ラジコン草刈機で、農業・林業の除草がもっと楽に! 安全性と作業効率を両立させる2機種をご紹介

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ラジコン草刈機で、農業・林業の除草がもっと楽に! 安全性と作業効率を両立させる2機種をご紹介

ラジコン草刈機で、農業・林業の除草がもっと楽に! 安全性と作業効率を両立させる2機種をご紹介
最終更新日:2020年06月29日

農業従事者の高齢化や担い手不足などを背景に、中山間地をはじめ日本各地で大きな課題となっている草刈り。農家にとって草刈りにかける時間と労力は、毎年頭を悩ませる問題ではないでしょうか。傾斜地での作業は、転倒や転落事故の危険が伴い、刈払機を使った作業は常に怪我のリスクと隣り合わせです。このような現状に一石を投じるべく、デンマークのTIMAN(ティーマン)社製の草刈機の輸入販売と、自社製品の開発に挑むグリーンラブ テクノロジー(富山市)の代表、長岡功(ながおか いさお)さんにお話を伺いました。

デンマークの小さな会社の草刈機が、日本の農家を救う

長岡さんが地元富山に戻り、実家の米作りを引き継いだのは15年前のこと。有機農業の先駆者としてこだわりのある米作りを行っていた父親の跡を継ぎ、現在はおよそ10haの田んぼを一人で管理し、有機循環型農業を行っています。しかし、所有する田んぼの約半分は中山間地にあり、急斜面の草刈りを一人で行うことは困難でした。

「この辺りは棚田だから維持管理が大変で、耕作放棄されやすい土地。でも、きちんと草を刈って管理していなければ、病害虫の心配だけでなくクマやイノシシなどの野生動物が人里に下りてくる原因まで作ってしまいます。農業に草刈りは付き物ですが、もっと安全かつ効率の良い方法で、時間も労力も大幅に軽減したいと思いました」

若い頃からアメリカでの生活が長かった長岡さんは、徹底した合理主義。「これからの農業は、 “脳業” でなければ先が見えない。最新の技術を駆使して作業効率の良い方法へと転換していく必要がある」と強調します。

長岡功(ながおか いさお)さん

長岡さんは、自身が直面した草刈りの苦労をきっかけに、世界中のラジコン草刈機のメーカーを調査。その結果、日本の農地でも使いやすいと判断したのがデンマークのTIMAN社の製品でした。

傾斜した田んぼの法面でもパワフルに走行するラジコン式小型ハンマーモア『TIMAN RC-751』

『RC-751』。全長約188cm 全幅約87cm 重量約345kgとコンパクト

TIMAN社は、ラジコン式ハンマーモアを製造するデンマークのメーカー。世界的な販売を始めて10年以上経ち、長岡さんが代表を務めるグリーンラブ テクノロジーはアジア圏の輸入総代理店として、これまで30台以上のラジコン草刈機を販売してきました。

『TIMAN RC-751(以下RC-751)』は、一人でも簡単に軽トラックの荷台に載せて作業地まで運搬できるコンパクトな機種。裁断性の高いハンマーフレイルモアを搭載し、クローラーは足元の滑りが少なく、急斜面でも難なく作業できます。

軽トラックへの乗せ降ろしも、ラジコン操作で簡単に

実際に長岡さんが所有する棚田の約50度の斜面で走行させると、まったく横滑りすることなく安定した動きでパワフルに斜面の草を刈っていきました。作業斜面の角度は最大50度、登坂角度は最大55度をクリアし、人が歩くことさえ難しい急斜面でも『RC-751』にかかればあっという間に作業が済んでしまうのです。

「現在、国内で製造されているロータリーモアは、草が寝ている状態では刈れないのが難点。ツタや丈のある草がロータリーに絡むと駆動ベルトが傷み、エンジンがストップすることも珍しくない。刈刃に石がぶつかれば、刃は欠けてボロボロになってしまいます」

一般的に、ロータリーモアは飛び石を防ぐために刈高が高く設計されていますが、クローラー式の『RC-751』は、高さを任意に変更することができ、刈高わずか2cmの設定も可能。刃に石がぶつかっても刃は自由に回っているため、ベルトやエンジンへの負担はないと言います。クローラーにはオプションのスパイクを装着でき、急斜面での作業でも横滑りすることなく高いパフォーマンス性を発揮してくれます。

急斜面も横滑りなく刈り進める。60度以上の傾斜では傾きセンサーが作動して本体が停止し、転倒を防ぐ

「草の状態にもよりますが、『RC-751』は最高時速6kmで刈ることができるので、人が歩くより速い。一般的に最高時速が遅いロータリーモアと比べても、これは単純計算で作業効率が2倍。しかもロータリーモアは、刈り続けると内部に草が残って絡みやすくなるので、実際には2倍以上の効率かもしれません」と長岡さん。草を細かく粉砕しながら刈るので、刈り草を集める必要もなく、より作業が楽になります。

『RC-751』の稼働中の様子

これまでの草刈機の常識を覆すハイスペックな性能から、徐々にその名が知られつつある『RC-751』。その活用先は、農地だけではありません。

「少し前にグアムのソーラー発電の企業が購入してくれたのですが、それは『RC-751』の全高が低いことが魅力だったようです。雪が降らないグアムでは、ソーラーパネルは地面から低い場所に設置されています。そんなところでも『RC-751』であれば問題なくソーラーパネルの下をくぐり、敷地内を刈り進んでいくと好評でした。国内でも、木の周囲をギリギリまで刈れるという理由で栗農家さんにも使っていただいていますので、ハウス内や果樹園の下草刈りでも活躍すると思います」

『RC-751』は、中山間地、平地を問わずパワフルに活躍してくれる草刈りの救世主。これからますます高齢化と人口減少が進むことを考えると、農事組合や自治体で所有し、みんなでシェアして利用するシステムも良いかもしれません。

林業には木の根の処理から運搬までマルチに使える『TIMAN RC-1000』がおすすめ

長岡さんが厳選したもう一つの機種が『TIMAN RC-1000(以下RC-1000)』。油圧作動で汎用性を高めて草を刈る以外にも、さまざまなアタッチメントを装着してマルチに使えることが特徴です。

バケット装着中の『RC-1000』。裁断した木の枝などを運搬できる

ストンプグラインダーを装着した『RC-1000』。切り株を削り取る

「アタッチメントには、木の切り株を削るストンプグラインダー、除雪や清掃に使用するスイーパー、排土板、除雪ラッセル、バケット、集草用タイン、ロータリーカッター、バリカン型カッターなどがあり、本体に付け替えすることでさまざまな用途が広がります」

エンジンは、高品質の小型エンジンの製造で世界的に支持を得るブリックス&ストラットン社製のガソリンエンジンを搭載。本体のサイズは、全長131cm、全幅112.2cm、全高68.5cmで、軽トラックに載せることも可能な大きさです。

「『RC-1000』は、軽トラックがギリギリ入るような狭い林道にも荷台に載せて運ぶことができ、アタッチメントを装着すれば木の根っこの処理、裁断した木の運搬、ウインチで木の枝を引っ張ることもできるので、林業の方にぜひ試していただきたい機種ですね」

『RC-1000』が斜面に生えた小木を刈り取っていく様子

『RC-751』、『RC-1000』ともに、構造はいたってシンプル。長岡さんは「複雑な構造ではないので、販売を始めて以来これまでほとんど故障はありませんが」と前置きしたうえで、「万が一不具合が発生した場合は、最寄りの販売代理店を通していつでもメンテナンスが可能。サービス体制は万全です」と力を込めます。また、操作や整備に関して解説動画を順次公開しているので、自分で確認しながら作業することもできます。

人と環境に優しい健康的な農業を目指して

長岡さんは、TIMAN社製品の輸入販売のほか、自社製品の開発で特許申請をするほど農機具に詳しいエンジニア。ユーザーのさまざまな要望を取り入れ、70度以上の急斜面の草刈りをも可能とする多目的用途の小型クローラーやラジコンスプレーヤーを自社開発し、近々発売する予定です。「目の前の課題を解決する理想的な機械を提案し、農業に関わる人の環境をもっと効率良く、楽しくして、作る人も食べる人も健康的な農業を目指していきたい」。そう語る長岡さんの挑戦はこれからも続きます。

【お問い合わせ】
グリーンラブ テクノロジー
〒939-8045 富山市八尾町舘本郷1324

TEL:090-4323-3024(受付時間9:00-18:00/土・日・祝日除く)
FAX:0764-54-2751
MAIL:green007@cty8.com
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