国内工場は黒字化に成功。“高品質・低価格”の安定供給を可能とする植物工場とは

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国内工場は黒字化に成功。“高品質・低価格”の安定供給を可能とする植物工場とは

国内工場は黒字化に成功。“高品質・低価格”の安定供給を可能とする植物工場とは
最終更新日:2019年06月27日

野菜の生産における「安全性」「安定供給」「高品質」といった課題をクリアできるソリューションとして注目されている「完全人工光型植物工場」。コンビニエンスストアや飲食チェーンなどからの業務向け野菜需要が増加している状況のなか、これまで農業とは無関係だった企業の新規事業としても完全人工光型植物工場への関心が高まっています。今回は、もっとも先進的な人工光型植物工場『Vege-Factory(ベジファクトリー)』を展開する大気社の今泉 義光氏、吉田 和弘氏にお話しを伺いました。

現代農業の抱える課題を解決する「完全人工光型植物工場」の特長とは

株式会社大気社

みずみずしい結球レタスの栽培も可能。環境設定次第で多種多様な作物にも対応できます

就労人口の高齢化や異常気象の増加など、日本の農業が抱える課題は多岐にわたります。大気汚染などの環境問題も深刻化してきており、「食の安全性」や「安定した供給」を実現するのは容易なことではありません。そして、こうした課題を解決するためのソリューションとして注目されているのが「植物工場」です。植物工場は太陽光(併用)型と完全人工光型の2つの種類があり、日本のみならず世界の農業で導入が進んでいます。完全人工光型に関しては、日本の持つ技術が世界をリードしているのが現状ですが、アメリカのシリコンバレーでも本格的な研究開発が始まっており、半導体などの先進技術と同様、これからの展開が大いに期待されている分野と言えます。

こうした状況のなか、完全人工光型・水耕栽培植物工場「ベジファクトリー」をグローバル市場に向けて展開しているのが大気社です。空調設備や塗装システムで世界的に有名な同社は、これまで培ってきた空調技術や海外拠点ネットワークを生かし、植物工場ビジネスに進出。これまでの植物工場では実現できなかった結球レタスの栽培に成功するなど、既に大きな成果を上げています。

株式会社大気社

株式会社大気社 新産業統括部 新産業営業部 営業課 担当部長 今泉 義光氏

「ベジファクトリーは、我々が持つ空調技術を応用した高効率LED照明システムを採用した完全人工光型の植物工場です。極めて高い光環境での栽培を可能としており、日本の農業が抱える数多くの課題を解決できるソリューションとなっています」

大気社 新産業統括部 の今泉 義光氏は、ベジファクトリーの特長をこう語ります。完全人工光型植物工場には、完全無農薬で栽培し、異物混入のリスクも最小化できる「安全性」や、天候や災害、季節の変化などの左右されない計画的な生産が行える「安定供給」。更に、露地野菜に比べ生菌数が圧倒的に少なく、劣化が少ない(日持ちする)野菜が作れる「高品質」、連作障害が起こらないため「連続収穫が可能」といった数多くのメリットがあります。

ベジファクトリーでは、空調技術を応用した高度な環境制御を実現することで、前述した結球レタスなど他社のシステムでは不可能な品種の栽培を可能にしただけでなく、工場内のエリア全体の環境を均一化することで品質や重量の“ムラ”を大幅に軽減。質・量ともに安定した生産を実現しています。

株式会社大気社

高効率LED照明システムと高度な環境制御技術により、野菜の大型化も実現。

こうした完全人工光型植物工場の特性は、近年拡大している業務用分野の市場でも注目を集めています。コンビニエンスストアやチェーン系カフェなどでは、サンドウィッチやサラダに使う野菜の安定供給を必要としています。データセンターの技術を応用した空調システムなど、シビアな制御が求められる設備を手がけてきた大気社の技術が惜しみなく投入されたベジファクトリーならば、こうした業務用野菜のニーズにも対応できると今泉氏。実際、ベジファクトリーは従来からの農業生産者ではなく、別業種の企業の新規事業として採用されるケースが多く、業務用分野への供給がメインになっていると話します。

業務用のニーズにも対応できる低単価で、高品質な野菜を安定供給

企業が新事業の展開を検討する際に、大気社のベジファクトリーが注目される理由のひとつとして「トータルソリューション」があります。農業のノウハウを持たない企業では、植物工場を建てるだけでは効率的な運用は望めません。大気社では、ベジファクトリーの運用ノウハウを持つパートナー企業と連携し、ハードウェア・ソフトウェア面はもちろん、企画立案から栽培指導・事業運営指導までをトータルで支援しています。

「単に工場を建設するのではなく、提案書の作成から工場を建てる候補地の選出、各種申請資料、建設申請手続きなどを行っています。更に生産した野菜の販売先の確保や量産支援、長期メンテナンスにも対応するなど、新規事業を展開する上での課題すべてをサポートします」(今泉氏)

最大12段の多段栽培に対応し、露地栽培と比べ狭いスペースで多くの収穫量が見込めるベジファクトリーは、業務用野菜の市場が求めている「高品質・低価格」にも対応できます。

株式会社大気社

ベジファクトリーでは、高照度照明システムで発生した熱を大気社の空調技術で調整し、栽培に適した温度を保つことが可能です

単位面積あたりの収穫重量が従来の1.5倍となり、生産コストは大幅にダウン。高効率LED照明システムと高度な環境制御技術により、野菜の大型化も実現し、栄養価の高い“おいしい”野菜を安定して供給することができます。もちろん、レタスだけでなくセロリ、チンゲンサイ、パクチーなど多種多様な野菜を栽培可能。対応可能な品種はこれからも増やしていく予定と今泉氏は今後の展望を語ります。

株式会社大気社

国内工場はすべて黒字化に、海外拠点も設置しグローバルに事業を展開

2019年6月現在、ベジファクトリーは国内に5つの量産工場が完成しており、すべての工場で黒字化に成功しています。「栽培」「収穫」「包装」「出荷」までを一貫した運用が可能で、生産工程の大幅な効率化を実現。前述したコンビニエンスストアなどをはじめ、高級ホテルや豪華客船、航空会社などの業務向けに野菜を供給していると言います。無農薬栽培で虫の混入も防いでいるため、洗浄工程から検品工程までを簡素化でき、生産コストの削減にも対応。工程の簡素化は人員の削減にもつながり、少ない人数で効率的に業務を進められます。

また、ベジファクトリーの工場では同じ環境で栽培が行えるため、すべての工場で同じ品質の野菜が栽培できると今泉氏。工場のトラブルや急な増産依頼といった緊急時には別の工場から野菜を調達するなど、工場間の連携も行われていると語ります。

既に空調設備などの事業で海外拠点ネットワークを構築している大気社では、海外市場も視野に入れています。現在はタイ・バンコク近郊に建築したショールーム(小規模植物工場)を拠点として、東南アジアへの展開を進めており、ベトナム・ホーチミンにも大型量産工場を建築。高品質な日本ブランドの商品として好評を博していると言います。今後も積極的にグローバルでの事業展開を行う予定と今泉氏は力を込めます。

業務用野菜市場の成長といった要因もあり、完全人工光型植物工場のニーズは今後も高まっていることが予想されています。そのなかでも、他の工場にはない特長を持つベジファクトリーへの期待は大きく、東京・板橋区に設立された実証開発センターには、国内・海外の企業関係者が頻繁に訪れていると言います。

株式会社大気社

小規模ながらベジファクトリーの生産工程がすべて確認できる板橋区の実証センター

「レタス市場だけに絞ってみても、国内の全レタス出荷量のなかで人工光型レタスが占める割合は1%もありません。業務向けニーズの増加などで今後の工場野菜市場は急速に成長していくと考えられており、参入を検討する企業も増えてきています」(今泉氏)

株式会社大気社

株式会社大気社 新産業統括部 新産業技術部の吉田 和弘氏が詳細を解説してくれました

現在運用している植物工場に課題を抱えている企業はもちろん、新規事業でビジネスの拡大を図りたい企業にとっても、ベジファクトリーは魅力的な選択肢と言えます。日本農業の課題解決を実現し、世界をリードする農業ソリューションとして期待される完全人工光型植物工場市場、その最先端を行くベジファクトリーには、他業種の企業も含めて今後も注視していく必要があるでしょう。

大気社は2019年10月9日(水)~11日(金)、幕張メッセで開催される農業Weekに出展予定です。ぜひご来場の際は展示ブースにお立ち寄りください。

【お問い合わせ先】
株式会社大気社
〒160-6129
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
TEL:03-3365-5320
FAX:03-5338-5195

【ベジファクトリー特設サイトはこちら】

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