疫病のリスクから北海道のばれいしょを守る新アイテムが登場

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疫病のリスクから北海道のばれいしょを守る新アイテムが登場

疫病のリスクから北海道のばれいしょを守る新アイテムが登場
最終更新日:2019年11月19日

北海道のほぼ中央に位置する美瑛町産のばれいしょ(ジャガイモ)は、ホクホクとしてとても甘いと評判です。ここで獲れたばれいしょは生食用だけでなく、ポテトチップスなどの加工用としても出荷されており、全国の消費を支えています。この美瑛町で、ばれいしょ栽培を営む農事組合法人・平和生産組合の酒本さんには、かつて疫病の発生によって収穫がほとんどゼロになるという苦い経験が。ばれいしょ農家を悩ませる課題と、それを救ったある製品についてお話を伺いました。

日本有数のばれいしょ産地、美瑛町

美瑛町

パッチワークのように圃場が配置された田園風景が美しい町

なだらかな丘陵が続く美瑛町は、夏は比較的温暖、冬は寒い内陸性の気候です。北海道のほぼ中央で旭川市に隣接し、著名な観光地の一つでもあります。

この美瑛町に位置する農事組合法人・平和生産組合は、3戸の農家による共同作業の実績を基礎に、2006年(平成18年)に法人化されました。

同組合の作付面積は約100町歩(100ha弱)で、美瑛町の一戸当たり平均耕地面積(約30ha)を大きく上回る規模です。「法人としてはまだ小さい方なので、農業をやめた人から土地を購入するなどして管理面積を増やしているところです」と、代表理事の酒本和明(さけもと・かずあき)さんは規模拡大に意欲を見せます。

酒本和明さん

酒本和明さん

同組合では、農地の約半分で小麦、残り半分でビート(テンサイ)、ばれいしょ、大豆などを生産しています。ばれいしょは生食用芋と加工用芋の両方を生産しています。加工用芋は主にポテトチップス向けで、生食用芋はJA,仲介・卸売りを通して、スーパーなどで販売されています。最近では、需要が多い加工用芋の栽培を増やしているそうです。

機械で収穫した後、人の手によって石や木片などの異物を取り除きます

機械で収穫した後、人の手によって石や木片などの異物を取り除きます

じゃがいも

   

「生食用として『キタアカリ』『男爵いも』『レッドムーン』、加工用としては『トヨシロ』『アンドーバー』を作っています。加工用芋はポテトチップスにしたときに色が良かったり、貯蔵に適していたりします。美瑛産のばれいしょは、火山灰と粘土が混じり合った土質と寒暖差がある気候によって、デンプン価が高く、ホクホクとして甘いと評価されていますね」と、酒本さんが教えてくれました。

ばれいしょは防除なしでは生産できない

『ゾーベック™ エンカンティア™』の使用方法

『ゾーベック™ エンカンティア™』の使用方法

栽培の過程でいちばん苦労するのは、病気を防ぐことです。酒本さんは「ばれいしょは、防除なしでは生産できない作物です」と言います。ばれいしょがかかりやすいのは疫病と軟腐病で、これにかかると「収穫ゼロ」ということもあるとか。そのため、防除は欠かせないのだそうです。

「何年か前、疫病の発生によって収穫がほとんどゼロになった時がありました。圃場全体を見渡しても緑色の葉っぱが見当たらず、『今年の収穫はだめだな』とがっくりしたものです。それ以来疫病に対してより気を遣うようになりました」。そんなある日、地域の農家の勉強会に参加した際に勧められたのが『ゾーベック™ エニケード™』だったそうです。

「疫病は初発が6月頃なので、その前に、疫病対策のために使用します。疫病はあっという間に広がるために、早め早めに使うことが重要になります。『ゾーベック™ エニケード™』を導入してからは疫病が発生していないので、効果は十分で、良かったと思いますね」

同組合では2019年から、『ゾーベック™ エンカンティア™』を使用しています。『ゾーベック™ エニケード™』と同様に初期の段階で散布します。現在も疫病の被害はほぼ無く、収穫も順調だそうです。

取材当日はちょうど収穫作業中。酒本さんが所属するJAびえいでは、日本で2台しかない大型収穫機『バリトロン』を最近導入しました

取材当日はちょうど収穫作業中。酒本さんが所属するJAびえいでは、日本で2台しかない大型収穫機『バリトロン』を最近導入しました

「水に溶けやすくなり使いやすくなったのと、希釈倍率が5000倍から2000倍に変わったので、計量もしやすく少量で済んで楽なのも良いですね。 『ゾーベック™ エンカンティア™』は混合剤ですので、従来剤に比べ、より耐性菌が付きにくくなると思います」と、酒本さんは期待を寄せます。

より多くの人と農業をやっていきたい

全国の約4分の3を占める北海道のばれいしょ生産高ですが、西日本では春と秋の年2回収穫できるのに対し、北海道は1回だけです。

「年1回の収穫なので、手塩にかけた農作物が無事に収穫できて、それを消費者の皆さんにお届けできること。そしておいしいと言っていただけること。それが一番うれしさを実感できる瞬間です」と酒本さんは笑顔を見せます。

酒本さん収穫中

   

同組合では、法人化によって作業に余裕が出た分、栽培管理を強化することで高い単収を上げることに成功しており、これからさらなる規模拡大を進めるために、人材の採用に力を入れているそうです。

「農業経験はないけれど、やってみたいと思ってくれる方をどんどん迎え入れたいです。うれしいことに、年に何人かは未経験だけどチャレンジしたいという方からご連絡をいただきます。北海道の大自然で培ったたくさんの知恵と経験を伝え、作る喜びを共に分かち合いたいです」と酒本さんは言います。『ゾーベック™ エンカンティア™』の確かな効果は、同組合の挑戦をこれからも支えていくことでしょう。

平和生産組合の皆さん

平和生産組合の皆さん

★インタビュー動画と詳しい使用事例紹介はこちらから★

【取材協力】
農事組合法人・平和生産組合
〒071-0241 北海道上川郡美瑛町水上

【お問い合わせ】
ダウ・アグロサイエンス日本株式会社
〒100-6110 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー

『ゾーベック™ エンカンティア™』の商品詳細はこちら

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