

ダイエーグループの株式会社鹿児島サンライズファーム(鹿児島県鹿屋市、以下鹿児島SF)は、デザミス株式会社(東京都江東区)、NTTテクノクロス株式会社(東京都港区)と連携し、牛の行動モニタリングシステム「U-motion ®」の本格導入を6月より開始します。

畜産向けIoT事業などを行うデザミスが開発した「U-motion ®」は、専用の個体センサーを装着した牛の「採食」「飲水」「起立」「横臥」「動態」「反芻」などの行動データを24時間連続で収集。クラウド上に蓄積し、NTTテクノクロスと共同開発した独自のアルゴリズムで解析することで健康状態を判断できるサービスです。

ダイエーは、創業2年目の1959年に、当時ぜいたく品とされていた牛肉の販売を開始し、相場を下回る価格で消費者に提供。1970年には鹿児島SF(旧・株式会社ダイエーセントラル牧場)を設立して肉用牛の預託肥育を開始、1973年からは直営農場の運営を開始しました。現在、鹿児島SFでは約4千頭のダイエーオリジナル国産黒毛和牛「さつま姫牛」と約7千頭のブランド豚「さつま王豚」の肥育生産管理を営んでいます。

効率化で畜産業界の課題解決へ

鹿児島SFでは2017年10月から、直営農場「高牧フィードロット」で肥育する約400頭の牛すべてに「U-motion ®」を実験的に取り付け、事故や病気の未然防止や管理業務の効率化に活用。今回は「さつま姫牛」の品質向上と安定供給を目指し、「U-motion ®」を新たに約300頭に取り付け、2021年度中には全4千頭に取り付ける計画です。

3社は、「畜産生産者の減少に伴う子牛の価格高騰や、国際間の貿易政策による輸出環境の変化など、肉用牛を含めた国内農業全体を取り巻く環境が変化するなか、高品質な肉用牛を値ごろな価格で食卓に届けるため、今後も連携をしながら取り組んでいく」としています。

関連記事
NTTグループ、初の農業法人を設立 IoT活用で生産データ蓄積
NTTグループ、初の農業法人を設立 IoT活用で生産データ蓄積
NTT東日本は、NTTグループとして初の農業生産法人となる「株式会社NTTアグリテクノロジー(東京・新宿)」を、2019年7月に設立すると発表しました。生育データ蓄積のため、山梨県にIoTを活用した次世代施設園芸の自社圃場(ほじょう)を…
日本初のスマート農業専門誌が創刊 編集長に聞いた“スマート農業元年”に高まる期待
日本初のスマート農業専門誌が創刊 編集長に聞いた“スマート農業元年”に高まる期待
“スマート農業元年”とも言われる今年2月、日本初のスマート農業専門誌「スマート農業360(さんろくまる)」が産業開発機構株式会社から創刊されました。創刊号の特集は「空から支える次世代農業」。ドローンや衛星画像データの活用など…

シェアする

  • twitter
  • facebook
  • LINE

関連記事

タイアップ企画

カテゴリー一覧