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遮熱資材の『明涼』は、高温対策と光合成を両立。夏場に冬物野菜のホウレンソウが元気に育つ!

遮熱資材の『明涼』は、高温対策と光合成を両立。夏場に冬物野菜のホウレンソウが元気に育つ!

日新商事株式会社が販売する農業用被覆資材の『明涼』は、ハウスに被せる白いシートで、光合成に必要な可視光線は通しつつ、熱源となる赤外線は反射する高性能な遮熱資材です。夏場のホウレンソウ栽培にとって、異常気象による近年の猛暑は深刻な問題となっています。その解決策として、2019年から『明涼』を使い始めたという群馬県太田市のホウレンソウ農家・久保田泰成さんを訪ね、お話を伺いました。

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可視光線を通す遮熱資材で、ハウス栽培の高温対策が変わる

群馬県東部の太田市は、利根川の豊かな水や長い日照時間、水はけのよい土壌などに恵まれ、野菜の栽培が盛んです。なかでも、藪塚地区は県内屈指のホウレンソウの産地で、ほぼ1年を通して生産され、首都圏に出荷されています。

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「この地域は昼夜の寒暖差があり、年間の日照時間も長いので、野菜の栽培に最適なのですが、近年は夏の暑さが異常です。気温が30℃を超えるとホウレンソウの栽培は難しいと言われています」と話すのは、同地で代々農業を営む久保田さん。2haの圃場に連なる90棟の雨よけハウスで、藪塚特産のホウレンソウ栽培に取り組んでいます。

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冷涼な気候を好むホウレンソウを酷暑から守るためには、ハウスの高温対策が重要です。

「繊細なホウレンソウは熱ストレスを受けやすいので、適切な対策をとらないと芽を出さなかったり、生長が止まってしまうこともあります。通常、夏場は種を播いてから30日ほどで収穫できますが、熱ストレスで冬場と同じ90日もかかる場合があるんです」と久保田さん。

就農30年のベテラン農家の久保田さんが、ハウスの高温対策としてJA太田市(太田市農業協同組合)と相談して導入したのが可視光線透過型高温対策シートの『明涼』です。

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無被覆時(2019/5/30撮影)

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明涼40%使用時(2019/5/30撮影)

ポリエチレンに特殊な添加剤を含有させた『明涼』は、白いシートの遮熱資材。熱源となる赤外線を効率よくカットし、作物の光合成に必要な可視光線は透過させるので、ハウス内を明るく保ちながら温度の上昇を抑制することができます。また、『明涼』はとても軽いので少人数でも簡単に展張が可能なのも特徴です。

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難しい夏場の栽培が簡単に! 最適な遮光率を選べば、シートの上げ下げも不要。

これまで黒い遮光シートを使用していた久保田さんは、『明涼』を2019年から全体の1/3にあたる30棟のハウスで導入。

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「ホウレンソウは土が完全に乾いてから水をやらないと根腐れしやすく、根元が黒くなってしまっては出荷ができなくなってしまいます。黒い遮光シートでは、土が乾きにくいので、水やりのタイミングの見極めに神経を使います。『明涼』を張ったハウスでは、可視光線で土がサーッと乾くので、深く考えずに水やりをすることができました」と、笑顔を見せる久保田さん。

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もう一つ、『明涼』に変えたことで作物への効果がありました。それは、ホウレンソウの栄養です。

「ホウレンソウは、ビタミンとミネラルが豊富な“野菜の王様”ですから、栄養価が低かったらダメなんですよ。触ってみれば分かるけど、栄養価の低いホウレンソウは葉肉が薄いんです。可視光線を通す『明涼』では、作物がしっかりと光合成することができるので、夏場でも葉肉の状態が良かったですね」と、夏場を振り返る久保田さん。

黒い遮光シートなどでは、光合成を促すために収穫前の数日間はシートを巻き上げて光に当てる必要があるのですが、『明涼』の場合は、その作業が必要ありません。上げ下げの作業が不要で、掛けたままにできる『明涼』は、ハウスの棟数が多ければ多いほど楽だといいます。

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「難しい夏場の栽培が簡単で楽になるね。『明涼』を掛けておくだけで、ハウス内をいい状態に保てます。光と水にムラがあるとホウレンソウの生育にバラツキが出てきます。『明涼』を導入したハウスでは、生育が揃うので収穫の作業性もアップしました」と納得した様子の久保田さん。今後も『明涼』を使うと決めています。

ホウレンソウ以外でも、高温対策や日焼け対策に

JA太田市ではホウレンソウの周年出荷を目指し、高温に強いホウレンソウの品種を導入したり、ハウスの高温対策についても検討を重ねてきたといいます。

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「夏場は収穫まで持っていくことが大事なんです。近年は最高気温が40℃に達することもあり、ベテラン農家でも灌水の加減が難しいのがホウレンソウ栽培です。夏場のホウレンソウは、一回生長が止まるとダメで、収穫までに40日以上かかると黄変しやすくなります。『明涼』を導入した久保田さんの出荷量がアップし、良い結果を出すことができました」と話すのは、JA太田市・営農指導課の石川さん。

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『明涼』は遮光率によって[20%・30%・40%・50%]と4つのグレードがあり、久保田さんのホウレンソウ栽培では40%のものを使用。

「熱を遮りながら、可視光線を通すことがポイントです。ホウレンソウ以外の農家の間でも口コミで広がっていて『明涼』を導入したいという問い合わせが増えています」と教えてくれたのは、JA太田市・生産資材課の後関さん。

藪塚地区ではホウレンソウと並ぶ特産品である小玉スイカのハウス栽培で、遮光率30%の『明涼』を導入した農家もあり、『明涼』は直射日光をしっかりと防ぐので、裂果によるロスや日焼けによる色ムラを防ぐ効果が出ているといいます。

異常気象が常態化する今、夏場の安定生産や働く環境の改善に可視光線透過型高温対策シートの『明涼』を検討してはいかがでしょうか。

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農業用被覆材 手動開閉式内張カーテン設備 『Light Shade(ライトシェード)』

『明涼』を使用した製品には、パイプハウス用の手動開閉式内張りカーテンの『Light Shade(ライトシェード)』もライナップしています。シンプルな構造で低価格を実現。既存のパイプハウスへ手軽に導入していただけます。

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取材協力
JA太田市(太田市農業協同組合)
〒373-0032
群馬県太田市新野町320番1
TEL:0276-32-8211
ホームページはこちら
 

販売元/お問い合わせ先
日新商事株式会社
〒105-0023
東京都港区芝浦1-12-3 Daiwa芝浦ビル4F
TEL:03-3457-6259 担当/大谷
Mail:agriculture@nissin-shoji.co.jp

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